ブナガヤ 1985年 沖縄県 7・8歳の頃、女3人で川に水遊びに行ったら、土手に生えている阿旦の木の枝に真っ赤な子供が腰をかけて足をぶらぶらさせていた。ブナガヤだった。3人はしばらく見ていたが、怖くなって一目散に家に逃げ帰った。
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ウマ(ゾクシン) 1990年 秋田県 朝早く馬が鳴くと、3日以内に人が死ぬ。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 家の裏に大きなジックンの木があった。旧暦8月のシバサシーの日の前後には、その木を根城にしてブナガヤがよく出没した。ブナガヤは時々、お粥鍋の飯粒だけを食べ、水だけにした。そこでブナガヤにウンダ山に移住してくれるように頼んだら、それからはブナガヤの被害はなかった。
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アズキアライ 1988年 茨城県 朝早く歩くと、小豆洗いが出てきて、小豆研ぎましょか、人を食べましょか、と言いながら、ザクザクと音をさせる。だから早朝歩くものではない。
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シャシントシ 1942年 岩手県 3人で写真を撮ると、真ん中の人が早く死ぬ。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 ブナガヤが出没する近くの野原にはブナガヤの巣があるという伝承がある。
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(ゾクシン),ワラニンギョウ 1933年 福岡県 筑前大島では1年のうちに2人の死人を出した家では、3人目が出るといって2人目の藁人形を棺の中に入れる。そうすると、3度目の不幸をまぬがれるという。
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キツネ 1974年 栃木県 土手の上をきれいな女の人が歩いていくのでついていくと、体具合の悪い人が寝ていた。女の人がまんじゅうをくれたので食べようとしたら、寝ていた人か起き上がったので怖くなって後ずさりしたら土手から転げ落ちてしまった。土手の上を狐が逃げていくのを見たという。
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イタチ,アカチャガマ 1949年 新潟県 イタチは赤茶釜になって木の枝にぶら下がって人を驚かすことがある。これを見た婆さんが驚いて逃げ帰ったという話もある。
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イヌ,ナガナキ 1995年 島根県 近年、犬が長鳴きをするのでよこやで見てもらうと、人が3人死ぬ知らせであるということだった。果たして、短い間に3人死んだ。
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ブナガヤ 1985年 沖縄県 おじいさんが岩の穴に落ちたら、中からブナガヤが出てきた。ブナガヤは足を捻挫したおじいさんにいたわりの声をかけてくれた。そしてブナガヤは家に帰る途中までおじいさんを背負ってくれた。
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(ゾクシン) 1976年 大分県 女性は33歳のときに出産をすると、厄が晴れたという。
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ヘビノイケ 1987年 山口県 「蛇の池」という池に金物を落とすと翌朝には土手に上げられている。近くの人が鍋を落としてしまったが、朝行ってみたら上にあげられていた。
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テング 1933年 長野県 森林を刈りに行った人の中に、3人も4人も天狗にさらわれた者がいた。そのたびに村中の大騒ぎになり、探しても3‐5日は見つからなかった。そのうち抜けたような顔つきをして帰ってきた。
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ヒノタマ 1938年 少年時代に火の玉を見た。夏の夕方、「火の玉が高い木の枝にぶら下がっている」と父母が教えてくれた。見に出ると、木から離れ長い尾を引いて飛んでいた。
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ヒダマ 1958年 宮崎県 3日前、3年前、死ぬその時などに死ぬ人の火玉が近親者のもとにやって来る。
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アズキアライ 1988年 長野県 川には小豆洗いが出る。
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アズキアライ 1988年 長野県 川には小豆洗いが出る。
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ヤマノカミノトマリギ 1967年 大分県 山を伐り払う時、その山中の木で第1枝が北に向かって逆枝になっている木があればその木が何の木であっても山の神の泊木といって伐らない。
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ショウズアライ 1962年 徳島県 小豆洗(しょうずあらい)という者が最近までいたという。元旦の朝に若水を汲みに行って遅くなると、この小豆洗がいるというので、みな少しでも早く行くようにした。小豆洗は女だという。
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キモンヨケノケヤキ,アクマヨケ,ワカジニ 1987年 長野県 八幡様と明神様の中間にあるけやきは悪魔よけのためである。ある時馬が通れないといって3人で木を縛って引っ張ったところ,3人とも若死した。
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