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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オヤダマサマ
1943年 鹿児島県
オヤダマ様は11月28日の晩に来て、12月6日の月が出る頃に帰る。海に帰るので、6日の晩には磯へ行けない。オヤダマ様は人間の目には見えない。

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アヤカシ
1965年 長崎県
アヤカシは大きな怪火で、火の中に子供が歩いてくるような形が見える。夕方は沖に見え、夕方と夜の境目ころには磯に来る。山の形をして舟の行く手に立ちふさがったりするが、ぶつかってゆけば消える。
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ダイシコウサマ
1977年 山形県
11月3日は、ダイシコサマが来る。ダイシコサマは塩釜に足を突っ込んで片足がないので、供え物に塩を入れない。
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イタチ
1982年 群馬県
イタチは夜は姿が見えないし、昼は出てこない。落ち葉の季節の頃、イタチが夜道を着いてくる。イタチについてこられると頭がザザアとする。
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アオダマ
1940年 岐阜県
アオダマは昼夜の別なく、また、時間に関係なく出てくる。
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ミカリバアサン
1956年
11月25日から12月5日にかけて訪れるという妖怪。オッパキダンゴというのをつくって、戸口に挿し、その禍を防ぐマジナイとしたという。
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リュウグウノカミ,リュウグウダー
1986年 沖縄県
竜宮の神は旧暦4月4日にリュウグウダーを訪れて6月いっぱい滞在する。また、10月のウヤガンの祭りにも訪れるという。この時期は初夏の珊瑚礁の海に回遊してくる小魚の漁期と一致し、神からそれを招く期間であると考えられる。
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オソ
1973年 香川県
オソという、猫のような姿の大きな生き物が磯にいる。オソは魚を捕るとき、泳いでいって魚にまたがって、手で魚の目を隠して頭を陸に向ける。そうすると魚は陸に向かって進んで陸に乗り上げるという。
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サメ
1960年 三重県
6月14日はオオジロ様(海の神様)の祭りで、お使いの鮫3本が必ず来るといい、海女は海に入らない。
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サケノスケ,サケノオウド
1990年 山形県
12月20日の二十講にはサケノオウドのおっきなのが昇って来て、鮭がなんぼいたか勘定するために来る。「サケノスケ、今ここ通るー」というのを聞くと、その年に死ぬという。
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ミカリサマ
1993年 千葉県
12月26日はオミカリサマといい、この日の晩は家の明かりをつけず、夜なべ仕事はできない。また、外に出てミカリサマのお通りになるとき邪魔をすると、堰や川のなかに放り込まれる。魚屋が26日の夜遅く神社の前を電気をつけて通ったところ、そばの堰に投げだされた。
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シチホンザメ
2005年 三重県
8月の初めにはゴサイと言われる、磯に入ってはいけない日が3日ほどある。鮫が伊勢神宮にお参りに来るから、磯に入ってはいけないのだという。
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オエビスサマ,カミサマ
1985年 静岡県
11月1日はカミオクリの日である。オエビス様だけが残り、他の神様はどこかに行かれるとかお国に帰るとかいう。12月1日がカミムカエでこの日に神様が戻られるという。
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キダン
1976年
11月12月以外にその川を渡ると、声のみで姿の見えないものが気を放ち、人がそれに当たれば青くただれて死ぬ。
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ダイシコウサマ
1977年 山形県
11月3日は、ダイシコサマが来ると、その跡を隠すために雪が降る。
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フナダマサマ
2002年 山口県
フナダマサマは夜にチッチッチッチッと虫の鳴くような声を発せられる。年輩者はこれをフナダマサマのオイサミと言った。オイサミは昼には聞こえない。停泊中でも操業中でも航行中でも聞こえていた。聞こえてくる場所は決まっておらず、船端から盛んに聞こえる時は時化ることが多かった。機械が導入されてからは聞こえなくなった。
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ヤマンモン
1985年 熊本県
旧暦8月から冬の間山にいるが、毎日夕方峰に上り夜明けにまた下る。夏の間は山にのぼらない。
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オーサキ
1995年 群馬県
オーサキは夜チッチッチッと鳴いて人間についてくる。しかし姿はみえない。
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ヒトツメコゾウ,メヒトツコゾウ
1952年 神奈川県
12月8日は一ツ目小僧が来るので、ヨーの木かグミの木を焚き、目籠を長竿の上にかける。下駄をひっくり返されないように、家の中へ入れておく。
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(カイオン)
1986年 愛媛県
オヤマさんが山の御通夜堂で行をしていると、奥のほうでシューッという音がして堂にあたりはしまいかと思い、その夜は髪の毛が1本立ちするくらい怖かったらしく、1週間いるはずが、フタサヨ(2晩)で帰ってしまったという。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
12月8日のヨーカゾウに目掻を吊るしておくと、下駄に判子を押しに来た一つ目小僧が近づかない。
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