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検索対象事例

ネコ
2000年 神奈川県
オドリバノダイという寂しい所があった。近くの古い猫がみんな集まったらしく、有名だった。

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ネコ
2000年 神奈川県
夕方頃、オドリバノダイという所を通ったら、猫が人間に化け、笛を吹いたり太鼓を叩いたりして踊っていた。
類似事例

ネコ
2000年 神奈川県
おどり場という所があった。猫が踊ったからそう言うのだろう。
類似事例

ネコ
1952年 長野県
法衣が濡れているのを不思議に思った僧侶は、老猫が法衣を引き落として夜に出かけ、和尚に化けて猫を集めて法会をしていることをつきとめた。以後猫は帰ってこず、老猫が法会したところは猫屋敷と呼ばれた。
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ネコ
1962年 島根県
明治三十年ごろのお盆の旧七月十六日の晩、盆踊り帰りの若者が山道を通ると、猫が数匹頬被りして盆踊りをしていた。そして村の誰もが知る飼い猫の虎の到着を猫達は待っていた。やがて踊りは終わり若者たちも無事帰ることが出来た。
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ネズミ
1934年 秋田県
昔、爺様が鼠に豆をやったところ、鼠の家に呼ばれて歓待され、帰りにはお土産をたくさんもらった。隣の爺様も同じようにして、鼠の家で歓待を受けたが、猫の鳴きまねをしたせいで座敷が真っ暗になって出口がわからず帰れなくなり、そこで死んでしまった。
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ムジナ
1972年 千葉県
昔、お爺さんがイロリにあたっていたら、「お爺さんお爺さん」と呼ばれた。家人かと思って戸を開けてもだれもいない。後で帰ってきた家人に聞いても、戻っていないと言う。ムジナに化かされたのだろう。
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ネコアシイシ
1956年 宮城県
昔,この地に大芝居の巡業がやってきたので,金持ちの呉服屋が老母一人を留守番に残して芝居見物に出かけた。老母が一人で芝居のことを色々想像していると,その家の古猫が「おばあさん,お芝居をして見せようか。その代わり,人に告げたら生きていられなくなるよ」と言う。老母が承知すると,猫は後肢で立って巧みに忠臣蔵を演じて見せた。さて,老婆は家人の話に釣り込まれて猫の見せてくれた芝居の筋を語ってしまう。それは家人が見たものと同じであった。わけを尋ねられた老母が,トラ子(飼い猫の名)が見せてくれたことを告げたので,家人が気味悪がって明日飼い猫を殺すことになった。ところが,翌朝になると老母が床の中で死んでおり,傍らにいた老猫は一足跳びに7,8間も跳ねのいて逃げ去った。その時の足跡が石の上に残り,「猫足石」といわれている。
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ウタウフルネコ
1956年 宮城県
昔,老猫を飼っている老婆がいた。家人不在のとき,古猫がおもしろい唄を聞かせるから誰にも告げるなと言った。しかし,おばあさんは余りのおもしろさについ家人に告げてしまう。老婆は2,3日後に死んでしまった。
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〔フクネコヅカ〕
1986年 埼玉県
昔、桶屋職人が猫を飼っていた。ある夜、その猫が猫踊りをしていたのを見て追い出した。猫はその後、和泉屋という料理屋に拾われた。そして街道を通る旅人に手招きをするようになった。これが評判になり、店も繁盛した。この猫は福猫と呼ばれ、死んでから塚に祀られた。
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ネコ
1993年 埼玉県
お爺さんが猫と住んでいた。猫はよく遊びに出て行くのだが、その晩に限って出て行かなかった。すると、お爺さんを踊りに誘う人が来た。お爺さんは飼っている猫が化けて騙しているのだと考え、猫を追い出した。そうしたら、猫は帰ってこなかった
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オバンサン
1956年 福島県
誰が住んでも寂しくて住みきれないので立ち腐れになっている屋敷がある。ある人がちょっと立ち寄ったら、オバンサンが出てきて「腹減った、腹減った」と言った。
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ネコ,ウシノヨウナモノ
1990年 香川県
昔、伊予からの帰りにねむり谷へ夜中の1時頃さしかかったとき、道ぞいの岩の上にかわいげな猫がいた。車を降りて猫のところまで行ったら、牛のような赤土色のものがのっそりと歩いて行き、姿を消した。
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バケネコ
1982年 群馬県
隣近所の猫が5匹原っぱに集まって、唐傘屋の猫が大将になって、手拭で鉢巻やほっかぶりをして、「かさやのとらどん、きなけりゃ、ねっからちょうしがあわねぇ」と歌いながら踊っていた。猫は年限を区切って飼うもので、死ぬときは姿を見せない。
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トラネコ
1960年 宮城県
昔、虎猫が化けて、毎夜毎夜沢のほとりで小豆をといで人をばかにしたので、そこを猫の沢というようになった。
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タヌキ
1992年 奈良県
昔、小さい家に若い男が1人で住んでいた。そこに、毎晩、名前を呼んで訪ねて来る人がいた。けれども戸を開けると誰もいない。ある時戸の隙間から見たら、狸が後ろ足で戸を叩いていた。そこで「こらっ」と言って開けたら逃げた。それからは来なくなった。
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フルネコ,カジヤノバアサン,バケル
1985年 愛媛県
年老いた猫は悪いことをする。ある日大工が大松峠を日暮に帰っていると猫の一群に出会った。松の木に登り隠れたが、猫が肩車をして「かじやのばあさのおせのおせ」とかかってくる。ボス猫めがけてのみを投げつけ命中させ、猫の一群は退散した。翌朝となりのかじやのばあさに声をかけても床から出ない。布団を跳ね上げると目玉をやられた古猫が飛び出して逃げ、ばあさんは喰い殺されていた。
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ネコ
1973年 岩手県
京津畑集落のある家で、お婆さんが一人で留守番をしていたら猫がやって来て義太夫を語り、このことは人に漏らすなと口止めして出て行った。あまりにも面白いのでつい人に話してしまったら、猫が怒ってお婆さんを食い殺した。
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レイノアシオト,フルキネコマ
1980年
自分の弟が薬を作らせている時に、夜な夜な或るモノが家に入ってきて、足音をひしひしとさせているのが聞こえた。家の者らがいくら見ても何なのかは分からず、不気味に思って過ぎていった。或る夜に霊の足音がして、妙な声でさけんでいたので見てみると、古猫がこけいいつの上に倒れていた。
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キツネ
1990年 長野県
このあたりにはきつねがたくさんいたが、大日向と会の中間くらいにあった普賢菩薩の祠に住んでいた古ギツネは人を化かすのが上手だということで特に有名だった。
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ネコ
1936年 秋田県
婆様が一人のとき、昔から飼っていた猫がうたいだした。人に言わないという約束をやぶったが、ついうっかり教えてしまうと、猫は婆様の顔を引っかいて行方知れずになった。
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