クビナシ・クビキリジゾウ 1986年 埼玉県 人の身代わりになって首を切られた。
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クビナシ・クビキリジゾウ 1986年 埼玉県 人の身代わりになって首を切られた。
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ミガワリジゾウ 1940年 神奈川県 後鳥羽院代、刀で切られたり首を落とされた者の身代わりとなって地蔵が傷ついた。身代わりになってもらった人は無傷で助かった。
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シロギツネ 1996年 神奈川県 巴御前が逃れてきた時に賊に襲われた。そこへ突然、白狐が現れて身代わりになったという。
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ダイジャ,ヒトミゴクウ 1937年 京都府 河河神社は大昔人身御供の習慣があった。1人の武士が身代わりとして神社へ行ったら1匹の大蛇が襲ってきたので退治した。
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カイビョウ 1939年 京都府 谷の岩陰に尾が二又に分かれた怪猫がいて里人に恐れられたが、伊藤基という武士に退治された。
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クビナシジゾウ 1986年 大分県 地蔵が親孝行な若者の身代わりになった。
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テング 1938年 福井県 武士が夜通ると、天狗に呼び止められた。毎晩邪魔をするといって天狗が刀を振り回したので、武士も勝負をした。武士が勝ち、天狗の刀を取ったという。その刀は今でも家の家宝になっている。
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ダイジャ 1923年 愛知県 野武士が、その僕を食べた大蛇をしとめ、腹をさいて助け出した。しかし息絶え絶えだった僕はやがて死んでしまった。野武士はなきがらを埋め、そこに榎の枝をさした。やがてそれが大榎となったが、暴風のため半ばから折れた。そのとき黄色い煙が立ち上ったという。
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ユキオンナ,ウブメ 1928年 福島県 会津地方では、雪女がうぶめの姿となって表現されている。
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ロクブノボウレイ 1961年 山梨県 伊藤家の宗家が華やかなりし頃、1人の六部が訪れて、かそう火をと言って、煙草の火を借りて何気なく立ち去る六部を不吉であるということで主が弓で射止め、無縁仏として葬ったという。この伊藤家の宗家が没落後、亡霊が現れて、一族14軒を廻って浮かぶ瀬を求めた。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ) 1973年 新潟県 話者は難病にかかり、葬式の準備までしたが、身代わりのお守り様のおかげで不思議に全快した。
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(コウボウダイシノシオ) 1975年 福島県 奥州会津郡の深山に、弘法大師の封じた潮が谷から湧き出している。それを竃で煮ると雪のような塩になるという。海辺から離れた山中で、塩を焼くことは本当に奇妙であり、下々の者が食することはないらしい。例年会津より将軍へ献上されているという。
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オヤクシサン,オンセン 1936年 鳥取県 長者の娘が病気になった。菖蒲にあるお薬師さんに平癒を祈ると、お薬師さんが娘の枕神に立ち、帰って柳の木の下を掘ると湯が出るのでそれを使えと告げた。その通りにすると、金色のお薬師さんの像が出てきて、熱い湯がわき出した。
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アカウシ,イケノヌシ 1989年 静岡県 伊藤市池は開墾するまでは盆地の大部分が池であった。そこの主は赤牛で、福泉寺の住職を次々殺したが、和泉良孝という出家した武士の読経により鎮まった。
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ヒノタマ 1982年 広島県 明治30年頃のこと。雨がしとしと降る夏の夜、薬師の方で火の玉が3つ転がっており、川通を通って海岸まで行き沖の宮で消えた。薬師と明神を合祀したので、明神だろうと村人はいった。
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キジムナー 1969年 沖縄県 キジムナーが寝ている人にのしかかる。キジムナーにウサーリン(襲われる)という。人を襲うときは真黒になる。相の合う人を襲う。男のキジムナーは女、女のキジムナーは男を襲う。
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キツネ,オンガエシ 1956年 宮城県 童子は六太夫に,国主が塩釜ノ崎,松ガ浜に出馬する日を教え,その時六太夫が名笛鬼一管を吹けば必ず吉事があると言い残して消え失せた。果たして六太夫がそのとおりにすると,海上三十里も離れた国主の所に笛の音が届き,感嘆した国主はほどなく六太夫を召し還した。
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タヌキ 1930年 兵庫県 ある男が家を新築した。ある朝修理のために大工を呼びに行ったまま帰らず、4日目に池で屍が出てきた。おまん狸の仕業とされている。
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カワウソ 1969年 三重県 河うそに襲われた。
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タマシイ 1939年 長崎県 2人の男が飛んでいた2つの光をステッキで叩いたり足で蹴ったりした。その光を追いかけると、光は家の中に入った。そこには婆さんと爺さんがいて、木で叩かれたとか、足で蹴られたとか言っていた。
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