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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リンギョ
1975年 栃木県
日光山の頂上には、48の湖がある。右下野の湖水に住む鱗魚は、全て鱗がないという。越後へかかっている2つの湖水の魚には、いずれも鱗があるという。

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ダイジャ
1959年 岡山県
栗原光明山は頂上が2峯に分かれていて、中央に溜池がある。元来ここは沼で、大蛇がいると伝えられる。また、池の右の峯には荒神がある。
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〔ササウオ〕
1976年 岐阜県
飛騨の国平湯山は、熊笹が茂っている深山で、めったに人の行き来もない場所である、そこで雪解けのころ、笹の節に、太い筆ほどの太さで4,5寸の、たけのこの様なものが生じる。これを笹魚といい、谷の水にひたると節を離れて泳ぎ出す。これを岩魚といって、大変美味であるという。実際に、魚のかたちになったままひからびたものを見た。
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(ネットウニスムサカナ)
1973年 長崎県
温泉岳の温泉は山の上にあり、熱湯の出る勢いになかなか近づく事はできない。ここに人がはいると何の形もなくなってしまう。しかしその浅い渚には小魚が泳いでいるという。
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ツチノコ
1975年 京都府
村人が網で捕まえようとしたら池に飛び込んで逃げたとか、鱗がなくぬるぬるしていたという記事がある。
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ヒゴイ,タガイ
1948年 新潟県
三つの池が接近している所がある。北山の池の主は田貝であり、丸山の池は緋鯉であるという。緋鯉には巨大なもので、よく姿を見せるが網をかけてもかからないという。
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アカサカナ
1979年 大分県
油布山(由布山)の下にある村には温泉があり、その湯温はきわめて高い。しかしその中には小さな赤い魚が、熱を感じていないかのように泳いでいる。
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サカナ
1991年 鹿児島県
海に魚が海面をもりあげるほど大量にいた。網をなげてみると小魚1匹かかっていなかった。
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ナナフシギ
1974年 長野県
信州諏訪の七不思議。正月元旦神前の御手洗の蛙を捕り白羽の矢で射る。3月酉の日俎15面と鹿頭75個を供える。7月27日御狭山祭の三光の拝。湖面に道ができる御渡り。御狭山、原山の種なしの麻。葛井の池の片目の魚。
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ヤマノカミ
1978年 埼玉県
ヤマメを捕るために網を打ちに行くと、魚が網一杯にかかった。しかし結局、網一杯の魚も網を引き上げると消えてしまい、腰籠に入れた魚は全部取られてしまった。そこは山の神様のすぐそばの場所だった。漁師は驚いて帰ってしまい、寝込んだという。
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ヌマノヌシ
1975年 山形県
沼沢沼の主である頭の大きな魚は、かつて最上川の渕にすんでいたが、大水で渕が干上がったため、龍神に頼んで大雨を降らせてもらい、一族こぞって沼沢沼に移った。
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フナ
1932年 和歌山県
弘法大師が諸国行脚の途中、ある猟家で魚を串に刺して焼いているのをみて憐れに思い、それを買い取って高野山の玉川に放った。それが繁殖して今に至る。それは鮒の一種で半身焼けて黒く、串の跡だと言う白い斑点がある。
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ダイダラボッチ
1975年 静岡県
ダイダラボッチという大男が藤蔓で山を縛って持ってきたら、足柄山のところで蔓が切れてしまった。それが今の矢倉岳。そのため矢倉岳にはクツバフジはない。ダイダラボッチはこの山を富士山の上に乗せる気でいたという。
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ウオミ
1980年
漁師の中には魚見という者がおり、彼は高い山の頂上から海上を見て、海中に魚の来るのを知ることができる。さらにどの種類の魚がいるかが分かるという。
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フナ
1932年 新潟県
日枝神社境内に以前は古池があり、そこに焼鮒が住んでいた。親鸞聖人が焼鮒を池に放ったところ、蘇生してその子孫が繁殖した。それで鱗は後々までも焼けたような色であったという。
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サカナ
1932年 東京都
石神井の池に棲む魚は鱗毎に鳥居の形がある。洪水でこの魚が田畑へ流れ出ても石神井の使者といって村民はこれを捕らないという。
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カミナリノトリ,ライジュウ
1983年
加賀国の白山や信濃国の浅間山には雷獣がいるという。これは狐のような獣で、時々捕らえられて京都や大阪で見せ物にするという。この雷獣を食べる鳥がおり、それは雷の鳥という。白山の山頂に多く見られるという。
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ワニ
1948年 新潟県
池の主は鰐であるといわれているが、元来日本には鰐がいないことを考えると山椒魚の見間違いであろう。これが繁殖して、捕獲されたという話もある。
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ササウオ
1975年 岐阜県
飛騨国荒城郡平湯村で、笹の節に枝ではなく、魚の形のものが出来る。それは次第に鰭などが生じ、谷川に落ちて、岩魚になる。この地域以外ではこのようなことは見られない。
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(ササウオ)
1980年 岐阜県
飛騨国の谷間には笹が多く生えているが、その中に魚の形に似た物が生える時がある。頭と思われるところが笹に付いており、3月から4月になると動き出し、水中に落ちると魚になる。ゆえにその地では笹魚と呼ばれている。
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テング
1975年 栃木県
下野国日光山四十八滝の裏見滝は滝の裏に不動明王があり、これを見る人は畏れ敬う。不浄の人がここに来れば天狗に命を奪われるという。
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