国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ソウナン,セッケイ,コエ
1987年 長野県
雪山で泊まっていると、夜に助けてくれと言う声が聞こえた。捜索してみたが、どこにも遭難者らしき姿はない。翌朝、再度捜してみると、声が聞こえた辺りは数年前に遭難した大学生を荼毘に付した所だったと気付いた。

類似事例(機械学習検索)

(カミカクシ)
1971年 福井県
夜、人がいなくなった。捜して山で見つけて連れ戻したが、その人は夜になると「今行くぞ、今いくぞ」と言っていたという。
類似事例

ユウレイ
1935年 新潟県
幽霊は居るのかもしれないと考えてしまう。村の男が、雪崩に巻き込まれて死んだとき、一晩中寺の本堂を廻っていたともいわれる。
類似事例

タヌキ
1989年 長野県
山の高いところに小屋があり、話者は若い頃泊まったことがある。夜中、人が山の下から登ってくるような声がしたので誰か来たと思って外に出ると誰もいない。また小屋に入ると、すぐそこで声がする。たぬきに化かされていると気づいたので、もう外に出ないようにしたという。
類似事例

タヌキ
1978年 和歌山県
山仕事に出かけて行方不明になった人を探しにいくと、狸らしい足跡が、その人の足跡と同時に転々と続いており、それが崖の淵まで続いていた。狸に落とされたのだろうといわれた。
類似事例

キツネ,ユウレイ
1959年 島根県
幽霊が出るといわれている無人の寺に泊まった。すると半裸体になった黒髪の若い女性が現れた。寝ているふりをしていると、立ち去った。数年前、素封家のお嬢さんが狐に化かされて山へ連れて行かれた。大勢で探したら、寺で見つかったという。
類似事例

キツネ
1991年 奈良県
ちょっとおとなしい、おっとりした人が、狐に騙されて夜に山へ入った。帰ってこないので、みんなで大騒ぎして探した。一晩探して見つかった。
類似事例

ヤマオトコ
2001年 青森県
釣りをしていたら暗くなってきてしまったので、その日はそのままそこに泊まることにした。すると、寝て一時間ほど経ってから、「起きろ」と声をかけられた。着物の袖から声をかけた者を見ると、髭の沢山生えた大男だった。それは山男であっただろうと言う。
類似事例

ヤマオトコ
2001年 青森県
釣りをしていたら暗くなってきてしまったので、その日はそのままそこに泊まることにした。すると、寝て一時間ほど経ってから、「起きろ」と声をかけられた。着物の袖から声をかけた者を見ると、髭の沢山生えた大男だった。それは山男であっただろうと言う。
類似事例

キツネ
1990年 福島県
「助けてくろー」と声が聞こえたので行ってみると、狐に化かされて道に迷わされた人が、雑木林の岩の上で叫んでいた。
類似事例

キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
昔、まだ雪が残っているときに老婆が行方不明になり、探したところ山の岩陰にいたがキツネが乗り移っていて追いつけなかったが、やっと捕まえて帰った。この老婆は座敷に寝ていても、外から自分の家に向かってくる人の名前を言い、またそれが当たっていたという。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
夜、山で灯りをつけて仕事をしているようだったが、翌日行ってみるとそんな跡はなかった。
類似事例

キツネ,タヌキ
1935年 奈良県
山に行って帰ってこない男がいた。家族は村人と相談し、鐘や太鼓を打ち鳴らして探しまわった。男は山腹に裸体で発見された。村に帰った男は、長い間寝続けた。起きた後、なぜ山奥にいったのかと聞いたが、なぜだか自分でもわからない。たぶん狸か狐の仕業だろう。
類似事例

ムジナ
1933年 長野県
夜中に山から木を曳き降ろすような音がした。行ってみると誰もいなかった。狢の話。
類似事例

テング,カミカクシ
1976年 和歌山県
旅の法師が神かくしにあった。天狗にさらわれたとも言っている。村人が叫びながら列を組んで山を回ると、山上から砂を撒く音がして、「天狗の仕業ではないぞ」と叫ぶ声が聞こえた。そして間もなく死体が見つかったという。
類似事例

シリョウ,タマ
1941年 岐阜県
山の中を歩いているとき、供の者が主人を殺し、死体を竹薮に放ったまま山を下りた。そこへみずぼらしいお坊さんがやってきて、「お前は殺した死骸に取り付いていないと死ぬ」と忠言する。そこで供の者が主人の死体に取り付いていると、朝になると魂が戻ってきて「今日も探し出せんで残念な」と言って死体に入る。夕方また出て行って「今日は地を六尺掘っても探し出す」といい、そのたびに大きな音を立てる。三日目「この位探しても見つからないならあの男は死んだに違いない。これで成仏できる」といって魂は死体に入った。供の男は助かった。
類似事例

ボウレイ,アヤカシ,ミョウナヒト
1992年 広島県
夕方4時を過ぎると親が子供を、「あやかしが出て惑わす」といって入らせなかった。陶晴賢の亡霊などだろう。友達の一人が17,8歳の頃惑わされて弥山へと行かされた。皆で探したが見つからず、翌朝弥山の本堂から本人が電話をかけてきた。本人が言うには、夕べ妙な人が来て「来い、来い、来い」と言うためついて行くと、その妙な人が岩の下に寝始めて、すぐ傍の道に火を持った行列が通った。夜が明けると弥山にいることに気がつき、山頂まで登った。
類似事例

キツネ
1966年 鳥取県
山で昼寝をして、友達に起こされたと思ったが、目がさめたら誰もいない。側に狐の足跡があった。
類似事例

キツネ
1973年 三重県
昔、山仕事をしていた男性が、女性の家に柴を運ばせた。遅れて家に帰ると、女性がいない。狐にやられたと思い祈祷師に尋ねると四日市の方にいるという。数日後、男性は四日市に探しに行った。すると宿に巡査が女性を連れてきたという。
類似事例

ヨミヂカヘリ
1944年 新潟県
ある人が仮死状態に陥った時、谷間のようなところをどこまでも降りてゆき、ようやく着地したと思ったところから一本道を一町ほど歩くと洞穴があった。そこに入ろうとしたとき誰かに呼ばれたような気がして振り返って気が付き蘇生した。
類似事例

キツネ,タヌキ
1977年 京都府
正徳年中の秋頃、嵯峨である孝行者の僧の庵に若い男が雨宿りに来た。その冬、雪の日に再び同じ男が現れ暖を取らせて欲しいと願った。話をしていると大昔のこともよく知っているので怪しんだところ、男は急に出て行った。狐や狸の類なのだろう。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内