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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リュウオウノタキ
2001年 奈良県
竜王の滝という滝は女が行くと荒れるという。興原遠江守が、そこで女官に水浴びさせたら大雨になったとか、腰巻を洗濯したら夕立が降ったという言い伝えがある。

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リュウジン
1973年 山形県
雨乞いの時、滝壺に大石を投げ込む。すると竜神が怒って雨を降らせると言われている。
類似事例

リュウジン
1973年 新潟県
不動滝には竜神がいて、石などを投げ込むと大雨を降らせるという。
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リュウオウ
1988年 奈良県
室生竜穴神社の竜穴には善達竜王が住んでいた。竜王は猿沢の池から春日山の香山に移り、さらにここに移った。賢俊僧都が竜王に対面しようと竜穴に入ると宮殿があり、竜王は「ここでは会えぬから3丁先で会おう」といった。僧都が穴を出ると、竜王が衣冠束帯で水面に現れた。僧都はその姿を像に刻み、竜穴神社を作った。以来ここに雨乞いすればたちまち大雨が降るという。
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リュウジョ
1970年 愛知県
伝教大師が熱田の宮に参篭中に竜女が現れた。竜女は竜泉寺の池に住む竜女だと名乗り、一妙句を授けてくれるように乞うた。大師が竜泉寺を訪ねると竜女が現れた。竜女は大師から妙旨を受けて喜び、今後旱魃があれば必ず甘雨を降らせることを約束した。
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リュウオウ
1973年 奈良県
雨が淵に馬の沓を放り込んだら、竜王が怒って大雨を降らせたと伝えられている。
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リュウオウイケ
1970年 愛媛県
竜王池の主は、昔美女となって五反田からこの池に渡って来たと伝えられている。そのため、雨乞いをする時は五反田の和尚が池の堤で祈り、袈裟を海に流す。これができるのは1回限りで、2階行うと和尚の命がないという。
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リュウオウ
1985年 和歌山県
東谷集落の文蔵の滝には竜王が祀られていて、竜王を畏れてこの山では山仕事はしない。
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ゴミシロウザエモンノツマ
1961年 山梨県
慶長年間の頃、五味四郎右衛門の妻は、生涯を通じて湯を嫌って水を用いてきたので、人々に竜女といわれた。また、この人は陰毛が竜神となる前触れの毛の丈だった。この一子は出家させられたが、それが日実上人だという。その後、婦人は妙な霊夢を感じて陰毛を3筋切り取り、女に与えて我に祈願をすれば、水難をのがれ、安産になるようにする、もしこの祈願に偽りがあれば、何年か経って不思議なことがある、その時には身延の常経と御嶽山と妙伝寺に必ず献納するようにといい、雨がはげしく降る日に釜無川に消えるように入った。その長毛を子安大明神として帯那の妙伝寺に祀ってある。
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リュウジン
1955年 山梨県
下女のお玉は長峯の池の主で竜神の化身だったという。毎朝池の水に下半身を浸して水浴していたが主家の主婦に叱責されて家を辞し、桶を地に伏して立ち去った。そこから清水が湧き出して止まることはなかったという。
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リュウ
1970年 埼玉県
大渕は竜が棲むという伝説の渕である。近くの竜泉寺の坊さんが雨乞にこの渕に血脈を投げ入れる。竜神の感応があれば、血脈は水中深く吸いこまれ、必ず雨が降るという。
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ダイジャ
1984年 福島県
口太山の夏無し沼の主の大蛇が度々暴風雨や山崩れを起こして田畑を駄目にするので、恵知之丞という若者の指導で沼の堤土手を壊して、沼を干すことになった。大蛇は風雨を起こして抵抗したが、やがて土手は壊れ沼は狭くなった。その日の夕刻に、恵知之丞の家に蛇の目傘をさした美女が来て「長々お世話になりました」と挨拶をし、消え去った。その夜、大蛇は黒雲に乗って夏無し沼から吾妻山の女沼に移ったという。
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リュウグウ
1973年 岐阜県
長滝山の頂上にある3つの小さな池は竜宮に通じていると伝えられている。旱魃の時は、萱を刈って池に投げ入れると、たちまち雨が降るという。
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フタゴノイケノヌシ
1987年 長野県
佐久町の大河原近くにある池で,峠から向かって右を雌池(女池),左を雄池(男池)という。雄池の底にはウミバラといい、竜が通った跡と伝える黒い帯状の線がうねっているので,昔からこの池には主の竜神が棲んでいるとされる。小石をウミバラにぶつけると主の竜神が怒って雨を降らせると信じられている。
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コクダイリュウオウ,クロイヘビ,シロイヘビ
1984年 長野県
甌穴群は非常に深く竜宮まで通じていると言われていた。主は黒大竜王で、時々穴から姿を出す。石を投げ込んだりすると大雨を降らせる。この穴の近くには黒い蛇が住んでいると言われる。
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リュウジン
1970年 愛知県
雨乞いの時、竜枯寺では僧が集まって祈った後、海上の竜江という所に行く。経を読みながら袈裟を海に投げ入れ、竜神に授与する血脈を入れる。そうすると必ず雨が降るという。
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フタゴイケ,オイケメイケ,リュウ
1931年 長野県
蓼科山の東にある大嶽の北側に二子池と呼ばれる池がある。男池女池ともいう。旱魃の時にはこの池の水を汲み下して雨乞いをするが、その際には井出氏に書付をもらわないと山が震え、水が湧き返り、池の岸に近づきにくいが、書付を池の中に投げ込むと池は静かになるという。ここには雌雄の龍が昇天するまでにいたといわれる小穴もある。
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リュウジン
1975年
陰々とした泉水には竜神が住んでいる事がある。その水中に大勢が入って水を打つと必ず雨が降る。これは水気が天に昇るからという。
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リュウ,メオトイワ
1964年 愛媛県
昔、ある老婆が竜の仕業とされていた、どれほど川が流れても離れない夫婦岩を見に行った時、竜に会ってしまった。その後、病気を患って死んだという。
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リュウジョ
1970年 香川県
行基菩薩が説法をしていた時、竜女が姿を現し、玉の笄を残して天上した。後の玉の笄を笠山の峰に埋めて竜神を祀った。夏に旱魃になったとき、この峰に祈れば必ず雨が降るという。
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(ゾクシン)
1976年 京都府
大滝地蔵あるいは日の暮地蔵というものがある。大滝の池替えの時に、流れ込んでいた物を祀った。女性の願い事をよく叶えてくれるという。
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