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検索対象事例

ヒガエ
1956年 宮城県
赤不浄(一般的な外傷や女性の生理など、出血を伴うものによるケガレ)や白不浄(お産によるケガレ)で火が穢れるといい、火替えをするという。

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ベッカ
1956年 宮城県
赤不浄(一般的な外傷や女性の生理など、出血を伴うものによるケガレ)や白不浄(お産によるケガレ)で火が穢れるといい、別火の習俗が行われていた。別火とは、忌のかかった女性が家族とは別に煮炊きして食事をすることで、家の火が穢れないようにすることである。
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アサ,ロウソク
1967年 福島県
安産のために子安観音から麻とろうそくを借りてくるが、ろうそくに火をともして産室におくと安産する。また、まくらを借りるとき偶然白いのが授かれば男、赤のときは女という。
類似事例

(ゾクシン)
2001年 青森県
妊婦に火事を見せると、赤いアザのある子が生まれる。
類似事例

カジ
1956年 宮城県
火事を見ると、生まれる子供に赤アザが出来るという。
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ヒノカミ
1931年 岩手県
火の神(炉の神)は不動様で、不浄を嫌う。幼児などが誤って小便をしたときには灰を取り除いて塩を撒く。不浄なことをすると口が曲がるといわれている。朝食前に藤や葛の蔓をくべると貧乏になるともいわれ、エンツコ(藁で作った赤ん坊の揺り籠のようなもの)を焼くと入っていた幼児の代の中に火事に合うともいわれている。
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ホウキノカミサマ
1957年 岐阜県
妊婦が掃除のとき箒の毛を1本燃やしてしまった。それで箒の神様が火傷をして怒り、難産になった。そこで箒にお明しをあげてお祀りをするとすぐに子が生まれた。
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ウミボウズ
1983年 愛媛県
赤火(出産の穢れ)や黒火(死の穢れ)の者が船に乗っていると海坊主に憑かれる。その時は金毘羅様を念じると退散する。
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ヒモドシノジュホウ
2000年 富山県
火傷をしたときには、金盥に水を張り、熾きた墨を火箸でつまみ入れてかき回す。その際の呪文もあったが忘失。
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ヒノケガレ
1939年 宮崎県
火の汚れに対しては、塩をまくという。また、子どもの夜泣きは火が汚れたからだといい、イロリの四隅に塩をまくという。
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(ゾクシン)
1968年 愛媛県
お産と月経は禁忌であった。お産に使用したものや後産は日光に当てることを忌んで、夜に海辺に埋めたりした。お産の忌みは7日間で晴れ、床払いをした。また、月経のときは、家の座敷に入ること・神前に額ずくこと・火を使うこと・井戸水を汲むことが忌まれていたという。
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(ゾクシン)
2004年 香川県
産育に関する俗信。妊婦が火事や葬式を影から覗いたりすると、火事のときは赤いホヤケが、葬式のときは黒いホヤケができるので、見るのなら全部出てみるのがいいという。子どもができてから三日目に便所を三回覗かせると、ツメヤマイを病まないという。また、産後七日目(ヒッチャ)のうちに飯を炊いて茶碗に盛り、箸をさすと、子どもにえくぼができるという、など。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
産婦が刺激物を口にしたり、死人に触れたり近づいたり、火事を見たりすることは嫌われるという。産婦が火事を見ると、生まれてくる子供に「ホヤケ」ができるといわれている。
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(ゾクシン)
1939年 愛知県
妊婦は火事場へ出ることも、遠くから見物することもしてはいけないといわれている。妊婦が火炎を見て驚いて腹を押さえると、その指の跡が胎児のアザになるといわれている。だから、こういう場合は鏡を懐に入れて気を沈めなさいという。
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イミ
1956年 宮城県
死亡や出産のとき、そこに出入りしたことを「火が一つになった」、あるいは「火を食った」といって一週間他の家に出入りすることを遠慮するという。
類似事例

ニギリメシブッツケ,ヒナンヨケ
1956年 宮城県
氏子たちが裸になって二組にわかれて赤飯のにぎり飯を焚火をはさんで投げ合う。終わると握り飯をお室に投げて納め、氏子たちは夜明かしの宴をする。この焚火の灰を持ち帰ると火難除けになるといわれている。
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(ゾクシン)
2004年 香川県
お産に関する俗信。妊婦が火事を見ると赤い痣の子が、葬式を見ると青い痣の子が産まれるという。ウサギを見ると、三口の子が産まれるという。お腹が前に出るあるいは妊婦の顔つきがきつくなると男の子だという。はしかなど高熱で子どもが危ないときは、へその緒を煎じて飲ませるといいと言った。チヌを食べると、乳の出がよくなるという。ナナツキゴは育つが、ヤツキゴは育たないという、など。
類似事例

(ゾクシン)
1980年 広島県
人の一生に関する俗信。妊婦が火事場を見ると、そのときに手を当てていた部分と同じ部分が子供の患部になるとか赤黒いアザができるとかいい、火事場を見てはいけないといわれている。名付けは、産まれて3日目より後にすると、子供が馬鹿になるという。猫が通ると、死者が起きあがるので猫を入れてはいけないという、など。
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アカシラノカミ
1961年 岩手県
アカシラという神がいて赤い色を嫌う。女は赤い着物を着て行くと怪我をするという。
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(ゾクシン)
1942年 長崎県
赤不浄(産火の忌み)があるものが、万一、船に乗ると、ホリドンを頼んできて不浄を払ってもらう。
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ヘビ(ゾクシン)
1998年
医療、まじない、禁忌などに関する俗信。蛇を見て指さすと指が腐るという。妊婦は火事を見ると痣のある子を産む。産婦は柿とナスを食べるな、髪が抜ける。尺取虫にたかられたと気付くとすぐ落とす。身体の上下をわたられると命を落とす。蛇の抜け殻を財布の中に入れておくと金持ちになる、髪の毛の真中に入れておくと頭を冷やす。便所の神様は大は右手で小は左手で受け取っているのでつばきをすると口をあけ、口の腫れる病いになり罰が当る、など。
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