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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1976年
関東北条の12歳の孫娘が臨終の時に、僧都が祈祷をしようとすると、娘は天狗が憑いて種々のことを言った。

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(モノノケ),キツネ,イナリ
1978年 東京都
享保12年11月、小伝馬町のある26歳の女の様子がおかしくなったので東叡山凌雲院の大僧正に祈祷してもらった。すると狐が憑いていて、社を建てることを要求した。
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キツネ
1996年 茨城県
明治時代の話。ある家の娘に狐が憑いて、地元の山伏が祈祷をしたら、娘が庭に飛び出して気絶し、狐は落ちた。
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ネンブツイヌ
1974年 東京都
文化12年頃、江戸の本町河岸に奇妙な牝狗がいた。この狗は常に法師などが軒先で木魚を打ち鳴らして読経念仏していたら、その後に付いてワアワアと吠えながら数町も送りゆくという。人々は念仏いぬなどと呼んでいた。ある武家の人がこの狗を飼おうといてもらい受けた。鉦鼓読経の声も聞こえず、他の犬と変わらなく、数年して病気で死んだという。
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ショウメンコンゴウドウジ
1960年 徳島県
この世の人々が皆死んでしまい、僧都は7日間祈った。すると28才の青面金剛童子が現れ、流行する病気の原因は三毒五欲のためでと言い、自分は梵天帝釈の使いだと言って消えたという。
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テング
1975年 京都府
ある時天狗が金剛勝院に集まり酒宴をしていた。ある天狗が酔いに任せて四条河原辺で肉食しようとしたら穢多に殺された。
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テング
1982年 群馬県
天狗が迦葉山に寺の小僧に化けて住み込んだ。ある年の十五夜の晩、その小僧がいい事をして見せると言ってススキの葉の上を飛び、白い馬に乗って行ってしまった。以来迦葉山では天狗を祀る。
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ケモノ
1980年 静岡県
遠州見付の天神さまに、人身御供の風習があった。通りかかった六部がお告げを聞いて、お告げ通りしっぺい太郎という犬を娘の代わりに箱に入れて連れて行く。しっぺい太郎は娘を食べようとやってきた獣をやっつけるものの、傷を追って、観音山まで来たところで息を引き取ってしまった。あるいは、観音山まで来たところで、しっぺい太郎は六部と大木の下で眠っていた。すると突然しっぺい太郎が吠えだし、六部に飛びかかろうとしたので、六部は鉄砲で撃ち殺してしまった。しかし、しっぺい太郎は木の上の大蛇に飛びかかろうとしていただけであったとも言う。
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テング
1981年 神奈川県
山の神をお祀りしてある山に天狗の住処といわれた大松があった。ある日美しい娘が行方不明になり天狗の仕業だということになった。松のところにさがしに行くと娘が座りこんでいて、話をきくと、やはり天狗にさらわれたということであった。
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リュウ
1931年 長野県
領主の美しい娘が十七歳のとき、眉目秀麗の青年が訪れて娘をもらいたいと願ったが領主は聞き入れなかった。すると、空がにわかにかき曇り、暴風雨に山鳴りがして一帯の盆地が濁水の海となった。領主の娘は死に、その傍に大きな龍が横たわっていた。
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コヘビ
1976年 京都府
某家で伯母が同居してかいがいしく働き、家が栄えていた。しかし妻を迎えたところ、妻が伯母に従順しなかったので、伯母を別居させ、食事を持っていくように主が命じたが、妻は主に偽って、持って行く事は無かった。そのうち伯母は病気になったのだが、その頃から妻も心地が悪いと屏風の内にこもるようになった。2,3日もこのようなことが続くので怪しんで屏風の内に入って見たところ、妻の首に小蛇が巻きついていた。修験に祈ってもらったら、小蛇を退治すると妻は死ぬといわれたが、苦しみを見かねて祈祷を頼んだところ、小蛇は首を離れ妻の口に入り、妻は死んだ。その頃伯母も死んだという。
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ロクロクビ
2001年 茨城県
ある百姓が白犬を殺した祟りで娘が轆轤首になり、夜中井戸の周りにいた抜け出た首を、白犬が噛み殺した。
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テング
1922年 石川県
76歳の祖母が処女の頃、天狗の灸といって、恐ろしい老爺がいた。若い頃天狗に連れて行かれて點灸の技を授けられたのだという。
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テング
1939年 長崎県
ある道楽息子が自由自在に鼻を高くしたり低くしたりできる宝物を天狗からもらう。道楽息子はこれを利用してお姫様の婿になるが、ある日、自分の鼻を高くして戻らなくなり、そのまま天に昇って死んでしまった。
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テング,アカイキモノヲキタハナノタカイヒト
1958年 岐阜県
昭和30年頃の事。ある家が火事になったとき、子供が「赤い着物を着た鼻の高い人が来て火を焚けと言った」と言った。それが天狗だろうということになった。
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テング
1982年 群馬県
迦葉山の天狗は寺の小僧に化けて住み込み、いろいろと奇異な行動をした。
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モチヅキノコマ
1987年 長野県
豪族望月氏に生駒姫が生まれた日,牧に月毛の馬が生まれた。生駒姫が13歳の時天皇に召されることになり,それを聞いた月毛の駒はものを食べなくなり,衰弱してしまった。修験者を呼んで占ったところ駒が娘に恋をしていることが判明し,娘も都に上るより月毛と一緒に暮らしたいと言い出した。そこで望月の殿は月毛に難題を出し,鐘四つから九つまでの間に御牧七郷を三回まわれれば娘をやると約束した。到底不可能と思われたが,月毛が成し遂げようとしたので偽の九つを打たせたところ,月毛は絶望して崖に身を投げてしまった。その後生駒姫は尼となる。崖の中腹の洞窟に,今も馬頭観音が祀ってある。
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フルムジナ
1934年 兵庫県
昔は人身御供があった。霜月の初めに、美しい娘の家に怪しい装束が立てられる。その娘を潔斎させ、白木の箱に入れ、川を渡って岩の上に置かなくてはならない。御供になった長者の娘を愛犬が追い、山中で激しく格闘した。翌日愛犬と狢が死んでおり、娘は無事だった。
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テング
1972年 千葉県
ある子どもが東茂原のある橋で天狗を見た。その子どもは頭が悪くなって死んでしまった。
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テングサマ,カミサマ
1988年 茨城県
神社にお参りに行き、お賽銭を上げずに頼みごとだけした。すると天狗様が掛けて行って、その人の家に火をつけていた。
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(ユウレイ)
1943年 高知県
近所の爺さんが若い頃棄てた女が訪ねてきて、どうにもならず首を吊って死んだ。それ以来その女の霊が妙齢の娘に憑く。
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