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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

バケモノ
1940年 大分県
西の浜には化者がでる。6・7人の若者が盆や祭で夜遊びに行く時、あちらこちらと連れ回された。

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アモコ
1963年 青森県
盆の晩、ある若者が人々を驚かそうと、化け物の格好をして踊りから帰ってくる村人たちを待っていた。ところが村人たちに本物の化け物と思われ「そら化け物がいる。アモコだ」と追いまわされ、散々な目にあったという。
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イルイイギョウノモノドモ
1974年
酒宴に12・3才の女の童が現れ、乞われるままについて行くと馬上の大将とおぼしき角の生えたものが三つ目入道や見越入道、かっぱ等を引き連れ化物道の会所に運上を出さない人間の化物の事を糾弾した。
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テング,テンゴウ,サル
1981年 神奈川県
夜更けになるとミミズの歌う唄にあわせて踊る鯉がいた。ある時、若い衆が見物に行ったが、その夜に限って鯉は踊らなかった。帰る途中、お嬢様を車に乗せ、大勢のお供がついた行列が近づいてきた。お供は若い衆を追い散らそうとし、若い衆は逃げ回って倒れてしまった。村民は狐か狸に化かされたのだと思ったという。
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(カミカクシ)
1980年 青森県
ある人が盆に、寝ていたら、何かに呼ばれたと思ってふらふらと家から出て行って、青年団に見つけだされた。
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キツネ,タヌキ
1981年 和歌山県
正月や盆に、南部町や田辺市へ買い物に行った帰りに、狐や狸に化かされて魚を取られた人がいる。
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オロクジゾウ
1922年 新潟県
ある村で毎年盂蘭盆の夜に盆踊りが始まると決まって見知らぬ若い女が現れ、美しい声で音頭を取った。誰だかわからなかったが、いつしか「お六」と呼ばれるようになった。ある夜よくない男達がお六をとらえようとしたが、村端の石地蔵の辺りで姿を消した。その後、娘が来ることはなくなり、村はさびれた。娘の正体は石地蔵とされ「お六地蔵」としてあがめられた。
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タヌキ
1938年 福島県
片目の大きな狸が捕らえられた。その附近では化かされる者が多かったが、それ以来なくなったので、多分その狸の仕業であったのだろうということになった。たとえば、上州からの旅人が、橋で片目の老人に「家に泊まっていけ」と話しかけられたが、村に片目の老人はいない。片目の狸が化けたのだろう。
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キツネ
1999年 宮崎県
水谷原の若者が、日置に芝居見物に行った帰り、夜中にうるし山のオステに化けた狐に化かされた。
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タヌキ
1973年 香川県
狸に化かされ、道を間違えた。赤滝まで来ると多くの人が芝居をしたり酒を飲んでいた。その頃、家族が、なかなか着かないので狸に化かされたのだろうと思い、滝まで探しに行くと、もう少しで滝に落ちるところだった。
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キツネ
1994年 三重県
昔ある人が小学校6年生のころ、6月の末、午前2時か3時ごろにやぶの近くで嫁入り行列が何組も通ったのを見た。たぶん狐が化けたのではないかということである。
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タヌキ
1929年 長崎県
小浜町に、人を化かす狸がいた。退治しようと狸の穴をいぶした若者は、その夜に喉を締め付けられ、さらに外に出ようとすると急に体が大きくなった。若者は用便も足せず、戸口からも出られず、苦しんだ。翌日、このことを話すと、狸にあだ討ちをされたのだとわかり、謝りに行くと、ようやく眠れるようになった。
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キツネ
1989年 山梨県
Aさんが7つか8つの頃、製材をやりに来ている男の人が洗濯をしている所へ1人の女の人が来て、いいところへ連れて行ってやるといったので、喜んで登っていき、遠くの滝の上まで上がって、騙された。夜になっても帰らないので帰らないのでみんなで歩いていったら、そこに寝ていた。連れてきたときはもうくたくたになっていて、お寺に預けて拝んでもらったりしたが、あまりよくなくて、その人は結局国に帰ってしまった。
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バケモノ
1953年 青森県
化物の出る古寺に泊まり込んだ若者が、本堂の来迎柱の下からオボサルオボサルと言って出て来た化け物を背負って帰り、朝になってみたら大判小判だった。
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ヒトツメノバケモノ
1973年 富山県
村の若い衆がチョーズ場で一つ目の化物を見た。追いかけてきて、夜が明けると消えた。
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キツネ
1981年 和歌山県
知り合いだと思ってついて行って、山奥に連れて行かれることがある。狐の仕業。気持ちがゆったりしている人が化かされやすい。
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キツネ
1982年 宮城県
よく狐に化かされる人がいて、なかなか帰ってこないので探していたら、泉池の田圃の用水で切り株に腰掛けて膝を附き、木の葉っぱに泥団子を食べていた。お振舞いに呼ばれているつもりだった。なだめすかして正気に戻した。
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タヌキ
1985年 愛媛県
中学からの帰り道、国領川の河原の狸に化かされた。親戚の家に寄りご馳走を持って帰っていた。一ヵ所川の中を渡らないといけない所があるが、何度も川に行き当たる。疲れて座りこんで考え、狸に化かされたと思い、「狸め出てこい」と叫ぶと灯が向こうから来る。組みつくと家の男衆であった。家に帰り着いて風呂敷包を置き、足を洗っているとなくなっていた。
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シチニンミサキ
1983年 愛媛県
七人ミサキは夕方暗くなってから人が山道を歩くと無意識に海へ誘い込む。
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タヌキ
1960年 三重県
狸に化かされて一週間も行方不明になった人がいた。青年団が鉦太鼓で探したが見つからない。帰って来たときにはコンピラ様の大きなお札を背負って帰って来た。
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ケンズイインノバケモノヤシキ
1971年 福島県
昔、若え衆が4人で賢瑞院の西のすみの8畳間へいって、3人をすみに置くと、1人がいない。若い衆が真っ暗いうえに目を伏せてすみにいって名前を呼ぶが返事をしない。そうやって次のすみへいくと元のところへ来てしまう。それからそこは化け物屋敷になった。
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