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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユメウラナイ
1946年 山梨県
ある人はよく夢占いをし百発百中であるといわれ、不思議がられている。特に、妊娠に関しては本人が気づかない時期にでも言い当てるといわれている。

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(カキノキ)
1943年 奈良県
嫁に子供が出来ないので占い師に見て貰った処、原因は庭に柿の木を植えている為だという。この柿の木は伐ったが、嫁は何も知らないで柿の木を火にくべた。この嫁には結局子供は出来なっかたそうだ。
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(ゾクシン)
1979年 長野県
夢占。たかの夢はいいことがある。蛇の夢はお金が入る。火事の夢はどこかで子どもが生まれる。歯の抜ける夢は近親に悪いことがおこる。
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(タンジョウノヨチョウ)
1935年
話者の体験談。兄の子が生まれるとき、母が忙しそうに祝事の準備をしており、鯉のぼりがまい上っている夢を見た。また話者の姉も、子どもを生む夢を見た。その晩、兄から手紙が来た。
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(ゾクシン)
1984年 山梨県
火事の夢を見るとどこかでお産がある。
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ヘビ
1965年 宮崎県
ある家で毎晩、屋根の上にヒがアガル(不思議に明るくなる)ので占ってもらうと、谷の蛇が男に化けてその家のババに通っていると出た。ババさんは妊娠しており、頭に瘤のある子を産んだ。蛇の男がたたったのだろうという。その家では、今も瘤のある子が生まれる。
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ムエンボトケ
1988年 長野県
無縁仏が人につくことがあり、つかれた人は仏のいる方へと夢遊病者のようになって行ってしまったということだ。占い師はそうして憑いているものが無縁仏であることと方角とを占い、供養した。
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トオリガミ,〔ジュウニサマ〕
1938年 福島県
ある女性がひどく病んだので旅の占者に見てもらうと、十二様が通うところに小便をしたためだということで、祓ってもらうと治った。
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(ゾクシン)
1976年 大分県
女性は33歳のときに出産をすると、厄が晴れたという。
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マクラガミ,ユメ
1937年
心に決し難い問題のあるとき、一念をこめて夢を待つと枕神が夢に現われてお告げをする。
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ユメ
1956年 宮城県
子供が出来た夢を見ると死ぬなどという。
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ユメ
1976年
豊太閤が朝鮮王に送った書簡に、私が妊娠した時、母は日を呑む夢を見たとある。このような話は、天台山沙門陽勝や、蓮師三国氏などにもある。
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ジゲン
2004年
ある医師が長年五条天神への信心を怠らなかった。彼はある時夢で五条天神からの示現を受け,疫病を治すことができた。
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タマシイ,(ウマレカワリ)
1954年 栃木県
占いで死ぬと言われ閉じこもっていたが、退屈して、魂だけが外出した。ある家の前で人だかりがある。覗いて見るとお産だった。見ていると窪みに落ち込み、気がつくと赤子に生まれ変わっていた。
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(ゾクシン)
1938年 宮城県
栗の実がはぜる夢を見るのは、子供を身ごもった前兆だという。
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フッタチ
1961年 岩手県
ある家ではいくら子供が生まれても育たなかった。六部様に占ってもらうと、年をとってフッタチに化けた雌鶏が、生んだ卵を人間がとって喰ってしまうのを恨んで人間の子を殺してしまうのだという。
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ヨゲン
1946年
村に飲んべえの占師の男がいた。この男はときどきとんでもないことを言い当てたという。あるとき、村の石屋の家が火事になることを予言した。石屋は妙見様の神主に火伏の祈祷をさせたり、火の警戒をさせたりして無事であった。
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コヤスサマ
2001年 青森県
娘が身重になると、子安さまがその母親に夢で知らせる。母親は娘の安産を願って、タオルや腹巻きなどを持って来て子安さまを拝み、それを妊婦の体に巻いた。
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シノヨソク,ユメミ
1944年 愛知県
身内の者が亡くなる時は、たとえどんなに遠いところにいても、夢見で知らせがあるとされている。
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(ゾクシン)
1968年 愛媛県
一富士・二鷹・三茄子の夢が良いという。葬式・火事の夢は良いという。棺桶が家へ入る夢は良いが、反対に出て行く夢は悪いという。親の夢をコタオマエといい、不幸があるという。蛇の夢は良いが、3日間人に言ってはいけないという。歯が抜けた夢は良くないという。子供が生まれる夢を見ると、人が死ぬという、など。夢に関する俗信。
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キツネ,ケンゾクサマ
1931年 大阪府
生駒山にある瓢箪山稲荷には独特の面白い占いがある。望みを神前に低唱し、夜にその付近1、2丁の野道に身を潜める。そして、通行人が通るのを待ち、その風体や話の内容を稲荷の占所へ提供すると、運勢を判断してくれるというものである。通行者は実はケン属さんが仮の姿となって通るのだといわれている。
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