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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シゲダ
1976年 山形県
後輩の安達富雄君は、「しげだ」と呼ばれる場所に差し掛かると、恐ろしい現象が起きたので、引き返して遠回りをして帰ったことがあるという。

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シラスバ
1976年 山形県
後輩の相馬清吉君は、小学校の事務などの手伝いをしていた。ある時、夜遅くなって小学校に戻ろうとするのだが、「しらすば」と呼ばれる場所に差し掛かると、どうしてもそこを通れず、何度引き返して出直しても、あたりをぐるぐる廻るだけで、学校にはたどり着けず、溝にはまったり、水田に足を突っ込んだりして、ついには引き返してお寺に泊まったという。
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キツネ
1982年 宮城県
田圃から稲を馬車で運ぶ帰り、狐に化かされて遠回りしてしまった人がいる。
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キンマモン,キミテズリ,メガミ
1986年 沖縄県
君は古琉球語では神女という意味で、君真物(君手摩)も古くは女神と考えられていたという。
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(イキカエルコト)
1976年 大分県
花がたくさん咲いている気持ちのいい場所で、名前を呼ばれて引き返したところ生き返ったという人がいた。
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シゲダ,シラスバ,イナリサマ
1976年 山形県
小滝街道を富ノ中に向かって進むと、まもなく「しらすば」と呼ばれる場所に差し掛かる。道路を挟んで左側の「しげだ」には吉田家の地蔵様が、右側の「しらすば」には阿部家の稲荷様がある。夜になると、地蔵様と稲荷様が逢い引きをするので、その時期に行き合って邪魔をしてしまうと、報復されるという。これが怪異の原因と言われる。
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オニ
1933年 奈良県
足立の安達姓は鬼の子供の子孫と言われている。裏山には黒塚、鬼塚、三ツ塚の三つの塚がある。前の原は安達ヶ原と呼ばれている。鬼筋と言われる家もあり、コロボックルの子孫ではないかとも言われる。
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(ゾクシン)
1972年 沖縄県
様々な現象によるムヌシラシ(物知らせ)。死をさせる現象は地域毎に異なるが、特にヒーダマ(火の玉)は特に忌まれる。
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ガンセキノオチテクルオト
1953年 埼玉県
夜、牛首峠に通りかかったら岩石の落ちてくる音がして、どうしても前に進めなかったので、遠回りして帰った。音だけで、実際には石など落ちていなかった。
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シングン,ヤノネイシ
1974年 宮城県・石川県・茨城県
陸奥国の鳥の海という所では、毎年大寒の時に神軍といわれる現象が起きる。これは暴風雨の後で矢根が落ちていることをいう。他にも能州や常州でも起きている。
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キツネ,シゲダ,ヒヤシバ
1976年 山形県
肴屋の平吉が商売を終え、「しげだ」と呼ばれる場所に差し掛かると、女房が子供を背負って迎えに来た。平吉が売れ残った蒲鉾を子供に与えると、次々とかなりの量を食べた。女房は左脚が跛(びっこ)だったが、目の前を歩く女房は右足を引きずっていた。狐に化かされたと思った平吉が天秤棒で薙ぎ払うと、狐は正体を現して逃げていったという。
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キツネ,タヌキ
1981年 和歌山県
昔、狐や狸に呼ばれることがよくあった。
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キンマモノ
1986年 沖縄県
トカラ列島でのネーシ(内侍)巡回の姿に君真物の名残を見ることが出来るが、若者の扮するボゼの威力が強くて君真物の影は薄い。八重山諸島ではアカマター・クロマターなどの勢力が強く、ツカサの君真物化は十分に行われていないようである。
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キツネビ
1992年 茨城県
狐火が点滅するのを見たことがある。母の実家に行った時、同じ様な現象を見たことがある。この火は狐の吐く息が光って見えるのだと言われた。
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キンマモン
1986年 沖縄県
奄美・沖縄の君祭りにおける君真物は女性来訪神事である。奄美・沖縄は際立って女性来訪が鮮明で、ノロを中心とする女性祭司社会に由来するものであろう。君真物出現はきわめて琉球王朝文化的であるといえる。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれると、「恐ろしいことだ 憑いた憑いた」などと言ったり、愛人の名を呼んだり、先祖のことを言ったりと様々なことをしたという。
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シノシラセ
1995年 福島県
檀家の人が亡くなると、寺には知らせの現象が起きる。男ならば本堂の大戸が開いた気がする。女ならば流しで洗い物をする音や米を研ぐ音がする。
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マクラガエシ
1935年 新潟県
寝るときには、床の間を頭のほうにしていたのに、起きると足元に床の間がある。これを枕がへしと呼ぶ。ある決まった家で起きるとされている。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊は恐ろしい姿で現れる。
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オニ
1974年
鬼のことを人間は恐ろしがるが、それは名前のみで実体がない。本当に恐ろしいのは人間である。
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ドウソジン,ダンコン,ニョイン
1964年 福島県
安達地方の一部には、道祖神のような男根、女陰を民家にまつるとき、新嫁に背負わせる。
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(キンキ)
1973年 富山県
リスは山の神の使いなので、山入りする途中で出会うと引き返す。
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