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検索対象事例

カブキリ
1980年 秋田県
カブキリは古い家やお金持ちの倉にいて、これが出て行くとその家は家運が傾く。カブキリは真っ黒で汚い子どもの姿。

類似事例(機械学習検索)

カブキリコ,ザシキワラシ
1980年 秋田県
ザシキワラシのことをカブキリコという。お金持ちの倉にいて、これが出て行くとその家は落ちぶれる。
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カブキリ
1980年 秋田県
小田瀬集落の金持ちの家から、カブキリという汚いワラシが出て行った。それからその家は貧乏になってしまった。
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カブキリニンギョウ
1980年 秋田県
ある金持ちの家のカマドが返ったとき、カブキリ人形が出て行ったので「どこへ行く」と訊くと「何某のところへいく」と答えた。その行くといわれた家はそれから栄えたという。
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カネダマ
1996年 神奈川県
昔はカネ玉せというのがあったらしい。それが家に落ちると金運がよくなる。色は真っ赤である。そういうのを見る人はあまりいない。
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ナキコブ
1936年 鹿児島県
立枯れの木が舎利のようになったものをコブという。床飾りなどになり、高値で取引される。老人が山ですばらしいコブを発見した。そのコブを息子兄弟2人で山から担ぎ出し、鹿児島の商人が高値をつけて買い取った。そのときはかつてない幸運とうらやまれたが、間もなく兄弟2人とも急死した。あまりにすばらしいコブは幸いをもたらすコブとして泣きコブといわれることがあり、そのコブも泣きコブだったと噂された。
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シロイヌノブクロヲカツイダキタナイミナリノオトコノコ
1984年 秋田県
貧しい百姓と大金持ちの農家が並んでいた。ある日、白い布袋を担いだ汚い身なりの男の子が金持ちの奥座敷から出てきて、隣の百姓の家に入って消えてしまった。その後百姓は裕福になり金持ちのほうは貧乏になった。だから見知らぬ子供でも面倒を見てやるものだ。
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キノタマ,ザシキワラシ
1924年 青森県
ザシキワラシがしきいをまたいだら家が衰運に向かうという。ザシキワラシを黄金の玉という。
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オサキ
1950年 群馬県
オサキは金を好み、それで金持ちになると「オサキが憑いている」と噂が立つ。しかし嫌気が差すとその家を貧乏にするので扱いづらい。釜や櫃のふちを杓子で叩くとオサキが出てくるので嫌う。家に遊びに来た者に憑く事もあり、オサキの話をすると憑くともいう。
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イシビリ
1956年 宮城県
けちなことを指す。「ひる」は糞尿をたれること。昔、大黒天に金銀をひるように願ったところ、石がひりだされたという。この話から石びりという言葉が生まれた。
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トウビョウ
1922年
貧乏だった家に急に財産ができるとその家はトウビョウを飼っていると言われる。トウビョウは夜出て他の家に行き、何でも口にくわえて帰ったので財産家になるという。世間の人は大変嫌っている。トウビョウを捨てるには、お金をどのくらいか紙に包んで道の四辻においておくと他の人が拾っていき、トウビョウは拾った人の家に行く。
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ユウレイ
1989年 長野県
世間が恨めしいときは幽霊になって出てくる。幽霊はかたびらを着て髪を乱し、手は段違いで前にたれた姿で出る。お墓に出る。
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ヒョットコ
1965年 岩手県
柴刈りに行った爺が見つけた穴の中に翁がおり、爺に醜い顔の童を与えた。その童の臍からは金の小粒が出て、家は栄えた。しかし、金を多く出そうと爺の妻が童の臍を強く突くと童は死んだ。悲しむ爺の夢枕に童が現れ、童の顔に似た面を作りカマドに飾れば繁栄すると言ったという。
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クブシックリ,(ミチニデルヨウカイ)
1989年 長野県
夕方、子供が道端のくぶしの木の下を通ると、クブシックリが顔にはりつくという。
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フチノヌシ
1928年 静岡県
昔、一人の物持ちがいた。その家は淵の主から膳椀や金の融通を受けていたために栄えていたが、あるとき、淵の主が家を訪ねた際、蓼を出したら、しまったと叫び淵に落ちた。その姿は魚に変わり、オトボウと連呼しながら流れていった。それ以来、家運も傾いた。
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ナンテン(ゾクシン)
1938年 鳥取県
南天は不浄をよける木とされる。南天を朝見るとその日は災難をのがれる。南天が屋敷の軒に届くとその家は家運長久繁盛する。南天の生垣をすると貧乏神が入らぬ。金壺の植えてある所には南天がうえてある。
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オカネウムムスメ
1956年 宮城県
昔、名鰭沼のふちに夫婦が住んでいた。子どもになかなか恵まれず、願かけて神に祈っていると、春の猫柳の芽がふくれる頃、嫁の腹が大きくなり、ついに女の子が生まれた。しかし片目片耳の子だったので、人目をさけてボロに包んで納屋においておいた。あるとき用事で、どうしても子を背負って町にいかなければならぬことになったので、慎重に包んで出ていった。町の用事がすんで帰るとき、石の上に子どもをおろして休んでいると、腰のまがった白髪の爺さんがきてボロをはがして子どもを見て「これはいい子だ。神様の授かりものだ。今にお金を生むから毎朝米一粒ずつつかませておけ」と言い残して消える。ためしに米一粒つかませるとお金を一つ産んだ。夫婦はしだいに金持ちになったが、慾の出た夫婦は「うんとつかませたらうんと生むだろう」と、ある日つかみきれないほど米をつかませると、子どもは死んでしまった。
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ユウレイ
1990年 長野県
この世に恨みがあるときには、幽霊になって出てくるという。白い着物を着て、足がなく、髪の毛を乱した姿で出るという。お墓・暗い所・草むら・家の中やその他どこにでも出るという。
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ナナタキナナフドウ
1975年 愛知県
昔、母生父が、だんだん貧乏になるので、四国の金毘羅さんに見てもらった。すると、母父生の者が川を汚しているせいだと判った。川には七滝七不動がいたので、これを祀ると、その年のうちに倉が三戸建ったという。
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ツブラ
1942年 石川県
ツブラ(つぐら。藁を編んでつくった入れ物)を1日で編み上げると、子に祟るという。また、よそから借りてくるときも、小石を1つ入れないと、子に祟るという。
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ヤマカガシ
1937年 愛知県
山かがしは家の神様のお使いであるという。家の近くの土手や倉の側などにいるのは、家の神様のお使いだからかまってはいけないと言われている。
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