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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイブツ
1975年 奈良県
霊仏が汗をかき、善悪のきざしを示すことは少なくない。生駒山般若窟の不動尊は汗をかいて、災いが起こることを前もって世に示した。

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レイブツ
1975年 神奈川県
相州大山の不動尊が大いに汗をかいた時は、大地震が起こり、多くの人が死んだ。霊験あらたかな仏像は、その種類を問わず汗をかくというが、かつて不動尊が智興阿闍梨の病苦を代わって涙を流したように、人々の苦悩を憐れんで汗をかいて下さることは、本当にありがたい。
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レイブツ
1975年 兵庫県
播州明石郡大山寺の薬師像も、国家に災いがある時は、大いに汗をかいて災いが起こることを世に告げたという。
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フドウサン
1983年 茨城県
村に何かあったときに、石で出来た不動さんが汗をかく。何もないときはさっぱりとしている。
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レイブツ
1975年 和歌山県
高野山奥の院の汗かき地蔵は、毎日巳の刻に必ず汗をかくが、なぜ汗をかくのかは分からないという。
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フドウソン
1944年 山形県
弘法大師が月山に登ろうとして水垢離をとっていると、水中に不動尊の姿が現われ、抱き上げると1枚の水板であった。
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フドウサン
1976年 奈良県
お不動さんを淵に放り込んで洗うと、雨が降ると伝えられている。
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リュウ
1977年 福島県
大雨が降り、社川から竜が昇ったり降りたりして暴れていた。通りかかった坊さまがお経を唱えてやると、コケラ(うろこ)3枚を残して昇天した。そのうろこを収めて作った不動明王が天竜山法泉寺の本尊。
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アセカキアミダ
1956年 宮城県
森合阿弥陀堂安置の五智如来の四軀の鉄仏。昔、立石長者は代々生きながら無間地獄に堕ちるといわれていたが、あるとき、旅の僧に教えられ、千隻の舟を造って、千塚に千部の経を埋め、南蛮鉄で五智如来を鋳て供養した。鉄仏五体の中の一体を長者の庭の池に沈めると、池水は忽ち熱泉となり、池中の蛭が全て浮かび上がり、仏が長者の身代りになった験しといわれた。この鉄仏は、上に変事が起これば上体に、下に変事あれば腰から下に汗をかいて村人に予告したので汗かき阿弥陀と称す。
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トビフドウ
1956年 宮城県
弘法大師一刀三礼の作という。昔、堂が焼失したとき、不動はうしろの山の岩窟に飛んで避難したので飛び不動という。そのときの不動の火焔の痕が岩壁にあるといわれ、以後この本尊には光背に火焔をつけないことになった。享保16年(1731)9月7日の大地震に、うしろの山から巨石が落下して堂をつぶしたが、不動を安置した一間だけは根返りした大木がおおいかぶさって倒壊を免れ、村民は奇蹟に驚いたといわれる。
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メジロフドウ
1974年 東京都
豊山新長谷寺の目白不動明王像は弘法大師の作とされるが、弘法大師が荷沢河にいた時、大日如来が現れ、その後不動明王に変わり、自ら手に持った剣を振って、左の手を払うと、火煙がさかんに燃え出た。その尊体を写して作ったという。
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ジゾウソン
1956年 青森県
伽羅山の地蔵尊は、夜な夜な地獄を見回って、鬼から呵責を受ける子供や罪人を助けてやるという。助けを求めてすがる亡者のために衣の袖や裾は切れ、錫杖の石突きは常に熱気を持ち、お像の足に常に砂がついているという。
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コウボウダイシ
1978年 新潟県
弘法大師が峠を通りかかったときに水を求めた。しかし、汚い身なりをしていたので水をあげなかった。弘法大師が自分の杖で土を掘ると、そこから水が出てきたという。
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コマユミダケ,カンジャダケ
1987年 長野県
この山は霊山で,天変地異のある時には鳴り動いて危険を知らせた。
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オウゴンブツ,フドウソン
1983年 茨城県
下総国藤代宿において、8歳の女子が男子を生むことがあり、このことで金銀をもらったので暮らし向きがよくなった。そこで屋敷内に井戸を掘ろうとしたところ大きな石が出てきて、その石の中に小さい黄金仏がでてきたという。それは不動尊であった。
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メグロフドウ
1974年 東京都
慈覚大師が若い頃、師の広智と目黒の里で宿をとった。その夜に不動明王が現れる夢を見た広智が慈覚に言うと、慈覚も同じ夢を見たという。そこで、その姿を霊木で彫り、その地に置いた。その後、慈覚大師が唐から帰朝し、関東へ下向した時目黒の里にやって来た。その夜にも不動明王のお告げがあり、嶺の上に登って独鈷で地面を掘ると霊水がわき出した。この水は炎天にも枯れることなく、長雨でも増える事はなかった。
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ヤマノカミ,ウマ
1967年 福島県
山の神が乗った馬はたいそう汗をかく。
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ドクロ
1976年 奈良県
花山院が頭風を病ませられた時、阿部晴明は、院は生前行者で、大峯の某の宿で入滅なさった。前世の功徳で天子に生まれなさったが、前世の髑髏が岩の間に落ちて挟まっているために頭を病まれるから、髑髏を取り出し広いところに置けという。その通りにしたところ、頭風は癒えたという。
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ガキボトケ,ミサキ
1963年 岡山県
ガキ仏は炭坑や穴などの不憫な場所で死んだ霊で、ミサキは川にはまるなど不憫に感じる死に方をした霊。
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カワヤガミ,ボウレイ
1920年 京都府
厠に行く前には必ず咳払いをして厠神に合図をする。ある比丘がこの合図をせずに厠へ入り鬼面を汚したので鬼は怒って比丘をつけねらったという。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は心残りがあって成仏ができないときに出てくるという。出てくるときは襦袢にかたびらを着て、髪の毛は乱れている。お墓の木の下に出るという。
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