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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ムン,(シリョウ)
2000年 沖縄県
ムン(死霊)から逃れるために、占いがある。この時には血が用いられている。葬式のときに力が必要なのは、死霊から精を取られないためである。

類似事例(機械学習検索)

シリョウ
1988年 長野県
死霊がついたことがあるという。
類似事例

シリョウ
1988年 長野県
死霊が人についたことがあるという。
類似事例

シリョウ,(ミチニデルヨウカイ)
1990年 長野県
道には死霊が出るという。
類似事例

カワシリョウ
1960年 長野県
キュウセンは一人とらぬと上へ上がれぬ。川死霊も一人取らぬと上、すなわち神様の弟子になれない。川で死んだ人があると「川死霊に取られた」というのはこのためだ。
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オシリョウサマ,タタリ
1968年 群馬県
お死霊様は個々の家で祀っている。生霊・死霊の崇りがあると建てるものという。
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ムヌ,ムン,シチ,シキ,ヒキ,ヒチー,シチマジムン
1998年 沖縄県
ムヌは姿を見せない妖怪である。死霊の一種と考えられるが、正体は不明である。草刈の時や夜中にこのムンが乗り移ると夢遊病のような状態になる。シチ、シキ、ヒキと言われている妖怪もムンである。シチーはシチマジムンと同一か。
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(ゾクシン),シリョウ
1935年 山口県
生まれ子を夜に外に出すと、死霊がつくという。
類似事例

(ゾクシン),シリョウ
1933年 北海道
誕生した子供に故人の名前をつけてはならない。もし用いると死者の霊を悲しませるのみではなく、ひいては死霊の祟りがあるという。
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シリョウ
1928年
乞食が死霊と喧嘩していた。死霊が乞食を寝かせてくれないので、毎晩喧嘩をしているという。乞食は心中者の亡骸を引き離す心中壊しをしており、その心中者たちの死霊に憑かれているのだった。
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キツネ,シリョウ,(キトウシ)
1988年 長野県
キツネ・死霊を離すときには、祈とう師を頼んで願ったという。
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シリョウ,イキリョウ,オンリョウ,(イエ,ヤシキニデルヨウカイ)
1989年 長野県
家・屋敷には死霊・生霊・おん霊が出るという。
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シリョウサマ
1966年 長崎県
病人があって法人に訊くと、死霊さまの祟りだといわれる。野子の死霊様は馬場先山にいくといくつも塚があって、その墓石を持ってきたものである。昔、戦場になって死者が出た場所ではないか。
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シリョウ
1975年 愛媛県
死後7日目に死霊が来るといい、死人が寝ていた畳の下に青笹をしいておく。すると死霊がきても、もう青笹の原になってしまっているといって帰る。
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キツネ
1955年 山形県
狐の死霊もたいていとれるが、生きた狐の霊が憑いたものはなかなか離れない。
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シリョウ
1976年 大分県
死霊が憑いた場合には、その墓へ行って、一週間水を掛けて落とすという。
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(ゾクシン)
1942年 北海道
葬式に関するものは、不吉と考えられず、葬式に用いたさらし木綿を腹に巻いて、漁に行く。
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(ゾクシン)
1972年 沖縄県
村内で死者が出た場合、死霊が進入するのを防ぐため、家々では門前に様々な魔除けをする。
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マブリ,シンゴス
1981年 鹿児島県
死んだ母のマブリ(死霊)が息子を心配して出てきた。母の死霊が炊事をしてくれ、米をとぐ音がした。母の死後、マブリワハシ(脱魂祓霊の巫儀)をしていないからだという。
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シリョウ
1983年 山梨県
出棺の時に、玄関から棺を出すと死霊が覚えるので縁側から出す。
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イヌノユウレイ
1998年 沖縄県
犬の幽霊は特定の場所でよく出る。自宅までついてこられ、精(シー)と取られて死んだという話もある。犬の立吠は、その方向に幽霊がいるとか、不吉が起こるという所もある。犬に人の死霊が乗り移り、牛のような声をあげて2本足で歩きつづけたという話がある。
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ソウレンカキ
1991年 香川県
たそがれ時にはそうれんかきがよく出る。2人の男が輿をかついで続々と通るため、他の者はそこを通るゆとりがないという。死霊の仕業と考えられる。
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