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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アクマ
1962年 徳島県
正月や盆前に人形つかいが来て、家を浄め、悪魔を払ってくれる。四隅に竹の釘が出た1尺5寸立方ぐらいの箱を首からさげていることから、八コカタギとも呼ばれる。デコマワシ、八コカタギ、エビスマワシ、大黒マワシなどとも言う。

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カミサマタチ
1974年 宮城県
神様たちが、「今からお産に行くが、その子の寿命は十八まで」と言っているのを聞いたので、おかんのん様がその家に行って八十八のお守りを書いてやったら、寿命が八十八まで延びた。
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オニ
1991年 宮崎県
角がある異形の鬼八の首を、ある親子が跳ねて土に埋め、鬼八の美しい妻を連れ帰った。鬼八の首は地中で生き続けて祟り、妻を奪われたことを嘆いた。里人が一年に一人ずつ女を鬼八に差し出すと収まり、やがて鬼八の力も弱まっていった。
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タヌキ
1915年 愛媛県
松山には八百八狸の大将がいたという。
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ヤマイヌ
1964年 福島県
山犬は山の神のつかいであり、「三寸の草がくれ」といってちょっとしたものに身をかくすことができる。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月は15日節供やシメオロシノセックと呼ばれ、その日は注連飾りを燃やし、その灰を家の周囲に撒くと長虫(蛇か?)や悪魔が入ってこない。
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ワラニンギョウ
1975年 東京都
神田藍染川で犬が怪しい箱を食い破ったら中から藁人形が出てきた。人形には蛇が巻き付いていて、蛇の頭から大きな釘が打ち付けられていた。
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ワラニンギョウ,ゴスンクギ
1933年 大阪府
ある森に丑の刻参りのわら人形があるというので見に行くと、5寸釘が7・8本突き刺さった状態のわら人形が楠に打ち付けられてあった。
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ニンギョウ
1985年 福島県
3年ばかり前、赤松の根元から15センチ程の人形が出た。紺色の毛糸を束ねるように作ってあり、腹の真中に5寸釘が打ち込まれ、松の根元に突きささっていた。その後、木挽や左官や製材職人が怪我をするという事件が起こったので、神官の人に、人形のお祓いをして焼いてもらった。
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アマンジャク
1982年 群馬県
弘法大師が霊場を捜して寺を建てる八十八谷を捜したが、アマンジャクが1谷隠してしまい、大師はあきらめて、八十八谷ある高野山に本山を開いた。
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ヒトリノロウジン
1984年 埼玉県
むかし、白石にひとりの老人が来た。その老人は、親切にしてくれた家に一つのめかい(竹で編んだカゴ)をくれて帰った。そのめかいを家の入り口にかけておけば、村に悪い病気が流行っても、この家には入らないと老人は言い、そのめかいは今でもその家の軒下に下がっている。
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ハイ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月には注連縄を焼き、その灰を家の周囲に撒くと悪魔を祓う。
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アクマ,ヒダマ,ヒトダマ
1969年 沖縄県
8月10日はカシチーで、悪魔が来ないように家の四隅にススキで作ったサンを立てる。その日は悪魔が出るので原山は歩くなという。丘の上に上って火だまを見ようとしたが見えなかった。火だまの見えた家ではその年に不幸なことが起こるといわれている。
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オオヒトノアシアト
1927年 山口県
大人の足跡と言われる、長さ2丈4尺、横1丈8尺、深さ2尺1寸のところがある。
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ノロイクギ
1982年 群馬県
紙人形や藁人形に五寸釘を打ち込む。八の宮や大日様の裏の墓場に時々あった。
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アクマ
1980年 和歌山
暴風雨の時には悪魔が来る。
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シタイ
1998年 静岡
生き物の死体を家の四隅に埋めるとその家の人が死ぬ。
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ジゾウサマ,(スイシシャ)
1968年 愛媛県
地蔵様は中島八十八ヶ所の一番札所でイボを治してくれるので、治ったらタコの絵を描き供える。元は山腹にあったのを海岸端にさげたところ、この付近で泳ぐものが水死したり行方不明になったりするので、元の場所に戻したという。
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ニンギョウ
1976年 東京都
ある人形遣いの人形を一箱預かったところ、その夜、人が寝静まってから、箱の中から音がしたので、鼠でもいるのかと覗いた所、鼠はいなかった。また寝ようとしたら、箱の中から音がした。そのことを持ち主に話したら、それは遣い手の精神が宿った為で、めづらしい事ではないということであった。もし、敵役の人形と一緒に箱に入れると、お互いが食い合って微塵になるという事だった。
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キリカブニウタレテイタクギ
1983年 福島県
境を決めるために切り株に釘を打ち付けて割ったところ、割った家に次々と病人が出た。切り株に打ってあった3寸釘5本を抜くと、病人はよくなった。つい近年のことである。
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ウシノコクマイリ
1984年 新潟県
丑の刻参りには、お宮の杉に5寸釘でわら人形を打ち込む。「お宮の杉にはのろいがかかっているからやたらに伐るものでない」といわれた。人形を川に流したり土に埋めるものもある。こういった方法で他人からのろわれなくても、神様が罰をあててくれることもある。
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オテングサン
1974年 山梨県
師走の八日に正月のものを買うために町へ行くと、途中でおてんごうさんにおびやかされる。だから師走の八日には外へ出ない。
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