ヒルムカシノキンキ,ネズミ 1987年 長野県 昼間,昔話を語ると,ねずみが笑う。
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(ゾクシン) 1982年 山形県 昔話に関する俗信。昔話は冬の夜に語るもので。昼間語るとねずみに小便をひっかけられるという。
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ヒトツメコゾウ,オニ 1987年 長野県 昼間の昔話はよいが,夜にすると一つ目小僧が出てきて家の中をのぞく,鬼が出る,話が本物になると言われている。
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フシンノオニ 1991年 山形県 夕方になると鬼が飛んできて、人々に難問を出す。正答するとむきになり、より難しい問を出してくる。知ったかぶりをすると、ひどく疑り深くなる。
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キツネ 1938年 長野県 夕方、婚礼の話をしていたらその晩ばかされる。また、狐にばかされて一晩中山の中を駆け回った話がある。
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オニ 1972年 三重県 節分の夜に出歩くと鬼に遭う。
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オニ 1939年 長崎県 よいお爺さんが夜中に鬼が集まっているのを見かけ、鶏の真似をすると、鬼は夜明けだと思って逃げ出し、残された宝物を手に入れた。これを聞いた悪いお爺さんが同じようにするが、うれしくて笑ってしまい、鬼に見つかって喰われてしまった。
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ヒトカクシ 1936年 栃木県 夕方に隠れ鬼をしていると、人隠しに隠されてしまうという。
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(ゾクシン),オニ 1936年 栃木県 嘘をつくと、鬼に舌を抜かれるという。
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(ゾクシン),オニ 1935年 栃木県 うそを言うと、鬼に舌を抜かれるという。
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キツネ 1979年 岐阜県 昔、深夜に出歩いたら狐になでられて化かされた。
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オニ 1983年 栃木県 昔、節分の夜に一匹の鬼がどこの家も泊めてくれず、困り果てて山の麓にある樵の家に泊めてくれるよう頼んだ。住んでいた二人の老人は快く鬼を泊めた。お礼に鬼は高価な鬼の褌をくれた。お婆さんが感謝し、来年もまた泊まって下さいと言ったら、鬼は笑いながら「褌がなくては来られません」と言った。だから来年の話をすると鬼が笑うのだという。
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キツネ 1972年 千葉県 昔、夜遅く魚や豆腐を持って歩く人は、狐に化かされた。化かされると、誰かに声を掛けてもらうまでは歩き続けてしまっていた。
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フクロカツギ 1931年 長野県 夕方隠れ鬼をすると魔に隠される。魔をふくろかつぎという。
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オニ 1966年 山形県 鬼の博打の金を地蔵の助けで手に入れた人のことを知ったある爺が、真似をして自分も金を手に入れようとしたが、途中で笑ってしまって鬼に気づかれ、殺されんばかりにいじめられ、命からがら泣きながら帰っていったという。
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クチブエ 1998年 静岡 夜中、口笛を吹くと鬼もしくは蛇が来る。
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キツネ 1970年 滋賀県 話者が子どもの頃、夜になると爺さんがいなくなったりして、探すと山のしょうもないところに寝ていたり、4、5日後に敦賀にいたりすることがあった。狐の仕業。日の暮れ時分に狐はよく化かす。
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ヤマンバ 1984年 香川県 山中で山姥に会ったら知らぬ顔をしていると良い。にこにこと笑っていたら、山姥にやられてしまうという。
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キツネ 1935年 昔話に、狐は骨がないとだませないので、毎晩骨をもらいにくる。
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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 夜泣きのまじないに、「千里奥山の古狸、昼は泣くとも夜は泣くな」と言うとよい。
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