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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カネヤマサン,イヌ
1949年 山口県
金山さんが一つ目で人相の悪い姿であったので、四つ目の犬が吠えかかった。そのとき、蜜柑の木に登って助かった。そのため、11月8日の鞴祭の際には蜜柑を供える。

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アマノマヒトツノカミ
1947年 島根県
昔、天目一箇神がなぶれてきたが、人相が悪かったので犬が吠え掛かった。この際、天目一箇神が蜜柑の木に登って助かったため、祭りのときに蜜柑を備えるのだという。
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オオゼイノコドモ
1968年 栃木県
昭和30年前後のある初冬の晩、酒を飲み蜜柑1箱を買って歩いていたら、大勢の子供が騒ぎながらやってきた。映画を見に行くのだろうと思い、蜜柑を2・3個ずつあげて良い機嫌で家に帰ると、家人に今日は映画をしていないと教えられた。翌日不思議に思い調べてみたが、昨晩は誰も道を通っておらず、1箱分の蜜柑もどこにもなかった。
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カナヤゴサン
1947年 島根県
金屋子さんは天降るときに白狐に乗っていた。そのときに四つ目の犬に吠えられ、逃げようとしたところ、麻苧にに絡まって倒れ、ついには死んでしまった。だから金屋子さんは犬と麻が大嫌いだといわれている。
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ダリボトケ,ダリカミ
1927年 愛知県
数年前、峠で男が空腹を覚えて倒れた。そのとき、ダリ仏の祠にそなえてあった蜜柑を食べたところ、元気回復した。
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ヒトツメノオニ
1991年 埼玉県
2月8日と12月8日には1ツ目の鬼が来るのを防ぐため目籠を門口に下げる。
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ヒトツメ
1950年 山梨県
2月8日には、一つ目という魔物がやって来て目の数を数えるので、なるべく目の多い物を戸口へ出しておく。もし正確に目を数えられると、魔が差す。
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ヨツアシノタタリ
1984年 新潟県
犬猫や牛を殺すと「四つ足の祟り」があるといい、四つ足が死ぬと決った場所に埋める。このときサンバス(さんだわら)に椀を載せて持っていって供える。
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カナヤゴサン
1947年 島根県
金屋子さんが吉備の中山に天降ったとき、四つ目の犬に吠え掛かられ、蔦につかまって逃げようとしたが、蔦が切れ、犬ぬかまれ手死んでしまった。そのため、金屋子さんは犬と蔦が嫌いであるといわれている。
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ミカリバアサン
1959年 神奈川県
2月8日、12月8日に来る。一つ目なので自分より目が多いものを恐れる。ゆえにざるなどを軒に出す。子供がいたずらするとミカリ婆さんが来るといって嚇す。
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メヒトツイワ,オンビキイワ
1958年 香川県
目一つ岩とおんびき岩がある。双方がにらめっこして目一つ岩が負けて目が一つになってしまったのでその名がある。
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メヒトツコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日には目一つ小僧が来る。
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メヒトツコゾウ
1977年 神奈川県
2月8日には目一つ小僧が来る。
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(ゾクシン)
1981年 栃木県
上沢氏の家の前に薬師堂がある。ここの水で目を洗うと、目の悪い人は治り、普通の人は目の病気にかからないと言われていた。今では水が入っていないという。
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ヒトツメコゾウ,ヒトツメノオニ
1963年 山梨県
2月8日のオコトの晩には一つ目小僧が、節分の夜には一つ目の鬼が、それぞれ山から降りてくる。
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(ゾクシン),イヌ
1935年 島根県
夜に犬が長吠えをするのは、死人が出る知らせという。
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メヒトツコゾウ
1950年 静岡県
2月8日に廻ってくる疫病神を目一つ小僧と呼ぶ。この日伊豆では家の出入口に、柊を添えた目籠を竿の先に掛けて立てておく。さらにその下に米のとぎ汁を桶に張って置いておく。これは桶の水を飲もうとした目一つ小僧が、そこに映った目籠に驚いて逃げるからだという。
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ヒトツメコゾウ,メヒトツコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は妖怪、悪神、疫病神の類。目が一つで顔が大きく、足が一本ともいう。
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ヒトツメコゾウ
1962年 神奈川県
12月8日は一つ目小僧の来る日で、イワシの頭を豆の木にさして、グミやネギなどのくさいものを燃やしたり、ミケエゴ(目かご)を竿の先につけてたてると、目が多いので一つ目小僧が逃げるという。八丁と鍛冶屋敷では2月8日にもこれと同じことがある。
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メヒトツコゾウ
1975年 静岡県
2月8日はコトヨウカで、目一つ小僧が来る。履物や洗濯物を出しっぱなしにしておくと目一つ小僧が判を押し、それを知らずに身につけると病気になる。目籠を下げたり囲炉裏でグミやカヤの木を燃していやな臭いを出したりして、目一つ小僧が来ないようにする。
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ヤクジン
1956年 福島県
12月8日は悪い日で、疫病神が来て災いをするから、カドに竿を立てて目籠を吊るして物忌みする。厄神は目籠の目の大きさを怖れて逃げる。厄神は眼一つに口一つ。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は2月8日に天に帰る。
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