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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

リエン,エンムスビ,カワヤ
1976年 京都府
京師清水寺の本堂と奥の院の間には2つの厠が並んでいて、一方の中で離縁を祈り、もう一方で縁結びを祈れば、どちらも必ず叶うという。稀有なこともあるものだ。

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リエンノカワヤ
1976年 大阪府
浪華の持明院の本堂のほとりにある厠は、中に入って離縁を祈れば必ず縁が切れるという。
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ナナフシギ
1920年 京都府
京都清水寺の七不思議。門前馬繋・山門の横木・龍吐水・右腰に刀をさした絵馬の人物・北向きの雪隠・子安の塔。また一説には山門・虎灯篭・轟橋・足形石・権現拝殿の龍・是清の観世音・人形灯篭。
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ヤクシニョライ
1939年 京都府
成就院の薬師堂に祈願をこめると、耳の遠い人が必ずよく聞こえるようになる。お陰をこうむった人は、お礼として穴の通った石に糸を通して差し上げねばならない。
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テングノマ
1978年 滋賀県
(比叡山)横川の大師の拝殿には天狗の間というものがあり、4面を釘で板囲いしている。時々その囲いの中から羽音がすると衆徒が語っていた。
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アゴナシジゾウ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
下津池に、歯が悪いときに願をかけると治してくれる地蔵があるという。下津池には、災難除けの地蔵がもう1つあり、これは災難が多く起こるところにすえるといいといわれている。
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ケチミャクザクラ
1931年 北海道
松前城本丸に隣り合った寺の光善寺と龍雲寺があり、この2本の桜の根はつながっているといわれる。この桜には伝説があり、昔、お芳という娘が芳の山から手折って持ち帰った桜が成長したもので、一重桜に八重の花が咲いたという。ある時、この桜に血脈がかかっており、誰も取りに来るものがいないので、桜の霊魂が血脈を頂いたのだという噂がたった。
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メオトイシ
1967年 福島県
道の両脇に向かい合っているめおと石という石があり、この道を婚礼の際に通ると婚姻は不縁になると言われている。
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ダキジゾウ
1995年 愛知県
弘法堂にある石地蔵の中の一つは抱き地蔵である。それを持ち上げて軽い場合は願い叶う、重ければ叶わないといわれている。
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エンキリノマジナイ
1964年 福島県
鎮守の下にある橋場のばあさんのそばの石の小さい宮に、よく切れるはさみを供えると縁きり、さびたはさみを供えると縁が切れないという。
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オトコノコ
1984年 秋田県
ある家では仏間に男の子がでるというので拝みに行った。この家は仏壇に神様を一緒にして祀っていたので、別々に拝むよう指導した。その後、男の子は出なくなったようだ。
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ナナフシギ
1984年 長野県
立石の七不思議。立石という石は竜宮の頭に届くほど深い。立石寺の香煙は衆生を救う。御手洗いに祈ると小蛇が出て大雨を降らす。立石寺の池の田螺は巻き目がない。迦楼塔の鰐口は無くなってもすぐ戻ってくる。松が抱き合う姿の縁結びの松がある。夫婦杉がある。
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カミノタイワ
2001年 青森県
昔、ある旅人が、雷雨の為に道端のお堂で雨宿りしていたおりに、神の対話を耳にした。神々は、付近に生まれた2人の子供が将来は結婚するであろうと語り、数十年後には果たしてその通りになったのであった。しかし、やがて夫の方は勝手気侭になり、離縁して妻を追い出してしまった。
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フタツイ
1956年 宮城県
後妻が先妻の子2人を虐待し、大寺の僧に頼み、呪い殺そうとして穴を二つ掘る。子は死なずに成長し、のちに大寺の住職となり、二つの穴から清水が湧く。
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オヤクシサン
2003年 山梨県
蓧井山の龍徳寺で祀ってあった薬師如来は、本堂の中で、正面を向けても、蓧井山の方に向ってしまうといわれる。
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ジャンジャンビ
1935年 奈良県
大安寺と白毫寺のは、昔、侍と木辻の女郎とが心中したが、掟で一緒に埋められず、二箇所に埋めた。そのため、魂が逢いたくて火になって出てきたという。
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コウボウダイシ,シミズ
2000年 愛知県
持宝院の境内に踊り清水という井戸がある。この井戸は弘法大師の加持によって美しい清水が踊り出るように湧き出したと伝えられる。それで山号も井際山とつけられた。轟きの井ともよばれる。
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(オフダガフル)
1983年 大分県
宇佐八幡宮は、蓮台寺の麓亀山に、四方四角を選び定めたところ、八重の幡雲がたなびき、その内に形が現れた。金字の札が虚空から降り下り、託宣や虫喰など、様々な瑞相奇特が起こったという。
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メヒキジゾウ
1918年 徳島県
預けられていた地蔵が欲しくなった仏師が、2体地蔵を作って取りに来た総代に本物を選ばせた。総代が目を開けた地蔵を見て本物を当てたところから、評判となって安産祈願に多くの女性がやって来るようになった。
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キイノガンセキ,サルイワ
1975年
猿岩という岩があり、婚姻の際この岩の近くを通ると不縁になるという。
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サル
1938年 京都府
城山と称する所には約25の地蔵があり、里人の間では城山落城の悲霊を埋めたものと伝えられている。この山にはお猿仏という所があり、嫁入りのときにここを通ると猿が掻き混ぜるといって決して通らない。
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