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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

レイ
2001年 青森県
盆の13日の深夜に、警察署の中庭で通行人を撥ねて死亡させた乗用車のクラクションが突然鳴り始めた。すぐそばの留置所には加害者が留置されていたこともあって、浮かばれない被害者の霊がやったのではないかと言われた。

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シチニンカリュウド,シチニンミサキ,シチニンヅカ
1927年 静岡県
山中にて深夜、鶏の鳴くことがある。その声を耳にした者は、3日の間に死ぬと言われ、山に入るものは恐れている。
類似事例

ユーフォー
1999年 栃木県
UFOを見たと騒いでいた友達が、数日後誰かにぼこぼこに殴られた。誰が加害者なのかは教えてくれなかった。
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ウマレカワリ
1984年 新潟県
屋根の下で死んだ者は、すぐ生まれかわるが、外で死んだ者は7代浮かばれないとといった。
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キツネモチ
1919年 島根県
人孤は主家を保護する性質があり、主家に対し不利なことをするものがいれば、直ちに人孤はその加害者に憑依して狐憑となる。このような時には祈祷者が来てこれを叱責し、どこの家の狐でなぜ憑いたのかを自白させる。狐が返ると村で協議をしてその主の家に訴えて金品を出させて謝罪させる。
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ゴセンゾサマ
1988年 群馬県
盆は8月13日の晩から16日の朝までで、盆迎えの13日の夕方、庭先でシメ紙や小麦の殻や藁をいぶして迎え火とする。その煙にのってご先祖様が来るという。
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オカゲマツリ,カミサマ
1988年 福岡県
文化13年2月12日に台風が村を襲ったとき、白庭神社付近だけは全く被害がなかった。これは神様のおかげだと言うことで、無事を感謝し、今後も災害が起こらないようにと始めたのがおかげ祭である。
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ヘビオウサマ
1921年 徳島県
藪林の中に蛇王大明神があって願い事がかなうといい非常にはやった。祠はなく、幟を立てて賽銭箱を置いただけのもの。竹伐の男が大蛇の尾を見て逃げ帰り村民に伝えたのが始まりという。警察署が参詣を禁じ、蛇王様も廃されてしまった。
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フルソマ,フルソマ,タイボクノタオレルオト
1978年 高知県
フルソマとは、深山の中で日中、或いは深夜に聞かれるという怪異である。斧や鋸で大木を伐る音がし、杣の大きな呼び声が聞こえ、やがて大木の倒れる大音響が響くのであるが、夜が明けてからそれらの音がしたと思われる場所に行ってみても、何事もないのだという。これは、大木に打たれて死んだ者の霊によるものだとされている。
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カネ
1980年 和歌山県
耳のそばで鐘が鳴ると、友人が死ぬ。
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ウミボウズ
1973年 香川県
海坊主が出ることがある。これは水死者の霊であるという。
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キツネ
1976年 山口県
きつねは通行人に砂をかけたり、転ばせたりする。
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ミミナリ
1956年 宮城県
耳が鳴ると同じ年の人が死ぬとかいわれる。
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ケンムン
1982年 鹿児島県
川のそばを子供を担いで通ると、ガジュマルの木のそばで頭・顔・体が全て赤い者が耳まである膝を立てて座っていた。母は恐ろしくてすぐ帰って魔除けをされた。またケンムン退治をしようとした男性は、毎晩その音に悩まされ出て行った。
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ミミガネガナル
1949年 和歌山県
同い年の者が死ぬと「ミミガネが鳴る」といって気味悪がる。また、耳の奥がジンジン鳴る日は、「今日は同い年の者が死んだ」と言って、その死を知る。
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ユウレイ,ヤマイヌ,タヌキ
1976年 愛媛県
終戦の頃までは病人の危篤などの連絡に深夜でも出かけた。道中には人が殺された所や幽霊が出たと伝えられる所があった。山犬につけられるとか、狸にだまされるという話もあった。父の話では、夜の10時過ぎに家路を急いでいると提灯の火が見え、小便を始めると消えたという。
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ウマノクラ
1996年 石川県 
今は埋められてしまったが、昔、戦に負けた侍が飛び込んだと言われる小さな池があり、馬の鞍が浮かんでくると言われていた。
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キツネ
1939年 青森県
夜になって通行人が物を持っていると、狐に砂を撒かれる。
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(カマナリ)
1979年
物が自ら鳴るということは昔から伝えられている。釜や竃は今でも時々鳴ることがあり、特に不思議なことではない。
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コフンノタタリ
1956年 宮城県
三島古墳に鍬を入れたり,玉石を拾ったり,草を刈ったりすると,必ず発病・出火などの祟りを受けるといわれていた。大正2年に発掘した時,玉類と古剣の塚頭がでてきたので警察署で保管することになったが,のちに同署が火事で焼失してしまった。これも古墳のたたりに違いないということで,焼跡から拾い出した玉をもとの塚のなかに納めて碑を建てた。
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ホトケヨビダシ,シボウシャ
1937年 鳥取県
仏呼出し(死亡者との対話)に行くものがいる。
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サクモツキンキ,ゴボウ,シ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
牛蒡を作るとその家の者が必ず死ぬと言われている家がある。
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