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検索対象事例

サクガミ
1939年 秋田県
東鳥海神社は作神である。稲熱病におかされた田などに、ここの社の縁の下の土砂を散布すると治るといわれている。

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サクガミ
1939年 秋田県
元稲田神社は作神である。稲熱病におかされた田などに、ここの社の縁の下の土砂を散布すると治るといわれている。
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ベンザエサン
2000年 愛媛県
下天満集落の北にある民間小社には、ベンザエさんが祀られている。その小社の脇には松が植えられる。沖に出ていた漁師がその松の枝に波しぶきがかかっているのを見ると、すぐに帰り、枝を切って清掃する。そうせずに放って置くと、必ず祟りがある。但し信心すると病気は去るという。
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オオモトジンジャ,エキビョウ
1944年 島根県
大元神社の社地を伐って畑にして楮を植えたら疫病が流行って多くの人が死んだ。この村のある間、毎晩燈明をともしますから疫病を払ってくださいと祈願したら病気が治った。今でも、毎晩村中順番に燈明をともしている。
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ジガミノタタリ
1984年 新潟県
ある家の主人が風邪を引いたようになって寝込んだが、そのうちに口が利けなくなり、耳も痛くなってきた。入院したが、病名がわからない。「八海山」が神さまにうかがったところ、「地神さんの祟り」ということがわかった。その家の地神は屋敷の藤の木の根元にあり、毎日お椀1ぱいの飯を上げていたが本尊のムジナの眷属が多くなってそれでは足りなくなったという理由であった。早速たくさんの供え物をしてまつったところ、主人は急に回復した。
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キリワケノヒョウエノカミ,カシノハテンダイミョウジン
1959年 鳥取県
切分兵衛神が、小さな女神が樫の葉に乗って川を下るのを見かけ、留まるよう懇願した。そこで女神は吉川村の麻疹の神になった。村に麻疹が流行る時は、吉川神社の樫の葉に粟粒が出る。この樫の葉を戸口に挿すと麻疹予防になり、罹ったときも葉で顔を撫でると治る。
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ジゾウ
1930年 富山県
神社の鳥居の根元に地蔵が埋めてある。この地蔵を掘り出して洗えば、どんな旱魃の時でも必ず雨が降るが、洗った人は1週間以内に死ぬ。洗うのではなく、小便をかけるのだとも言う。
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キツネ
1986年 茨城県
老人が狐を助ける。その晩狐が若い娘姿で家を訪れ、息子と結婚し子を成す。ある日子が鷲に攫われそうになり、狐は正体を知られ山に帰ってしまう。だがその後も人知れずその家の田畑を耕した。この狐を祀ったのが女化神社で、神社の砂を田畑に撒くと作物がよく実る。
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サンポウコウジン
2004年 愛知県
三宝荒神はかまどを始め,家屋敷,住人を守ってくれる神様である。家の周囲が汚れていたり,荒神様に断りなく家を修理したり,庭に杭を打ったりすると原因不明の腹痛や発熱を起こすとされた。
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サルタヒコサン
1983年 三重県
サルタヒコさんは地神としてまつられている。神社の土「お砂」を自家の土に混ぜると清められ、「お砂」をもっていくと海難にあわない。
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カミサマ
2000年 愛媛県
同地には民間小祠が祀られており、この神はタゴリ(咳)に効くとされている。
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キツネ
1955年 静岡県
熱が出て意識が無い時は床の下に万年青を敷き、稲荷様を祀って、梅の一年枝で狐をいじめる真似をする。これで治らぬときは家の周りに注連縄を張り、大きな藁人形を弓矢で射る。ヒキメという。
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カゼフケ
2001年 高知県
農家の奥さんが、墓掃除のあと帰ってくると急に高熱を出した。太夫さんに拝んでもらうと、死霊のカゼにフケられたとしてお祓いや祈祷をしてくれ、帰宅するとけろりと治ったという。カゼフケにやられる、カゼフケにあうなどという。
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コウジンサン
1970年 鳥取県
荒神さんはよく祟る神様。屋敷近くや屋敷内にあり、村の祭りのときに祭る。ある家では、1915年ごろ、病人が出たので拝んでもらうと「便所近くに荒神様があるのが障っているので、離して祀れ」と言われたので、そのとおりにしたら病気が治った。
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ヤクビョウガミ,アクビョウ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
家の入口に粟を撒いておけば、悪病(疫病神)が入らないという。
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ヤマノカミ
1967年 大分県
平沢水近くの山の神は風邪熱の神として信仰されている。赤土を団子にして供えて祈願する。
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イヌガミ
1975年
犬神というのは、その人が先代で犬を生きながら土中に埋め、呪を誦しておいた犬の念が憑いて煩うものである。犬を祭ればすぐに治る。くちなわも「とうしん」といい、おなじようなことをなす。田舎、西国辺りでは今でもある。
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イナリ,(タタリ)
1989年 長野県
昔、ある家の先代が、災難が続くのに耐えかねて行者に易をみてもらった。すると、所有地の一隅にあるお宮に障りがあり、それが祟っているということだった。調べてみると、小作してもらっている家の稲荷社の祠の屋根に風で倒れた木が覆い被さっていた。それを取り除いて油揚げを持っていき礼拝すると、災難はなくなった。以後、その祠を祀るようになったという。
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セキノカミサマ
2000年 神奈川県
風邪で死んだ旅人の塚があり、咳の神様とされていた。風邪を引いた時はご飯が炊き上がるまでのあいだに拝みに行けば治ると言われていた。
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アサヒジンジャ,(ゾクシン)
1968年 愛媛県
朝日神社は某家の庭先に祭られている。首から上の病気に霊験があり、線香・塩を供えて祈るという。治ったら七色の色紙で、小幟一対をつくって奉納する。不浄を嫌い、汚すと頭痛を病むといわれている。
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ダンバラハン,ダンバラサマ
2000年 愛媛県
昔、疫病が流行した時に、曽我部家の宅地内にあった、屋敷神であるダンバラハンを祀っていた家だけは災難から免れたという。
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