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検索対象事例

テング
1976年
元来天狗とは星、夜叉飛点、山神、獣、山魅(こだま)、寃鬼(ゆうれい)のことであった。今天狗というのは天魔のことである。

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テング
1976年
今いわれている天狗は500~600年前に僧が言い出したのものであり、夜叉飛天を天狗というものにもとづいて魑魅魍魎を天狗といっていたのが転じて放漫、破戒の者などを天狗つき、また天狗と名付けたためにできたもの。
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テング,チク
1977年
天公は天狗のことである。『愚管抄』に「天狗地狗のしわざか」とある。
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テング
1974年
天狗とは星の名であり、日本で言う天狗とは違うが、中国にも似たものがいる。蜀の寺で法事があった時鵰鶚(ちょうがく)のようなものが子供をさらった。後日発見された時は魂が抜かれたようになっていた。又、中国でも山の名を神霊の名とする。
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テング
1983年 愛媛県
天狗は深山に住み、山で修行をした仙人のようなものである。悪い人間が深山に入ると投げ飛ばされる。不浄を嫌い、汚れのある人間を転ばせる。
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テング,テングツキ
1976年
天狗つきとは浮薄にして虚乱している人を馬鹿にして狐つきというようなもの。ゆえに野干天狗、狐天狗、天狗地狗など並べて言う。
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テング
1974年
天狗は災禍を司る。しかしこれは天狗星の類ではない。天狗は一種の鬼神であり、福が満ちている事を自慢する者を妬み災禍を加える。天狗の災いには必ず理がある。
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カラステング
1988年 長野県
天狗にも鳥天狗という種類がある。天狗はインドから来たものであろう。山伏の姿をしている者が多い。山伏の天狗信仰が民衆の間に入り、その恐ろしい形相などから妖魔・悪疫を退治する力があると信じられている。
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テング
1974年
空を飛ぶ星をよばい星といい、声のあるものとないものがある。声のないものを枉矢と言い、声のあるものを天狗という。また天狗は夜を司る。
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テング,グヒン
1974年
日本全国の深山に天狗というものがいる。また狗賓ともいう。山操(やまおとこ)、五通七郎というのも同類である。天竺の日羅、唐の善界、日本の栄術は天狗の首領である。八天狗というのは、愛宕栄術太郎、鞍馬僧正坊、比良の次郎坊、飯縄三郎、大山の伯耆坊、彦山の豊前坊、大峰の善鬼坊、白峰の相模坊である。
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テング
1985年 愛媛県
深山に住む天狗は仙人のようなものであり、悪い性質を持った人間が深山に入ってくると投げ飛ばしてしまうという。また不浄をきらい、汚れのある人間を転ばせる。
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オグラノヤマノカミ
1964年 群馬県
お天狗さんは山の神の眷属。天狗は火事が好きなので、人家のみえないところに祀る。
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ヤマノカミ,テングサマ
1959年 山梨県
天狗型の山の神は眼光鋭い老人である。天狗の正体は怪力で隠顕自在な山野の神であるとされる。アマツキツネと呼ぶところもあり、夜空を飛ぶ物の怪であったかもしれない。
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テング
1995年 滋賀県
昔、高い木には天狗がいると伝えられ、夜、歩いていると天狗に引っ張られたという。
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ヨバイボシ,(テングボシ)
1980年
昔、こすげ野の御狩に随伴した際、丑三つ時に大きな流れ星が降る途中に砕け、多くの星となって飛び散ったという。砕けた時には大きな雷鳴がとどろいた。これは天狗という星だろうという。
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ヤマノカミ,テング
1956年 長野県
山犬は山の神の御使いとして敬われ、猿や猪も神使としてあがめられた。山の神は気が荒く、天狗の化身であり祖霊とは考えない。
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テング,ヤマノカミ
1957年 滋賀県
山の神は天狗で、山の神の木には常に天狗がいる。山の神は山の入り口にいて道祖神の性格を持つ。
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センニン,テング
1974年
仙人というのは日本にも多くいて、役小角や勝陽や久米などがいるが、今で言う天狗というものが、すなわち仙人だと言えば、相手は同意する。
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テング
1974年
天武天皇の御世にも星が東方に落ちたこと、天平7年5月に星が乱れ飛んだこと、宝亀2年に星が西南に落ちたことなどは、火気の仕業を真似て天狗が怪しい様を見せたのであろう。
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テング,テンコ
1975年
日本の天狗というものは西土の天狗とは同名異物である。日本の天狗は姿を換えて人を惑わすが、狐も同様の事をなす。天狗とはつまり天狐ではないだろうか。
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テング
1931年
天狗には、翅を持ちくちばしのとがったからすてんぐや、羽団扇を手にし顔が赤く鼻の高い鞍馬山の僧正坊、兜巾をのせ鈴掛を着て足には野袴をはいた木葉天狗がいるらしい。平安朝の文献には天狐とあるが、これが天狗本来の姿ではないか。
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