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検索対象事例

オーサキ
1995年 埼玉県
オーサキをけとばしてあたまがおかしくなった。オーサキが屋根から出て行ったらそれっきりよくなった。

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オーサキ
1957年 群馬県
昭和31年4月にオーサキを捕らえて飼っていた。藁や木の葉で円い巣を作り、昼間は丸くなって寝ている。夜は木の枝を飛び回って食物を食べている。モグラの小さい位の大きさ。半年程飼ったが、災難があるとオーサキのせいではとあやしまれたので山に放した。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
オーサキにたかられるとうわ言を言ったり、異常な行動をする。
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オーサキ
1971年 埼玉県
オーサキにつかれると、夜眠れなくなり、熱病になって上言を言う。恨みから来る「恨みオーサキ」と羨みから来る「うらやみオーサキ」の2種類がある。前者は恐ろしく、食い殺されることもある。一度オーサキにかかると医者や薬では治らないので、オーサキ除けの呪いをする。
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キツネ,オトヒメギツネ
1971年 福島県
A氏の母が夕方草刈りにいったところ、ザーザー音がしてからだがゾクゾクした。そして、いくら草を刈っても草は溜まらなかった。そこで狐に化かされたかと思って帰ってきたら翌日から熱が出て下がらなかった。父親が油揚げなどを狐にあげてくると山へ行ったら母はよくなった。
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オーサキ
1995年 埼玉県
オーサキはお蚕さんをいいものととりかえたり、主人を罵った人に腹痛や頭痛をおこしたりする。
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アズマヤサマ
1983年 山梨県
Aさんの屋敷神はアズマヤサマ。家の前の道を広くするために、場所をかえたときに、家業の杣でけがばかりするようになったので元の場所へ戻したところ、けがをしないようになった。
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キツネツキ,キツネオトシ
1982年 新潟県
村のアネが家のあたりをウロウロしていたキツネをおどしつけて、それ以来キツネツキになっておかしくなった。とび上がったり、チョロチョロとさわいだりして気狂いと同じだった。神主に頼んでタタキ祈禱してもらって、本人をたたいてキツネをたたき出し、キツネオトシをした。
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オーサキ
1995年 群馬県
オーサキを飼っている家にオーサキはいい蚕をぶんどってくる。
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イヌガミ
1999年 香川県
親類の人に犬神がつき、おかしな挙動をした。大夫がお祓いをあげると、座敷から外に向かって、アマダレゲタから2間くらい向こうへ飛んだ。正体なく、寝てしまい、あくる日一日中寝た後、治った。
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シンケイヤミ,キダマギ
1981年 東京都
昭和のはじめ、o氏の長女pがイトコと2人で遊んでいてブヨに刺され目蓋が大きく腫れあがった。pの母はなぜpだけがこうなったのかと心配しすぎてシンケイヤミになった。Fミコに見てもらうと、oが屋敷の隅の、屋敷を守る住吉様がのっている杉の木の根を伐ったのと、山で精霊の宿るキダマギを切ったためだと言う。Fミコの指示どおりにするとpも母もすぐに良くなった。
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キツネ
1983年 茨城県
以前は夜によその家に呼ばれて鰯や油揚げなどのナマグサを持って帰ると、狐が出たりした。狐に後に回られると背中がぞくぞくするが、煙草を吸うと治る。「こりゃ抜けたわ」と言う。ナマグサを風呂敷で背負って来ると背中に乗っかって取られるという。
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ゼンチョウ,ヒトダマ
1946年 愛知県
母がなくなる1週間くらい前に家の屋根からヒトダマが出るのを見たという人がいた。その人は、これは亡くなるだろうと思っていたという。
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オーサキ
1995年 群馬県
オーサキは夜チッチッチッと鳴いて人間についてくる。しかし姿はみえない。
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オーサキ
1953年 埼玉県
墓地の苔を持ってきて病人に知らせずに蒲団の下や枕元に置くとオーサキが嫌がる。赤い毛が苔につく。
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アマダレコウジン
1969年 香川県
家の外に急に出たとき、倒れることがある。これをアマダレコウジンにイキアウと言う。こんな時は荒神さんに7日間お神酒をあげると治ると言う。
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ムジナ
1933年 長野県
夜更け、安国寺のお堂の戸を叩き「こんばんは」といって起こす者がいた。けれども戸を開けても誰もいない。同じことが毎晩あった。ある晩、声がすると同時に戸を開けると、狢が屋根の上に跳び上がっていった。
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オオカミ
1964年 滋賀県
ある人が大津からの帰りに、暗い道でオオカミに頭の上をスイスイと飛び越された。こければ食いつき、こけねば喰わぬと聞いていたので、追われに追われながらもやっとで人家に飛び込み、助かった。
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オオサキ
1966年 埼玉県
オオサキに憑かれるとご馳走を食べたがる。食べる割には体が弱り病気になる。ご馳走を持っていくと布団をかぶって食べる。この病人が転がるようにして苦しんだ後で死んだように静かになったときは、オオサキが離れたのだという。
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オーサキ
1982年 群馬県
オーサキは鼠に似ていて、住んだ家を富ませる。急に金持ちになるとオーサキ大尽と言われた。オーサキの住んでいる家では御椀やおひつを叩いてオーサキに餌をやる。オーサキは何匹も続いて移動する。話者の子供の頃の話。最近は言わないし、話はあっても差別的なこともいわない。
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オーサキ
1953年 埼玉県
オーサキは小さな2寸ばかりの猫のようなもの。羨ましいと思った家の弱った人にたかる。病人にとりついて食べ物をねだる。食べさせて外へ行き、病人がつまづくと離れる。
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