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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

エンキリノマジナイ
1964年 福島県
鎮守の下にある橋場のばあさんのそばの石の小さい宮に、よく切れるはさみを供えると縁きり、さびたはさみを供えると縁が切れないという。

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ハサミイシ,ミコイシ,タヌキ
1973年 香川県
はさみのような形の石があり、はさみ石という。昔、そこで狸が巫女に化けて人を化かしたので、巫女石ともいう。
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ムジナ
1980年 岐阜県
冬場、山小屋の近くにはさみを置き忘れたので取りに行った。するとどこかで泣き声がしたので、ムジナが悪戯してはさみを引きずる音だろうと思って山の辻まで追いかけた。するとそこには何もなく、はさみは小屋の近くに置いてあった。
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(キンキ)
1973年 富山県
イタチが道を横切ることを「えものの縁が切れる」と言って嫌う。見ただけでは嫌わない。
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(キンキ)
1973年 富山県
イタチが道を横切ることを「えものの縁が切れる」と言って嫌う。見ただけでは嫌わない。
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カメノコ(ゾクシン)
1990年 島根県
亀の子が縁の下に入ると人が死ぬ。
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リエンノカワヤ
1976年 大阪府
浪華の持明院の本堂のほとりにある厠は、中に入って離縁を祈れば必ず縁が切れるという。
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オオガニ
1975年 愛知県
享保7年8月14日、三河国幡頭郡吉良庄富吉新田の堤が大嵐で切れた。里人が修復に向かうと、7尺ほどの大きさの甲羅を持つ蟹が出た。水門に穴をあけて住んでいたようで、その穴から堤は切れていた。この蟹を捕えようとしたが右のはさみを残して逃げた。今でも時としてこの蟹は現れる。
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ダイコクサマ
1965年 岩手県
十月十日に恵比寿大黒に供えたものを未婚の人に食べさせてはならない。縁が遠くなる。
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フクツウノマジナイ
1964年 福島県
はさみか小刀で腹の痛いところをつつき「あぶらうんけんそわか」と口の中で唱えも苦闘する。
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(ゾクシン)
1939年 福島県
水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。縁が遠くなるので、嫁入り前の女は食べないといわれている。
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イタチ
1966年 新潟県
一人で留守番をしていると縁の下から激しい音がする。いたちは火を怖がることを思い出して、火を焚くとその音は小さくなっていった。
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キツネ
1967年 石川県
狐憑きは頭のいい人か悪い人がなる。憑かれた人は縁の下でコンコン鳴いたり、油揚げを食べたりする。
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(ゾクシン)
1986年 埼玉県
茶碗の縁をたたいてはいけない。オーサキが来る。
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オヒツノフチ,ガキ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
お櫃の縁を叩くと餓鬼が寄って来るという。
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ナナビノムジナ
1983年 東京都
江戸の五軒丁代町にある蕎麦屋で、縁の下に貯蔵していた下地の出し殻が消えることがあった。犬や狐狸の仕業かと思われたが、数日経って閉店後に門口から何者かが入ろうとし、縁の下に隠れるのがみえた。そして店の者が捕らえたところ、それは年を経た狢で、尾が7つに分かれていたという。
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キツネ
1974年 栃木県
山奥で炭焼きをしている人が、狐が縁の下で「夜が明けるよ、夜が明けるよ」と言うのを聞いた。
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キツネツキ
1971年 福島県
A氏のうちの方にお爺さんがいて、その人が狐憑きになった。そして、毎日縁の下の薪を覗き見ていた。
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イヌガミ
1922年 島根県
犬神は、鼠の形をしていて、口が縦に切れている。
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バアサマ,スイジン
1964年 福島県
檜枝岐村の鎮守社の参道にそって、橋場のばあ様とよばれる石像がある。水神の使いであるという。わきに水神があり、水難よけに祈願する。
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ヒトダマ
1943年 高知県
土佐では人の息が切れる瞬間にヒトダマが飛ぶという。
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カラス
1929年 和歌山県
カラスの鳴真似をすると、アクチが切れる。
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