カジノヨウニミエルアカイヒカリ 1983年 秋田県 享保14年12月28日夜5ツ時、上空に上った火事のように見える赤い光は2本筋が入っていた。津軽や南部、江戸、仙台、西国でも見えた。
類似事例 |
|
(リュウセイ),(ナガレボシ) 1982年 貞享2年2月22日、流星が辰巳の方から戌亥の方角へ流れた。その音は雷のようであった。
類似事例 |
|
ヒカリモノ 1982年 享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
類似事例 |
|
セイウ 1980年 福島県 寛政10年(1798)10月29日の夜に、甚だしく星が飛び、まるで星の雨のようであったという。また江戸でも同じことがあったという。
類似事例 |
|
ヒカリモノ 1978年 東京都 享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
類似事例 |
|
ダイリュウセイ 1976年 京都府 貞享丁丑年2月22日夜の初更、大流星が西北に行った。洛中は昼のようになった。落ちたとき雷声がして、地面も揺れた。
類似事例 |
|
ニッショク 1975年 寛保2年5月の日蝕は、白昼で真っ暗になったが、星は爛々と輝いており、夜空のようだったという。星が見えたことを天文家も怪しんだ。
類似事例 |
|
〔ベニカスミ〕 1979年 大阪府 早朝の太陽がまだ出ていない時分に、天に紅色の霞が立った。それは夜に起こった火事のようであり、雨の予兆もしくは遠くで大地震があったとする。実際にその日は大雨で、暮れから雷鳴がとどろく。10月の雷は畿内では珍しいという。
類似事例 |
|
ダイリュウセイ 1976年 昌泰2年2月2日、流星が空中から出て東南に行った。地に落ちる時、雷のような声を立てた。
類似事例 |
|
ヒカリモノ 1982年 京都府 文政13年7月の京都大地震の際に、丑寅から辰巳の方へ光り物が通り、その光の中は燃えているような火が見えたという。
類似事例 |
|
ヒョウ 1976年 元禄15年5月16日申の刻、摂津国より河内国、大和国にかけて雹が降った。大きなものは瓦程、また鶏卵程のものや蓮の実ほどのものも降った。一刻ほどで止んだ。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1937年 福島県 明治28年、南の空から径2尺くらいの火の玉が飛んできて、虎捕山の本殿のあたりにぶつかり、大きな音を立てた。火の色は赤く、普通の色とは異なっているように見えた。集まったり離れたり、ぼうっとしてしばらくして消えた。
類似事例 |
|
ヒノタマ 1982年 東京都 享保19年6月17日夜半、江戸四里四方が振動し、虚空になにやら火の玉の様な物が飛んだのを見た者がいた。
類似事例 |
|
ヒ,ヒバシラ 1978年 京都府 天明8年、方広寺の近くに住む人が晦日の夜風の音に目が覚め空を見ていると東の清水辺りから大きな火が現れ真横に飛び、四条河原の東へ落ち4,500丈の火柱が2本上がった。暫くすると消えたが、火の落ちた辺りから火事になった。
類似事例 |
|
テンメイ,ショウグンヅカメイドウ 1974年 京都府 寛政7年8月24日の日暮れ前から東の方角がしばしば鳴った。大きな鼓を鳴らすような音だった。暁になって鳴りやんだという。昔から将軍塚鳴動というものがある。
類似事例 |
|
(カキ) 1980年 群馬県 享保の頃、江戸で大火事があった4年後の正月。赤城山で夜な夜な火が燃えた。その後4月14日に青山から火が出て大火事となり、赤城あたりで人が死んだ。正月に見えたのは、火気が集まっている様子だったものと思われる。
類似事例 |
|
リュウ 1977年 寛政13年5月中旬に、摂州の海辺から怪風が吹いて、大坂市中を荒らした。これは竜が昇天したためだという。
類似事例 |
|
(ヒカリモノ) 1982年 群馬県 浅間山が大噴火した天明3年の7月17日に、山の南にいる老いた農民が言うには、光り物が山の上に東の空へ飛んでいったという。
類似事例 |
|
インカ 1973年 文政6年8月17日の夜の大風雨の時、大きな醤油樽程の陰火が飛んでいるのを見た人がいる。非常な暴風雨の時は必ず何か前兆があるものなのだろう。
類似事例 |
|
アカキキ,アカキキザシ 1974年 京都府・北海道・長崎県・石川県 明和7年7月28日夜戌の時に北の空が赤くなった。同じ時刻に松前や長崎でも同様の事があった。加賀では海上に夕刻から黒雲がたちこめ中に赤い光が見えていて、夜になると立ち満ちたという。
類似事例 |
|