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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヤマカクシ
1956年 福島県
行方不明になったのをヤマカクシと言う。鉦を叩いて呼んで歩く。ある女がヤマカクシに会い、二ヵ月後炭焼き窯に入っていた。その間のことは憶えていなかった。

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テンク゛サマ
1960年 三重県
天狗様が太鼓を叩いている間はいいが、鉦を叩くようになったら、山にいてはならない。
類似事例

テング
1981年 和歌山県
行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
類似事例

カミカクシ
1978年 山梨県
女の人が行方不明になり、大勢で探したら岩の上に座っていた。3日間座っていたという。その間のことは何も覚えておらず、神様に連れて行かれたのだといわれた。
類似事例

ヘイケノオチウド
1958年 香川県
春日川の上流の神村にはかまとこ地蔵が祀られている。平家の落人が逃げて、まだ火の入っていない炭焼き窯に隠れると、追っ手の源氏は土で蓋をしてしまった。その後怪異が起きたので地元の人が炭焼き窯の床に地蔵を祀ったという。
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キツネ
1979年 岐阜県
炭焼きをしていたときの話。夜、山へ窯の火を止めに要ったら、手拭を被った女が立っているように見えた。狐の仕業。
類似事例

テンビ
1938年 佐賀県
天火が家に入ると、病人ができるというので、鉦を叩いて追い出すという。あるいは単に天気が良くなるとも言ったという。
類似事例

カミカクシ
1960年 神奈川県
神隠しにあった人が3日ほど行方不明になった後に城山のほうから戻ってきた。それからは天狗小僧と呼ばれるようになった。
類似事例

テング
1990年 富山県
人が行方不明になると、一升枡をさかさまにして叩きながら捜して歩いた。天狗さんは音が嫌いなのでこれで返してくれるという。
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(ヨゲン)
1974年 大阪府
難波鳥屋町で、身持ち正しい若者が行方不明になったが、叔父の神仏への祈りのおかげか、3年後に帰ってきた。しかしまた行方不明になり、今度は叔父が金比羅を深く信仰したおかげか、6年後に帰ってきた。その後、家や町内のことの預言が当たり、「天狗六兵衛」というあだ名がついた。後にまた行方不明になった。
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ヤマノカミ
1975年 福島県
ある人が炭焼きをしたが、何回も釜(※窯の誤植?)が落ちて成功しなかった。山の神様のせい。
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カミカクシ
1973年 岩手県
数年前のこと。近所の子供が行方不明になった。帰ってきた後聞いてみると、何かに憑かれて1日中歩き回っていたといった。
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ショノム,ショノマレル
1965年 高知県
人の恨みを受けている人が、腰痛やひどい病になることがある。これを「ショノマレタ」という。信心深い婆さんなどに拝んで貰うと、「お前は○○にショノマレテいる。○○を持ってこいと言っている」などと教えられる。その物(酒など)を持って行くと、婆さんは一気に食べ飲み、その後正気にかえる。その間のことは憶えていない。
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キツネ
1991年 石川県
ある男の人が狐にだまされて行方不明になった。太鼓を叩いて探したら山で見つかった。木の実なども食べていたが、狐に騙されて糞を食べさせられたのだろう、ということになった。
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タヌキ
1979年 岐阜県
炭焼きをしていたときのこと。夜、窯をきれいにしての帰り、後ろでボンボン音がする。立ち止まると音も止まり、歩き出すと音がする。道路に出て荷を降ろしたら、大きな人が目の前にいて、見ているとさらに大きくなり、被さってきた。狸の仕業。
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〔シンショウ〕
1986年 沖縄県
沖縄東村・川田の習俗に関する60年前の記録である。6月25日にアシャゲ(神祭場)で御願があるが、このときに神鉦(神が鳴らす鉦)の音が聞こえるという。女祭司たちが歌を唄い太鼓を叩いて神事を行うのであるが、神歌のテンポは次第に熱狂的となり、ある時点に至ると鉦が鳴るのである。誰がその鉦を鳴らしたのか知る者はなく、神の仕業以外のいかなる説明も得られないのだという。
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(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
仏壇で鉦が鳴った。病人がいたので、「○○ならもう一度叩け」といったら、また鳴った。
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オテングサン,オオオトコ
1974年 山梨県
炭焼き小屋にどしゃ降りの夜、二人の大男がやってきた。一瞬の後、二人の大男は雨の中たいまつをつけて二町も先を歩いていた。
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テング
1979年 岐阜県
教員住宅の松に天狗がいて、そこの人を隠した。10日ほどしてかえって来たが、ボケッとしていて、どうしていたのかさっぱり憶えていなかった。
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オオカミ,オオサン
1981年 和歌山県
炭焼きに行ってオオサンに会ったら、炭焼きに来ましたのでしばらく避けていてくださいとお願いすれば大丈夫だ。
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タヌキ,タイコ
1975年 愛知県
炭焼きに行くと、晩になって太鼓を叩く音が聞こえてきた。「たぬきがたたいているのだ」と言ったら、音は消えた。
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カミカクシ,カミガクシ
1956年
子供などが行方不明になると、昔は、たいてい天狗や山の神にさらわれたといって鉦や太鼓を叩いて山中などを探し回ったりした。北秋田地方では、日の暮れ方に隠れん坊(カクレジョッコ)に夢中になっていると、神がくしにあうといってひどく怖れられた。
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