キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナー火はガジマルの古木の枝などに、提灯のような火が多数渡り歩くもの。
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キジムナー 1969年 沖縄県 イサリをするとき、キジムナーが一緒にイサリ火をかざして漁をしていた。
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キジムナービ 1969年 沖縄県 キジムナー火は今でも見える。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーは火を奪うことがある。夜道で提灯から火を取ったり、人家の火を取ったりした。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは畑や人家に住む。からかったら、住居も子供も焼かれた。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーが夜中、安謝橋を通る人力車に、提灯の火をもらいに来た。
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キジムナー 1963年 沖縄県 キジムナーは山辺から来るものとされ、赤ら顔で頭髪の乱れた格好をしたものという。夜漁師が松明をつけ舟をこいでいると現われる。火が消えそうになるとその火を持って陸の奥のほうへ逃げ去るという。現在でも晩、村外れに立っていると見ることが出来るという。昔からキジムナーと友達になれたら何でも得をするものだと信じられている。
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キジムナー 1970年 沖縄県 キジムナーは古い木の穴に住んでいて、キジムナービー(線香の火ぐらいの青い火)を持って、ちょこちょこ歩く。人が寝ていると上に乗り押さえつけて苦しめる。
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キジムナー 1961年 沖縄県 キジムナーが海でイザイをしている人々から火をもらって歩くのが時々見られる。キジムナーヤーチューといって、キジムナーに大きな灸を据えられることもある。キジムナーに襲われたら、家人がその人をたたくと逃げると言われている。
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キジムナー 1961年 沖縄県 キジムナーは、直径10センチ位の火の球で、ヤマビーとも呼ぶ。共同墓地と岸の間を行ったり来たりすると言われ、今でもイザリをする人が見るという。キジムナーは、海で亡くなった人の魂が昇天できずにさまよって歩くものであり、浜に打ち上げられる魚の目を抜いて食べるという。ある人は、キジムナーと仲良くなり、家まで送ってくれたという。
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キジムナー 1969年 沖縄県 塩を焚いているとキジムナーが火をもらいに来た。主人が少し残しておけ、と言って去ると、キジムナーは必ず火を残していた。
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ヒジムン 1986年 沖縄県 旧暦8月9~11日に、高い山にシバシヤングァを作り、ヒジムンが火をつけて歩くのを見た。
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ケンムンチョウチン,ケンモン,ガジマル,エタイノシレヌオト 1977年 鹿児島県 名瀬から大勝に帰るときにケンムン灯を弁天山の方で見た。天川尻の干潟に漁に行ったとき、怪しい光が点滅するのを見た。ケンモンの通り道で、ケンモンが通った後には何も残らない。明治時代、ガジマルのお爺にお礼を持っていかなかった製糖業の若者が手に火傷を負った。
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キジムン 1968年 沖縄県 昔キジムンと仲良くなった若者がいた。若者の家のウスクの木にキジムンが住んでいた。キジムンに火を貸したり、一緒に漁に出かけるなどしていたが、いやになり、キジムンの住むウスクの木を焼いてしまった。その時に一緒にキジムンの盲目の子も焼いてしまった。キジムンは去って行った。数年後に若者が旅行中にあるウスクの木の下でウスクの木とキジムンの子供を焼いたことを話すと、キジムンがウスクの木から飛び出してきて「敵を討ってやる」と去って行った。若者が家に帰ると家は焼け、妻子も焼け死んでいた。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーはアコウの木に住む。鍋を借りに来て、返す時には虫の煮た物が入れてあった。住居の木を焼かれたことへの報復として、家や家族を全部焼いた。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーの足跡を見る遊び。うす暗くて静かなところに円を描いてメリケン粉を撒き、線香に火をつけて中心に立てる。呪文を唱えて一斉に隠れ、二十数えてまた戻ると、キジムナーの姿は見えないが、メリケン粉に足跡がついている。何度やってもなる。
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キジムナー 1985年 沖縄県 キジムナーは海や村里に住む。悪い者がわざと屁をしたら、その人は海に放り投げられて死んだ。
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カワカミサマ 1956年 東京都 昔流人が屋敷に火をつけようとした時、カワカミサマが風を送って火を消してくれた。
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ケンムン,ケンムンウマツ 1977年 鹿児島県 昔、ケンムンが火を灯して山裾の旧道をよく歩いていた。学校の裏の老松がある屋敷にケンムンが住んでいた。ケンムンウマツは、火がいくつもついていくことである。塩炊き小屋にはよくケンムンがやってきた。アコウの木の下には、ケンムンが食べたタニシの貝殻や海の貝殻が落ちている。
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キジムナー 1969年 沖縄県 ある男がキジムナーと友達になり、一緒に漁をして豊かになったが、働きすぎで疲れて仕方がない。キジムナーの棲むウスクの木に釘を打ち込み、キジムナーを棲めなくしようとしたが、効果が無いので、木を焼いてキジムナーを追い払った。
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