ヒカリモノ 1982年 享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
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コクキ 1975年 香川県 讃岐国大麻で文化13年正月27日夜、金比羅山の麓から幅1間長さ1里程の黒気が東西へたなびいた。しばらくすると西へ流れて風のように消えた。はじめは紫に見え、しだいに黒くなった。その様子は雲とも煙とも見えなかった。
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(リュウセイ),(ナガレボシ) 1982年 貞享2年2月22日、流星が辰巳の方から戌亥の方角へ流れた。その音は雷のようであった。
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(ヒカリモノ) 1982年 享保15年9月10日夕暮れ、丑寅の方角より、長さ1間余り、幅1尺程の光り物が現れて未申の方角へ飛んだ。その音は地震のようだった。
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テング 1976年 舒明天皇9年2月11日に、雷のような音と共に大きな星が東から西に流れた。僧旻が言うには、それは天狗であるという。同年、蝦夷の兵船が来たという。
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ダイリュウセイ 1976年 昌泰2年2月2日、流星が空中から出て東南に行った。地に落ちる時、雷のような声を立てた。
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(ツナミ),(ヤマノヨウナモノ) 1982年 享保13年7月末、伊勢浦を見たところ、沖のほうに突然大山のようなものが現れた。浦辺の人々は津波だと思い銘々に用意をした。するとその山の様な物は2つに分かれ、一方は東に、もう一方は西へと飛んでいった。その翌日江戸近国では山が破れ水が噴出し江戸が洪水になった。22年前の伊勢御遷宮の際も伊勢浦に同じようなものが現れ東海道が洪水になった。明年は21年目の御遷宮である。何か関係があるのだろうか。
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ヒカリモノ 1978年 東京都 享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
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(ヒカリモノ) 1981年 正徳4年11月11日夜5ツ刻過ぎ、辰巳の方角から戌亥の方角へ光物が飛んだ。末に至って2つに分かれて雲中へ入った。大鉄砲のような音がした。
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カジノヨウニミエルアカイヒカリ 1983年 秋田県 享保14年12月28日夜5ツ時、上空に上った火事のように見える赤い光は2本筋が入っていた。津軽や南部、江戸、仙台、西国でも見えた。
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(クロケブリ) 1980年 享保の頃、土や木から黒い煙が立ち上がったことがあった。それは春の、南風が吹く日である。
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ホウキボシ 1978年 東京都 寛保2年正月下旬より東の方角に夜7つ刻、箒星が出る。長さ1尺5寸程。
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ヒサメ,ホラガイ,カネ 1980年 文政の或る年の5月に、黒雲が館林の方から起こって南に向かった。ところが沢飯野という場所で法螺貝を吹き、鐘を大いに鳴らしていると、黒雲は忽ち東に逸れて行き、別のところで激しく雹を降らせたという。雹が降ったときは物を鳴らして追いやると早く無くなるといわれている。
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イセジングウ,メイドウ,ケムリ 1983年 三重県 弘安4年7月7日の蒙古襲来の際に、伊勢神宮の社殿が鳴動し、扉が開いた。その中からいささかの煙のようなものが飛び出て、西の方向へ飛んでいったかと思うと、忽ち黒雲となったという。
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ヒ,カミナリ 1974年 寛政2年2月14日、昼未刻に雲がないのに雷が鳴った。近江や丹波・摂津でも同様であったという。南方の空に大きな火が飛んでいるのを見た人がいる。
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(ヒカリモノ) 1982年 享保4年7月2日夜5ツ前、丑寅の方角に大きさ大茶碗のような光物が出て、未申の方角へ飛んでいった。通っていった跡はしばらく消えなかった。
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リュウ 1974年 高知県 土佐高知で元禄14年6月晦日に空が朱色に代わり、風が強く吹いた。それを見ていた黒田又市という者が空を見ると、長さ3丈ほどもあろうかという大竜が雲の中に泳いでいたという。それは姿は黒く、鱗は白銀のようで、目の色は金色に光っており、4つの足をのばしていたという。
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コヒノウラミ 1956年 宮城県 2メートルくらいの古碑があり,「元応□年九月十五日」と刻まれている。200年程前,この古碑は八幡社近くの小川に橋の代用として架けられていて,百姓達が泥足で供養の文字の上を渡っていた。この石橋が架けられて間もなく,夕方に村人がそこを通ると恐ろしい鬼のような怪物に襲われるようになった。村の郷士馬場某がある夜単身でその辺に出かけたところ、橋近くの桜の老木の近くに来た時,仁王のような恐ろしい鬼が現れたので,馬場某が斜めに斬り付けると手応えがあって怪物は煙のように消え失せてしまった。翌朝行ってみると怪物の亡骸はなく,石橋の一方が斜めに切り取られていた。村人達は,「碑にも霊があって泥足で踏まれたのを怒ったのであろう」として現在の位置に立て直し,厚く供養してお詫びした。その後怪異は起こらなかった。
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セイウ 1980年 福島県 寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
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ホシ 1982年 享保9年2月、坤の方角に大星が見えた。土御門殿が言うには、この星は老人星であり、天皇の長命と国土安穏の瑞兆であると言う。
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