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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ハコイシジンジャ
1956年 宮城県
もと仙台藩の直参足軽一隊を置いた成田の氏神。北上川にのぞむ東浜沿いの高台に在る。貞観5年(863)坂上大宿禰高道はこのあたりで蝦夷と戦って討死。その霊が竜と化して大洪水を起こしたので蝦夷は住居を失い、これも朝廷から下された将軍を害した罰であろうといって社をたてた。

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イジュウ
1977年 北海道
壬寅の年の5月15日に蝦夷で大きな地震があり、大きな山が二つに崩れた。そこから異獣が多く出てきた中に、二面八足の異獣が風の様に飛んでいったという。蝦夷の人間はこれを捕らえようとしたができなかった。
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オニ
1968年 宮城県
坂上田村麻呂が討ち取った蝦夷のことを鬼と呼んでいた。降参した蝦夷が住み着いたのが鬼切辺で、なまって鬼首になった。
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ヤマガミ
1930年 北海道
享和元年の冬から春にかけて、蝦夷地シャリに飢饉が続き、これを調査しにいくと、長沼に水上を歩いたり草木の上を駆けたりする人々を見た。蝦夷のように髪をかぶっていて、その衣類は花色の様であった。山上ではないかということになった。
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テング
1976年
貞観7年の頃、染殿后が天狗に悩まされた。
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レイキ
1976年 熊本県
清和天皇の貞観17年、白い亀が献上された。
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キノミヤジゾウ
1986年 埼玉県
坂上田村麻呂が蝦夷征伐に向かう途中、天変に遭遇して困ってるのを救った。
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シラガミズ
1990年 福島県
天明5年の大洪水は会津一円全てが川になるほどだったが、その洪水のとき、白髪の仙人が木の上に乗って洪水の川を下ったので、この洪水を白髪水と言った。
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ユウレイ
1976年
出羽は陰地で常に曇りがちなので、幽霊の出ることが多い。蝦夷地、唐山も同じ。
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カッパ
1965年 千葉県
12月1日には川沿いに住居をもつものがカワビタリモチをつく。夏いたずらされぬように河童にこのもちをやる。
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カッパ
1965年 千葉県
12月1日には川沿いに住居をもつものがカワビタリモチをつく。夏いたずらされぬように河童にこのもちをやる。
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リュウ
2001年 群馬県
応永寺の彫刻の竜が洪水を起こしたので、縛って天井に吊るした。
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カラス
1935年 三重県
烏は熊野のお使いで、これを害さない。
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タカミチノヒ
1956年 宮城県
寺崎部落附近に坂上大宿禰高道の墳がある。高道は陸奥守として下ってきて天安2(858)年正月に戦死した人物。村人は「山田の碑」「貞観石」と呼んでおり,この塚を涜すと禍を受けると言い伝えられてきた。寛政2(1790)年4月,庄兵衛という農夫が鋤で塚の上の土を掘ったところ,帰宅後に発熱悪寒をおぼえて人事不省におちいり,「汝百姓の身を以って蓑笠を着け土足のまま我が塚の上を削る。非礼も甚だしい」とうわ言を言うようになった。家族が驚いて墓に行き,香華を供えてその罪を詫びると主人の病は忽ち癒えたという。土地の人々が碑を荒廃に任せていたので祟りを受けたのだろうということである。寺崎部落の高橋屋六蔵の談話。
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セイタカニュウドウ
1980年 広島県
背高入道は、朝に集落中央の山寄せで県道沿いの開けた水田に、何年かに一度姿を現す。
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タケノウチノスクネ
1931年
武内宿禰は超長寿者で、317歳であったといわれているが、現代人でこれを真面目に信じている者はいない。武内宿禰は何代も続いた名であるという説もある。後世には超長寿者が現実に存在したと思われる例があり、武内宿禰も実際に317歳まで生きていた可能性もある。
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テング
1976年
舒明天皇9年2月11日に、雷のような音と共に大きな星が東から西に流れた。僧旻が言うには、それは天狗であるという。同年、蝦夷の兵船が来たという。
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リュウ
2001年 埼玉県
泉福寺の、左甚五郎の彫刻の竜が洪水を起こしたので、針金で縛った。
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ノノダケヤマ
1956年 宮城県
延暦2年(783)磐井郡達谷の岩屋の蝦夷の頭目高丸が、駿河の清見ヶ関まで攻め上がった。坂上田村麻呂が勅を奉じて撃退し、高丸を追って神楽ヶ岡で殺し、その党悪路王を斬った。その後、山上に敵味方を埋葬し、大塚を築いて上に観音堂を建て、地主権現の白山の社前に矢を射て蝦夷平定を祈願した。この矢が地に突き立って根を生じ、箆といい、それを山名としたという。
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イッポンダタラ
1924年 奈良県
果無山にはイッポンダタラという一本足の巨人がすんでいる。男で眼が皿のよう。人を害すことはない。ハテ(12月)の20日にその山を越せば害されるという。
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ニシン,クロギツネ,タタリ
1929年 北海道
鰊は蝦夷の物産であった。文化三年に、知内山から玄狐を取ってきたことがあった。それからこの狐が祟りをなすようになった。狐を嫌う鰊も、この頃からさっぱり獲れなくなってしまった。
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ノノミヤ,サカノウエノタムラマロ
1956年 宮城県
白山の社前で、坂上田村麻呂が矢を地面に突き立てて蝦夷平定を祈ったところ、根が生えて藪となった。これを箆(のの)と称し、箆宮権現という。
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