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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(ゾクシン)
1938年 島根県
さんばいは、6月22日から7日間麻の畑に入り、更に栗原に7日間入って、半夏の日に昇天するが、この日は必ず雨が降るという。また、楢節入りの日にも雨が降るという。

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(ゾクシン)
1938年 島根県
6月6日からさんばいは田へ下りてきて、田のアトを通って出入りするので、この日以降は田のアトをまたいではいけないという。また、女性が頭に針をさすことを忌むという。
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(ゾクシン)
1938年 島根県
さんばいが麻畑に入っている間に、麻畑に入ったりそこを通ったりすると、オコリになるという。オコリという病気は、朝の間は何ともないが、日中体が震えて熱が出るという。また、翌日は何ともなくても、その翌日にはまた同じことになる病気だという。
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テング
1941年 愛媛県
早乙女が久保田の天狗嶽に向って歌っていたら、天狗がやってきてその歌を真似ようとしたが、早乙女の方が上手で、天狗が負けた。それ以来、そこで田植えをすると必ず雨が降るという。
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タノカミサン
1984年 島根県
川上では田植えが終わるとサンバイサンだといって、午前中草刈りをしたあと午後は休んだ。また、田植えが終わってからは田の中には入るものではないといった。これは田の神さんが田から麻畑へあがられるからだという。
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ガゴ,ガワッパ
1985年 熊本県
ガコは正月11日に人里に下りてくる。また半夏生に根ざらいのため降りて来て田に入り河童になる。そして八朔の日に山へのぼる。
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サクダメシ
1964年 福島県
深谷の某の屋敷の井戸に、水が2.4メートルたまっていれば豊作。不作の年は前年の秋の彼岸から水がぐっと減る。さくみこぶしの木に白い花がにぎやかに咲くとき、まんさくの花の覆い年は作がよい。花が上向きのときは風が強く、下向きのときは雨が降る。正月14日、かきたれ(年なわの飾りに下げる紙)の紙の上に節分の豆をとっておいて1月1粒として12粒のせ燃やしてみる。白く燃えた月は天気がよい。半夏土用に天気がよければ作がよい。八十八夜に天気がよければ苗ははずれない。冬至や寒に小川でえびがすくえるような陽気のときは作が悪い。寒九の雨は作がよい。はのきの花がよさよさ下がる年は作がよい。秋にやまがの花が咲くと洪水がある。
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ノウシン,タノカミ
1948年
春、2月8日ごろに来臨した田の神は一度帰り、秋の刈り上げの時期にまたやってくる。刈り上げのあとは山の神になるといわれている。1年に3度くるという説もある。
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ワッパタロ,セコ
1985年 熊本県
河童は毎月十三夜から十五夜満月の間に山へ上りセコになり、25日から28日の頃に山を降りて川には入る。
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ハンゲサマ
1982年 新潟県
夏至から数えて11日目を半夏生・半夏というが、金持ちの半夏様が豆まきをしてついに撒き終らずに、入日を招き返して終わらせたが、半夏様は高熱で死んでしまったという。
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オカマサマ
1983年 茨城県
元沢ではオカマ様は9月27日の早朝に出雲に縁結びにでかけ、10月27日に戻ってくる。この両日ともオカマ様の棚には御灯明と御神酒を供え、オカマ様が帰ってくるまで供えておく。オカマ様が出雲へ出かけるときには雨が降るという。
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アメ
1956年 宮城県
寒の入りから九日目に雨が降れば、その年の田植えは水も豊かで豊作になる、彼岸中に雨風があれば、一週間天気が悪い。
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コトノカミ,ヒトツメコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日、12月8日の両日には一つ目小僧が来るといって、目籠を竿の先にかけて軒先に立てたり、履物をしまい込んだり、雨戸を閉め切って外出しないようにした。また、2月8日に訪れるコトの神が農業を助け、12月8日にはその一切を終えて天に帰るのだとも言われた。
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カミ
1974年 鹿児島県
ある男が木の洞で雨宿りをしていると、男の子が7、8つのとき池主から取られる運だという神の話を聞く。7つの5月16日に団子をこしらえ親子で食べていると助かった。その子は長生きする。5月16日にイノチナガといって長い短い団子をこしらえるのはそのためである。
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カッパ,テンジク
1949年 新潟県
河童は、6月1日に天竺(天空)から降り、八月の末に天竺に帰る。
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(ノウギョウニカンスルジュホウ)
1956年 宮城県
田植えの数日前にお田の神祭りをする、稲株で鳥の形を作って苗代に供えると虫除けになる、牛馬を購入したときは、その家の味噌と米を釜のふたに載せて食べさせる、雨乞いはいまだに行われ、とくに旱魃であった昭和33年には各地で行われた(栗原市鶯沢地方)など。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神の日には田畑へ行ってはならないとし、また、この日は天候不順になるといい、秋の田の神あげには、田の神は蓑を着て、笠をかぶり「オーサブ、オーサブ」といって田からあがるという。
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アメ,デンベイ,ハチベイ
1980年 広島県
八幡神社の祭りには必ず雨が降る。これは昔、デンベイ・ハチベイという悪賢い人たちが村人と裁判になり、悪知恵のために不利になった村人が八幡に願をかけて2人の口を封じてもらい、そのために2人は首を切られた。その祟りで雨が降るのだという。雨を見ると、村人は「デンベイとハチベイは成仏していない」と言う。
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キツネ
1973年 岡山県
6月3日を柴取りの口開けといって、この日から山の柴を刈ることができる。ある年、柴取りの口開けの日に夜明けを待っていると、月があがって明るくなった。刈ろうとすると木に結んだ、弁当を詰めたメンコが落ちた。すぐにまた月が隠れて真っ暗になり、しばらく座って待っていると、また月が出て明るくなった。一回目に明るくしたのとメンコを落としたのは狐が化かしたためだと話した。
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ヂシン,ヂシンサマ 
1983年 岡山県
彼岸の中日に最も近い戊の日に当たる社日には地神が祀られているが、倉敷市粒江の鞭木では、この日には鍬を使えないとか、畑に入られないとか、土をいじられないなどという。それは、この日には地神様が地面に半分顔を出しているからだといったりもする。また、社日雨といって、社日には雨が降るというところもある。
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ヂシン,ヂシンサマ 
1983年 岡山県
彼岸の中日に最も近い戊の日に当たる社日には地神が祀られているが、倉敷市粒江の鞭木では、この日には鍬を使えないとか、畑に入られないとか、土をいじられないなどという。それは、この日には地神様が地面に半分顔を出しているからだといったりもする。また、社日雨といって、社日には雨が降るというところもある。
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