国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子の名付け祝いの後にトンジラシといって初外出をさせるが、この日に父親は子供が野蛮になるといけないといって斧を使わない。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子の名付け祝いをナーチケユェーと言うが、このとき赤子の額に鍋底のヘグロをつけてやる。これは神は美しい赤子を欲しがるので、わざと醜くしてやるのだという。
類似事例

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子の名付け祝いに食べる儀礼用の飯をナーチキウバゲという。これを食べる時はこぼしてはならない。粗相をすると赤子の体に米粒の様ながイボができる。またナーチキウバゲを用意するにも様々な禁忌があり、それにまつわる俗信。
類似事例

(ゾクシン)
1960年 愛媛県
出産後は、男児は11日・女児は12日経つまで、「お日さんのおそれ」があるといって、外出させないといわれている。
類似事例

(ゾクシン)
1980年 広島県
人の一生に関する俗信。妊婦が火事場を見ると、そのときに手を当てていた部分と同じ部分が子供の患部になるとか赤黒いアザができるとかいい、火事場を見てはいけないといわれている。名付けは、産まれて3日目より後にすると、子供が馬鹿になるという。猫が通ると、死者が起きあがるので猫を入れてはいけないという、など。
類似事例

サカヤブチ,ダイジャ
1981年 和歌山県
酒屋淵に斧を落としてしまった人が潜って拾いに行くと水中にお婆さんがいた。斧を拾いに行くときれいな斧を見せてくれたが、それではないというと、正直に免じて自分の斧ときれいな斧の両方をくれた。「ここは蛇の家で、わしは大蛇だ。若い者が帰ってくるとうるさいから、早く帰れ」と言われて戻ると、3年の月日が経っていた。その人は斧を売って裕福になった。
類似事例

マモノ,マドー,ウジガミサマ
1943年 高知県
昔、深山に入った杣が、日が暮れたので小屋に泊まった。すると、夜遅くに赤子を背負った綺麗な嫁さんが小屋にきた。赤子が斧を食いたといっているというので斧を渡すとバリバリ食べた。今度は自分かと思っていたら、白髭のお爺さんがやってきて、気付くと里の家の前に立っていた。氏神様が魔ドーに食われるところを連れ帰ってくれたのだという。
類似事例

アカゴイシ
1971年 長野県
赤子石には、赤子の跡が深く刻まれている。赤子が泣く時は、その岩に赤子が泣かないようにと願いに行くと、不思議と泣き止むという。
類似事例

アカゴシミズ
1996年 石川県 
赤子清水から子供の泣き声が聞こえる。
類似事例

ヘビ
1974年 宮城県
赤子が蛇に呑まれそうになったところを、雷様が助けてくれた。その赤子の家は金持ちになった。
類似事例

(ゾクシン)
1968年 愛媛県
正月1日は山や畑へ行ってはいけないという。正月20日には山の神が出るので、山へ行ってはいけないという。盆の16日には魚を釣ってはいけないという。土用の丑の日に味噌を作ってはいけないという。戸主の誕生日に、醤油や味噌を作ってはいけないという。なりさがるといって、屋敷内にぶどう・藤・柳を植えてはいけないという。仏事は4・6・8などの偶数にするという、など。禁忌に関する俗信。
類似事例

ヨナキノマジナイ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
夜泣きには、父親のふんどしを子供の枕にするといいといわれている。
類似事例

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子を外出させるときは、悪霊から守るために顔にヘグロを薬指でつける。これは美男美女の赤子は悪霊に好かれるという言い伝えによる。薬指にかかわる俗信。
類似事例

ユウレイ
1989年 長野県
祟りがあるとき、幽霊になって出てくるという。また、夜に子供を外出させないために幽霊が出ると言った。白い着物で足のない姿で出て、女性が多いという。墓・暗い道・竹やぶや寺に出るという。
類似事例

(ゾクシン),カッパ
1935年 栃木県
風呂で赤子に乳を飲ませると、カッパに引かれるという。
類似事例

アカゴイシ
1932年 愛知県
赤子の足跡の付いた石がある。その石のある方向からは、離れていても赤子の鳴き声が聞こえるという。
類似事例

(ショウニクイコロサレル)
1975年 東京都
下谷辺の武家屋敷で4才になる子供と隣の赤子が2階で昼寝していた所、子供の腹が食い破られ臓腑を食べられた。母が洗濯していて、赤子が泣き出したので様子を見に行くと、子供は食い殺されていたという。
類似事例

ヒトダマ,ユウレイ,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、夜に外出すると人魂が出る、幽霊が出るという。
類似事例

マモノ,ムヌ
1977年 沖縄県
祝いの時に三味線の弾き手を引き受けた女の姿を別室から見ていた妻は、正体が魔物であることを知り、夫に忠告した。宴会後、女は墓場の門番と赤子の魂を取る方法を話した。夜、女が赤子を取りにきたが、村人達がくしゃみをして何とか取られずに済んだ。
類似事例

レイコン,カナシバリ,アヤカシ,ナナフシギ
1992年 広島県
宮島では日が暮れてから山に入ると陶晴賢一族郎党の霊魂に迷わされ、金縛りに遭うという。小学校2年の頃、日が暮れてから父親に背負われ陶晴賢が切腹した所を通っていると、父親の髪が急に1本立った。どうしたのかと父親に尋ねると父親は言葉を制して真言を唱えた。すると髪は寝た。後で聞くとそれがみさきというものだった。
類似事例

オンナ
1990年 秋田県
梅津忠兵衛という侍が丑三つ時に山道を歩いていると女が現れ赤子をたくされた。女は消え、赤子は次第に重くなった。念仏を唱えると赤子は消え女が現れ、「私は山の氏神であり、赤子は氏子の胎児である。助力により無事生れた」といい、礼に怪力を授けられた。
類似事例

カッパ
1977年 青森県
子守が赤子を川原において遊んでいたら、赤子がいなくなり、下流で溺死体になってあがった。河童にさらわれた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内