国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

クセヤマ,バチヤマ
1991年 静岡県
クセ山は事故の多い山、バチ山は死者が出るなどの因縁があった山で、仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。

類似事例(機械学習検索)

クセヤマ
1991年 静岡県
クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。クセ山をムラの共有地にしたら、ムラに不幸が絶えなかったことがある。
類似事例

クセヤマ,コシンマイ
1991年 静岡県
クセ山は仕事をするとけがをしたり病気になったりするといわれて、嫌われている場所。佐久間町にあるコシンマイという山はクセ山で、「この山を買うと子どもがしまっちまう」という意味だという。
類似事例

バチヤマ
1991年 静岡県
バチ山は怪我人や返事が起きたなどの因縁があった山で、祟りがあるといわれて嫌われている。禰宜に祓い清めてもらわなくてはならない。
類似事例

クセジ,クセジウチ
1993年 静岡県
クセジやクセジウチといわれている山で焼畑をしたり木材を伐採したりすると祟る。病人が出たり気が変になったり不具の子が生まれたりする。クセジでは土地争いや自動車事故も起こりやすい。
類似事例

タタリヤマ
1949年 東京都
「イハイデーロ」は祟り山で、サスを作ったりする事を嫌う。元はコヤスデーロという名だったが、何か悪い事があり名を変えた。誰かが仕事で怪我したり死んだ場所は、入山や炭焼きを忌む。このような場所は多くあり、人名を冠して「○○ヂゴク」と呼ばれる。
類似事例

オサキ
1976年 熊本県
オサキと呼ばれる山に入るのは、村人も嫌っていた。オサキに近寄ると頭が痛くなったり、怪我をしたり、何か恐ろしい目にあう。道が交差しているところもオサキと呼ばれている。
類似事例

ケチヤマ,ケヤマ
1955年 静岡県
ケチ山(ケ山)を買うと災難があるといって、普通は買わない。
類似事例

バチヤマ,ネコヤマ,ネコ
1991年 静岡県
バチ山は因縁があった山で、仕事をすると怪我をしたり病気になったりする。猫山と呼ばれる山は、赤ん坊を食い殺した猫をなぶり殺しにした因縁でバチ山になった。その猫を埋めたところに生えた杉を伐った樵はその夜にもがき苦しんで死に、樵の女房は盲目の子を産んだ。
類似事例

バチヤマ,タタリ
1971年 静岡県
昔、山で死んだ落人の祟りで、その山に入って仕事をすると、何か悪いことが起こるといわれている。
類似事例

ノロイノイノリフダ
1947年 山梨県
クセ山に炭焼きに入ると必ず怪我をする。ある炭焼人が手慣れたヨキが飛んで怪我をした。昔そこで喧嘩があって、負けた方が自殺して呪いの柝札を埋めたという。
類似事例

タタリヤマ
1949年 東京都
「ヤマヒガサハ」という山林は、昔法師が死んだ所とも落人が首を切られた所とも言われ、ここを買って仕事をすると、死者が出たり病気や怪我になったりと、必ず悪い事が起きる。今は町有林にして名も改めたが、誰も仕事をしに行こうとしない。
類似事例

カシノキ,ヤマノカミ
1993年 静岡県
山の神が宿るといわれていたカシの木を切ったら罰が当り、死人や怪我人が出た。
類似事例

ケヤマ,カケバタケ
1975年 埼玉県
ケヤマとカケバタケと呼んでそこへ入ることを忌んでいる山や畑がある。昔その地で殺人が行われ、その時殺された人の怨霊が呪っている所といわれ、立入った者に不幸が招来するという。リュウホウの山で大蛇を殺すと死ぬと言われ、炭を焼くと不幸になるといわれる。
類似事例

ヤマノカミ
1976年 宮城県
春と秋に、山に入ってはいけない日があり、この日に山には入るとけがをする。
類似事例

ヤブサヤマ
1965年 鹿児島県
この山の竹などを取ると海がしける。また良くない人が山に入ると倒れると言われている。
類似事例

タタリヤマ
1949年 東京都
ミタマ山はその形から「位牌山」とも呼ばれ、非常に縁起が悪い場所とされ、誰もが所有を嫌がる。山中に「自害沢」という沢がある。ヤマトダケノミコトの従者(平家の落人、六部とも)が自害したところと言われ、ここで仕事をしたものは、その祟りで必ず死ぬ。
類似事例

クセジ,マジ,ヒョーラン,クセヤマ
1993年 静岡県
クセジ,マジ,ヒョーラン,クセヤマは焼畑をしてもできなかったり、祟りがあったりする怖い場所。しかしそういう山を好んで焼畑を作る人もいた。
類似事例

ヤマ
1984年 山梨県
入ると必ず怪我をする山があり、そこの持ち主は売れなくて困っている。
類似事例

ヤマノカミ,テング
1937年 石川県
山の神はすなわち天狗のことである。山へ入ってはならないとされる日には、一切の作業を休むことになっており、これを無視すれば必ず怪我をするなどよくないことが起こる。
類似事例

イトダヤマノカミノタタリ
1979年 長野県
昔、此田で子守と赤子が山へ行って行方不明になった。それ以降、この山に関係するものに祟りが及び、山の持ち主は必ず死ぬかけがをしたり、山の木を伐った人は災難にあうという。これを糸田山の神といい、山の持ち主はこれを家に呼んで祀るようにする。この山はバチ山ともいわれている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内