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検索対象事例

ホトトギス
1980年
杜鵑(ほととぎす)は巣を作らずに、鶯の巣に卵を産む。しかし鶯の巣は杜鵑の卵が入らないほど小さいので、これは鶯の子の中に自然と杜鵑が生まれるのだろう。

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ホトトギス,ホトトギス
1980年
ほととぎすは鶯の巣に自分の卵を産む。しかし鶯が北向きに巣を作っていない時には、ほととぎすは卵を産み付けないという。
類似事例

ホトトギス,ホトトギス
1980年
ほととぎすは鶯の母鳥が居なくなるのを見計らい、6個ほどある鶯の卵を全部飲み込んで、1つの卵をその巣に産んで飛び去る。ほととぎすの卵は鶯の卵を1つにしたものだという。
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ウグイスイワ
1938年 京都府
鶯岩と呼ばれる岩の中からは鶯の鳴く声が聞こえる。
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ウグイスノコエ
1942年 三重県
正月元旦に、便所で鶯の声を聞くと死ぬ。
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ツバ,メ(ゾクシン)
1939年 和歌山県
燕がいつもいて巣をつくりに来ない時は不幸がある。巣を作るほど良いことはない。
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セキレイ
1959年 島根県
セキレイの巣にさわったり卵を取ったりすると火事になる。
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ダイジャ
1932年 愛知県
文明年間、鳴海高橋の鶯好きな郷士が、良い鶯がいると聞いて、供の男1人と入鹿の里を訪れた。鶯を求め山中に入ったが見つからない。帰ろうとすると、供の男がいなくなり、大蛇がとぐろを巻いていた。さてはと思い大蛇の腹を裂くと、中から供の男が出てきた。入鹿の里まで出て人を雇って羽黒村まで送らせたが、榎というところまで来ると毒が廻って死んでしまった。
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ゼンチョウ
1981年 山形県
ツバメが巣を作るとその年は火事にならないという。
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コウヅル,ツル
1937年 和歌山県
元諏訪明神の社にコウヅル(鶴)が樹上に巣をかけて卵をかえしたが、その卵を食べた人の家運は傾いた。
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ツバメ
1977年
医者が鉄の鍼を紛失した。あくる年のはじめ、大きな蛇が死んでいた。毎年、家に巣を作っている燕が、蛇に卵を盗られていたので、鍼を巣に隠しておいて、それで蛇をたおしたのであった。
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ハチ
1952年 島根県
蜂が低いところへ巣を作ると雨。
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タマゴ
1989年 長野県
ある時、山仕事に行った男が鳥の巣から卵をとってきた。その日の晩に近隣の者8人で集まってこの鳥の卵を煮て食べたところ、8人がいくら食べても食べてもどんどん増える。8人は「神様の卵だ、罰が当たった」と驚いて、お宮でお日待ちをしたという。
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(ゾクシン)
1984年 新潟県
毎年巣を作るツバメが来ないとその年に死人が出るという。
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ツバメ(ゾクシン)
1990年 岐阜県
ツバメが巣から落ちると死者が出る。
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(ゾクシン)
1977年 秋田県
ツバメの巣をとると火事になるという。
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ニワトリ,ウグイス,スズメナド(トリニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
鶏が真夜中に鳴くと火事か凶事がある。鶯の声を左の耳で聞くとよい事がある。鶯の初音を右の耳で聞くとその年の収入が多く、その反対(左の耳で聞くことか?)は出費が多い。雀が室内に入ると不幸不吉といわれる。鳥が戌亥の方向で鳴くと不吉、など。
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ミズチ
1978年
蛟は水の害を引き起こす。また、蛟は卵から生まれるが、その卵がある所は夏は草が生えず、冬は雪が積もらない。卵がかえる前には、蝉の鳴声のような音が聞こえる。卵を掘り出して不潔なもので押さえて切り裂けば退治できる。また卵は食べるとおいしい。
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クモ,(ゾクシン)
1942年 富山県
室に蜘蛛が巣をかけると病気になる。
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(ゾクシン)
1982年 山形県
幸福に関する俗信。家のザシキやチャノマの天井にカメバチの巣がついていると人がよってくる。ツバメが家に巣を作ると幸せになる、など。
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キツネ,キツネノタタリ
1988年 茨城県
赤ん坊が泣くのは狐の祟りだという。ある人が雪の日、狐の足跡を追って狐の巣に行って「今度子どもを泣かせに来たら巣を壊すぞ」と脅したら、翌日から狐はこなくなったという。
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ユメ,カミノケ,(ゾクシン)
1936年 秋田県
鳥は馬の尻尾や女の髪の毛を運んでいって巣を作ることがある。その毛が巣から落ちるとき、髪の毛の持ち主の女は空を飛ぶ夢を見る。そのときは急に落ちる夢ではなく、フワリフワリとおちるのだという。
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