オオウナギ 1975年 山口県 雨乞いをすると大うなぎが出てきて、雨が降る。
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オオガミノヤマノカミ 1964年 群馬県 山の神は1月24日、区長が天狗様、お稲荷様とともに御幣をきって祀る。山の神は男の神様で、山仕事の神。
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ワミブチ 1989年 長野県 和見淵のお堂の神様に雨乞いをすると、雨が降った。
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アメ 1946年 香川県 産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
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オカンガイケ 1987年 長野県 雨乞いの聖地。この池の水をかえると雨が降るとされる。
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(コクソンノカミノタタリ) 1991年 高知県 黒尊神社は霊験あらたかで、雨乞いに行った人の隣の家の人がその御利益のことを聞いてけなすと、雨乞いをした人の田にだけ雨が降って、けなした人の田には1滴も降らなかったという。今ではもう黒尊の人々はやらなくなった。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 雨乞いのために、部落の若者が峯岳に登って「雨よ降れ降れ三日さんよ、云々」と歌いながら、部落中を踊って廻るという。踊り終えて帰ってくる頃には、もう雨が降っているという。
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キツネ 1986年 神奈川県 「狐おどり」と言って、1人が御幣を持ち狐を呼ぶ。皆で唄を歌ったりすると、御幣を持った1人が踊ったり障子の桟を上がったりする。唱え言をして背中を3つ叩くと狐が帰り、正気に戻る。明治以降禁止されたが、竹やぶなどでこっそりやっていたという。
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アマゴイ 1929年 岩手県 二戸郡浄法寺では、雨が降らない時に、川で多くの人が騒ぐとさらに雨が降ると信じられている。そのことから、夜になると百四五十名を川に入れて、大騒ぎして、雨乞いをすると言う。
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ダイジャノウロコ 1970年 三重県 雨乞いにその鱗を出すと、それだけで雨が降るという大蛇の鱗がある。
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ツキモノ,キツネ,ヘビ,シロキツネ 1986年 長野県 きつねと蛇が人に憑くことがあるという。蔵に白きつねがきてお金を貯めるとか、きつねの真似をすることがあった。離す場合は、御嶽行者の着物を着て御幣を持った祈祷師に頼んだ。祈祷師は、呪文を唱え神懸かりになったとき、御幣で依頼者の頭をなで、ヤッと声をかけて背中を叩くとつきものは離れたという。
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キツネ 1970年 岡山県 寄妙院では「幣づけ」という祈祷を行っていた。これは重病人が出た時などに行われ、御幣を持った山伏が神懸り状態になり、先祖の言葉を伝えたり、いろいろな予言をした。これは狐が御幣に憑いていろいろな事を喋るのだと考えられた。
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アミダサマ 1971年 長野県 日照りが続いたので、竹に麦わらをつけて日をつけて川に流し、雨乞いをした。それでもだめなときには、神社の阿弥陀様を男たちが裸で川で洗うと雨が降るという。
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リュウジン 1970年 島根県 医光寺の雨乞いでは住職が竜神迎えということをして雨を祈る。それでも雨が降らないとき、妙義寺の和尚が緋の衣を着て、竜が棲むといわれている池に血脈を投じる。
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キツネ 1959年 鳥取県 狐が憑くと岡山の梶波様を迎えに行く。御幣を借り受けてくるのである。梶波様は狼と言われ、不浄を嫌い、道中下には置かず屋内にも入れない。迎えてくると屋外に小祠を設け生き魚を水に泳がせて供える。狐が落ちると再度御幣を梶波様に送り届ける。
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リュウジン 1937年 京都府 龍神ヶ淵の龍神に雨乞いをすると必ずたちどころに雨が降る。
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アマゴイノメン 1984年 新潟県 牛尾神社に伝えられている「雨乞いの面」をつけて舞ったり、祈禱したりすると雨が降るといわれている。
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リュウノヒモノ,リュウ 1983年 岡山県 どうしても降らないときには、出雲からもらってきた竜の干物を使って雨乞いをする。新しいたらいに神社の井戸の水を汲んで竜の干物を入れると、それはどんどん大きくなってたらいの中を回り始める。そうして、雨が降ったら、お祭をしてその竜を水からあげ、しまっておくのだ。これによって雨が降らなかったことはないという。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 雨乞いを水乞いともいう。郷中で、大蛇を藁で作って川に流す。お題目を全員で唱える。これをすると、2・3日のうちに雨が降るという。
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(ゾクシン) 1975年 愛媛県 東の空に対し、西の空が曇ると風になるという。秋の曇った日にきじが鳴くと、夕方に必ず雨が降るという。西の風が吹くと、風になるという。蛙が鳴くと、雨が降るという。海岸の山に雲がかかると雨が降るという。池や川から虹が立つと、雨が降るという。フクロウがフルツククウと鳴くと、雨が降るという。山から虹が立つと晴れるという、など。天候に関する俗信。
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モリサマ 1957年 山口県 平蕨の垣村家では松の木にモリ様を祀り、地主とも霊神とも称えていた。3年に1度、太夫様に御幣を切ってもらう。
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