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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アマメハギ
1990年 石川県
能登の海岸で一月十四日ごろやってくるアマメハギは、お化けの様なもので、ヒカタをはぎにやって来る。

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イタチノテカザシ,イタチ,イタチガヒトヲバカス
1982年 新潟県
夕ぐれや月の夜などに、山でイタチがチョロチョロと人の先になって歩いてくるりと後を向いて2本足で立ち、片手をかざして片手を腰にして人を見て、人を化かすという。これには、眉にツバをつけて化かされないようにする。
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ノビアガリ
1978年 愛媛県
土居のアカハゲという所の大木に人が花を見ようと行くと、化け物がいた。顔はつるつるで、始めは奇妙な丸い大石のような物で手と足はあるようでない。それを見つめるとだんだん細長く大きくなり、見上げれば見上げるほど大きくなる。誰言うとなくノビアガリといって恐れた。
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ヒトツタタラ,マヘン
1985年 和歌山県
ヒトツタタラといって目が一つ脚が一本のものが山に棲んでいた。このヒトツタタラが山から下りて来る時には、山全体が明るくなるといった。これはマヘンであるといった。
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イッポンダタラ
1924年 奈良県
果無山にはイッポンダタラという一本足の巨人がすんでいる。男で眼が皿のよう。人を害すことはない。ハテ(12月)の20日にその山を越せば害されるという。
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アマメハゲ,オニ
1984年 福井県
アマメハゲという言葉が残っているが、若狭の三方向笠では、「鬼がアマメをとりに来るから囲炉裏に足をふみ入れてはいけない」と子どもを戒め、鬼がアマメをはぎに来るのは節分の晩であるという。
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イタチ
1982年 群馬県
イタチは夜は姿が見えないし、昼は出てこない。落ち葉の季節の頃、イタチが夜道を着いてくる。イタチについてこられると頭がザザアとする。
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ザンギリアタマノコドモ,イタチガバケル
1982年 新潟県
イタチが豆の葉をかぶってひっくりかえるとザンギリアタマの子どもに化けて、人の先になって山道を歩く。
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アマメハギ
1996年 石川県 
囲炉裏に足を入れると山の上からアマメハギが来て、膝の皮を剥いて、そこにナンバミソ(唐辛子を合えた味噌)を擦り込む、と言われた。
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オヤダマサマ
1943年 鹿児島県
オヤダマ様は11月28日の晩に来て、12月6日の月が出る頃に帰る。海に帰るので、6日の晩には磯へ行けない。オヤダマ様は人間の目には見えない。
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イッポンダタラ
1988年 奈良県
果無山脈には一本ダタラという、1本足で目が皿のような怪物がいた。普段は人に害はないが、「果ての二十日」だけは危ないというので、人通りがなくなった。果てに人がなくなるので、ハテナシという地名になったともいう。
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アズキトギ
1964年 福島県
あずきとぎは水辺の化け物で、「ざっく、ざっく」とあずきをとぐような音をたてる。よく聞くと「あずきとぎましょか、人食いましょか、ざっく、ざっく」という音。
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オトボウナマズ
1982年 群馬県
おとさんという人が麦刈りに行ったら、ナマズが化けて「オトボウ、オトボウ」と言って抱きつき、追いかけてきた。清水川にはナマズの化けたのがいる。
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アクマ
1962年 徳島県
正月や盆前に人形つかいが来て、家を浄め、悪魔を払ってくれる。四隅に竹の釘が出た1尺5寸立方ぐらいの箱を首からさげていることから、八コカタギとも呼ばれる。デコマワシ、八コカタギ、エビスマワシ、大黒マワシなどとも言う。
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アヤカシ
1965年 長崎県
アヤカシは大きな怪火で、火の中に子供が歩いてくるような形が見える。夕方は沖に見え、夕方と夜の境目ころには磯に来る。山の形をして舟の行く手に立ちふさがったりするが、ぶつかってゆけば消える。
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アマメハギ,(ゾクシン)
1978年 石川県
囲炉裏に足をつっこむと、アマメハギが来るといわれている。あるいは大根が割れるともいう。
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オニ
1955年 高知県
山に鬼がいて、たびたび出てくるから、年越と盆の14日の晩にやって来いと約束した。年越しにはマメマキ、盆の14日にはタカボテが燃えていて家の中に入れなかった。それから鬼は来なくなった。
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イッポンダタラ
1985年 和歌山県
ハテノハツカ(12月20日)は山に行ってはいけない。行くとイッポンダタラに会う。会うと病気になる。一つ目で、一本足で飛ぶように走る。昔、罪人が処刑された祟りだという。
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アカシャグマ,ソウレンカキ
1958年 香川県
山の尾が寄り合い、谷川が深い渕となったところにアカシャグマが出る。大声でいがって飛び、馬鍬のこのような歯を出していた。また、日暮れになると同じ場所にそうれんかきが現れる。二人は輿をかいて通る。
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キツネ,ウミヅキノカカ
1982年 新潟県
年のくれに、村のツァが十日町へ買い物に行った。ウマカゴにぶて帰ってきた。日暮れの道を歩いてきて、家に着いたときには真暗だった。うちに帰ると、生み月のカカがちょうど子どもを生むところだった。あわててウマカゴをおろして力づけていた。翌朝、村のしょが通りかかり、気がつくと山の道ばたの大木につかまっていた。ウマカゴの正月買物の魚などはすっかり狐に取られてからっぽだった。
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ノブスマ
1974年 神奈川県
4月頃、鎌倉河岸辺にあやしいものが出ると言われていたところ、ある時鳶の伊兵衛がそれを打ち殺した。それは身体がイタチのようで、眼は兎のようで、羽のようなものがあった。だれも知る人間がいなかったので、近くに住む浪人に聞いたところ、これは野ぶすまといって、普段は奥山にいるという。
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