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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ハハヲタズネテナクコ,ホシガミネカナジョノコドモ,オオオトコ
1971年 鹿児島県
長山道を夕方に通ると、5・6歳の男の子が「オッカンヨー、オッカンヨー」と泣くのに出会う。この子は星が峰カナ女の子どもといわれる。襤褸を纏った大男が立っているとも言われる。

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カナジョノボウレイ
1971年 鹿児島県
9月1日の夜、カナ女が坊主と関係していることを知った兄はカナ女の首をはねた。胴体は子どもといっしょに谷底へ落ちていったが、死体は見つからなかった。その後、温泉の小屋に泊まると子どもの泣き声が聞え、窓からニューっと手を出すカナ女の亡霊が出た。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
5・6歳の頃、冬の寒く雪の降る版には、「伯母峰から一本足が来て通るから、早く寝ないとね」と言われていた。
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テング,グヒン
1977年
ある男の子が急にいなくなり、神隠しにあったのだろうということで隣組総出で探し回ったが、遂に見つけられなかった。ところが5・6日後の夕方、男の子が二階の庇に立っていて、天狗に連れられて京や大阪を見物したと言ったという。その他、グビン様にさらわれたなど、こうした話は諸方にあるらしい。
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カミカクシ,カクシガミ
1984年 新潟県
子どもが夕方に「かくれんぼ」をすると「神かくし」にあった。夕方に、外で泣いていた子の声が聞こえなくなり、子どもがいなくなった。探すと川の淵に浮いていた。「かくし神」にあったものだという。その淵はその子の名を取って「ウシ淵」という。
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デング
1957年 和歌山県
村から4,5里離れた宿屋に大男を連れた徳蔵が泊まった。朝になると大男は消えていた。天狗だったのだろう。
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(ゾクシン)
1983年 富山県
子どもがいうことを聞かないときには「あんまり大きな声で泣くと天狗さまに連れて行かれるぞ」といった。
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デイダラボウ
1992年 茨城県
でいだら坊という大男が住んでいた。人を踏み潰さないように夕方から夜にかけて歩いていた。その足跡だという6畳くらいの大きさの池が残っていた。
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オツキトオホシ
1956年 宮城県
お月は先妻の子、お星は後家の子で、どちらもかわいく本当の姉妹より仲が良かった。しかし後家の母は実の子のお星ばかりかわいがり、お月をいじめる。あるとき後家がお月を殺そうと朝から包丁を磨いでいるのをお星が見つけて尋ねると、後家は「南瓜をたく」と言い訳をする。利口なお星は真相に気づき、自分の布団にお月を隠し難を逃れる。次の朝殺したと思ったお月が起きてきたのを今度は石のカラヒツに入れる。お星はカラヒツの下の穴からこぼすようにとお月に芥子の実を渡し、泣きながら「春になったら迎えに行くから」と言う。お月は山奥の土中に埋められるが、春になって咲いた芥子の花をたどっていったお星が山奥でお月と出会う。お星が持ってきたお粥を食べて元気がつくと2人でどこかへ消える。後家は年をとってざとうになり「お月とお星がいるならば、なあしてこの鉦叩くべや」と言いながらほいとう(乞食)して歩いたという。
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オオオトコ,ヘビ
1914年 岩手県
1913年の秋、ある少年が家へ帰ろうとして山を歩いていると1人の大男に行き会った。大男は肩から藤蔓で作った鞄のようなものを提げていて、その中に蛇が入っているのが見えた。驚いた少年は道の傍らで立ち縮んでいたが、大男は大急ぎで通り過ぎた。
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ミコシニュウドウ
1996年 東京都
祖母から「見越し入道は大男で、見越されると死ぬ」という話を聞かされる。その後、辻で、坊主頭の真っ赤な大男に出会い、背中を見せないようにして逃げた。
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ホシガミネカナジョ
1971年 鹿児島県
寝待の開拓道路の暗渠になっているあたりを過ぎた、星が峯カナ女が切られたあたりでは昼でも人が近づいてくるような騒ぎが頭上から聞こえる。
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フルミネジンジャ,テング
1952年 栃木県
日光の古峰ケ原にある古峰神社は、天狗を祀ると一般に言われているが、社務代行の話では、祭神は日本武尊であり、天狗は古峰神社の眷属であるという。
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テングサマ,スイテングウ
1975年 新潟県
家に中峰様、水天宮、古峯様の三体の神様を奉っている。中峰様が追放されて水天宮に変わったのに、中峰様が中央に奉られているのは、中峰様がこの家に初めに来たからである。
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ホシ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂は入定星という星になり、冬になると沖の方に見える。この星が見えると、海が時化ることを予知しているといい、地元の漁師は村人を守ってくれる星だという。
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シンダコ
1956年 東京都
お籠りの時に不思議なことがある。死んだ子が泣くのだという。
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ウグメ
1935年 長崎県
350年ほど昔の初冬、飴屋に毎晩同じ時刻に27,8歳の女が飴を買いに来るようになった。跡を付けると寺の裏の墓石の前で消えた。住職と相談して墓を掘ると女の死体に抱かれた男の子がいた。この男の子は寺で育てられたのちに住職となった。また、寺では女の霊をうぐめと名付け、50年ごとに供養をするようになった。
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カワジョロ
1984年 香川県
カワジョロは、大水が出る前に河のほとりで哀れな声で泣く。子が流れぬようにと言って泣いているのだという。
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(カミカクシ)
1977年 山形県
5、6歳の子供が一晩中山にいた。本人は母親と一緒に寝たつもりでいた。
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イナクナッタヒト
1989年 山梨県
5,6年前にはやった話。踏み切りのちょっと下に人が立っていて、人が来たら消えた。
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カナヤゴサマノタタリ
1984年 島根県
カナヤゴ(金屋子)様は炭焼きの神・火の神・鉄山の神と言われて、井原谷の一番奥の道端に祀られている。カナヤゴ様はたたる神で小便をしても枝を折っても気分が悪く、誰がしても一番近くの家にたたるという。
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アオダイショウ,ヘビ
1973年 岩手県
青大将が男に化けて女の所に通った。女はいつも家の戸を2寸(6cm)ほど開けねば眠れなくなり、やがて蛇の子を孕んで死んでしまった。女の遺体は青光りしていたと言う。
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