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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(シノヨチョウ)
1935年 大阪府
話者の勤めている羽衣小学校が大暴風で被害を受けた。暴風の前日の夜の事、ある子どもが親の枕元に度々やってくる。一晩で17回も来た。その子は暴風の日、学校の下敷きになって死んだ。両親が話者に話した。

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シノシラセ
1946年
ある日、勤め先からの帰り道で出会った人が隣の子供が死んだことを教えてくれた気がした。しかし、路上には誰も居なかった。帰ると、病気だった隣の子供が死んでいた。
類似事例

イタコ,(リンシタイケン)
1997年 青森県
イタコの話者(1929年生)は17歳の時、一度倒れて死にかけた。花の咲いている所を通って、浜辺に学校のような大きな船があったが、乗ろうと思って近づくと船が遠ざかる。3回くり返して、怒って帰った。気がつくと仏壇の前に運ばれていて、周りでみんなが死んだと思って泣いていたところだった。
類似事例

キバノカミサマ
1939年 岩手県
地蔵の前で寝ていると、騎馬の神様がやってきて子供の死を「水で死ぬ」と予言した。それを聞いた家の者は手を尽くすが、結局は水という字が染め抜かれた暖簾で首をつって死んでしまい、予言のとおりになった。
類似事例

イヌガミ
1998年 徳島県
2番目の息子が、中学2年の2学期から犬神に憑かれて学校に行かなくなった。気が狂ったように叫んだりするのだが、医学的にはどこも悪くなかった。8年以上経って、祈祷師の力を借り、息子の同級生の母親が自分の子供が勉強のできが悪いため、頭のよい息子を妬んで憑いたとわかった。結局憑きを落とすことはできず、息子は若死にした。
類似事例

ジゴク,タテヤマ
1935年 富山県
子どもを失った親が、立山を訪れて、その子の口から恐ろしい因縁を聞かされた。
類似事例

アシオト
1966年 東京都
学校の寮で、寮生が事故で亡くなった。他の生徒がいなかったので、1人でお通夜をしていると、足音が聞こえたが、部屋の前で止まり、誰も入ってこない。戸を開けてみたが、誰もいなかった。その晩は2,3度足音が聞こえた。
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アブ,ウマデヤッテキタモノ
1939年 岩手県
男が地蔵の前で寝ていると、馬でやって来た者が地蔵に予言のような話をしているのが聞こえた。その後、その話のとおり、虻が口から入って子供の命を奪った。
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チイサナオンナノコ
1984年 秋田県
夜なべをしていたら家の太い柱から小さな女の子が出てきて、2度ほど廻って見えなくなった。娘に似ていたので布団を見に行ったが、すやすや寝ていたので気にとめなかった。その後、娘は急死してしまい、あの時もっと注意していればと親は嘆いた。
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ヤマオナゴ
1992年 宮崎県
台風が接近したある日、小学生の女の子が下校途中に傘を飛ばされ、取りに行って川に落ちて亡くなった。古老は、これはヤマオナゴの仕業だといった。
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ウジガミ
1931年 愛知県
子供が出来ない大身の家の夫婦が氏神に祈り、男の子を授かった。この夜六部が、夢で、子供は水難で死ぬと氏神が話しているのを耳にした。その子が一人歩きするようになったある日、落ちた瓦があたって死んだ。瓦には三つ巴があった。
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イヌガミ
1978年 徳島県
祈祷師に拝んでもらうと子の夜泣きが治った。祈祷師が心当たりを尋ねると、先日隣の母親が来て、その子を羨ましそうに見ていたという。祈祷師は、隣の母親は犬神持ちらしい。犬神は生霊で邪気がひどいものだ、と語った。
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ユメ
1933年 神奈川県
甲州の或る村で子供が死んだ時、親の夢に子供が出てきて「自分は今家の屋根棟にいるが、死んだ原因は、友達が柴葉の中へ小刀を隠して立てておき、上を飛びこえさせられた為小刀にささって死んだのだ」と言う。親がその場所を探してみると果たして小刀があった。この様に霊魂は四十九日間は自家の屋根にいるのだ。
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コエ
1974年 鹿児島県
和尚が泊まっていると、馬から駆けてくる人の声が「男の子だったが7つの年に七夕を流しにいってカワドイ(意味不明)にあう運命だった」というのを聞く。それはその人の子供だった。子供が7つになった年の七夕の朝、きれいな衣装を着せて川にやると、子供は川に入って死んだ。
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(シノオツゲ)
1978年 新潟県
ある男の子が、雁田神社で「5つになると死ぬ」というお告げを受けた。丈夫な子供だったが、敷居に躓いて縁に落ち、あっけなく死んでしまったという。
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ヘビ
1972年 千葉県
話者が小学校のとき、数人で蛇を殺した。その中で一番気の弱い子の家の縁の下に蛇が住み着き、その男は顔色が悪くなり、病気になってしまった。
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シシャ
1988年 岩手県
最近の死者の話で不思議なことがあった。伊保内で火事がおき、親子3人が焼死した翌日、焼死した子どもの友人が、登校中に「熱かった、熱かった」と言いながら通り過ぎるその子どもと会った。
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カマノカミ
1988年 長野県
ある家の主人が、旅の途中で出雲に行くカマノカミと出会った。カマノカミは「いつも神を粗末にしているから、お前の子をユルギに落としてきた」と言った。急いで家に帰ると、子供が本当にユルギに落ちて大やけどを負って死んでいた。以後、その主人は神様を大切に祀るようになったという。
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ガワタロウ,カミサマ
1937年 兵庫県
神様が集まって子供の寿命を言っているのを聞いて、親はその日1日おぶっていた。河太郎が嫁の親に化けて子供を渡すように言うので、渡すとそのまま帰ってこなかった。水に入って死んでしまったのだという。
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シンボク
1983年 愛媛県
蓑島伊右エ門正勝の屋敷裏の山中に神木があったが、これを切って薪にしてしまった。するとその夜から子供が発熱して苦しみ始めた。占い師が神木の祟りだとしたので、「代わりの木を植えるから子供は助け給え」と叫ぶと熱は少し冷めたが、子供は遂に死んでしまった。
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ワルイカゼ,ツキモノ
1965年 高知県
子どもの耳たぶ・腰・肩が黒く変色して、死にそうになったが、その原因がわからなかった。悪い風に当ったのだといって山伏にみてもらったが、助からなかった。これは憑きもののせいだった。
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