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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンナ
1992年 茨城県
国道125号線、美浦村大谷から郷中の間の山道を夜中に通ると自動車のフロントガラスに女の姿が浮かぶという話が暫く続いたがいつの間にか立ち消えてなくなった。

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ヌレオンナ
1991年 静岡県
夜、国道150号を車で走っているとずぶ濡れの女性が立っている。車に乗せるといつのまにか消えていて、シートが濡れている。
類似事例

オンナ
1957年 和歌山県
村の医者が夜、久木から往診の帰りに単車を走らせているとシオツの辺りで前を女の人が歩いていた。曲がりくねった道だから一度は見失ったが再び見つけた。いくら走っても追いつかなかった。そのうち女の人はふっと消えた。
類似事例

(ヒトカゲ)
1997年 青森県
夜、鯵ヶ沢の農道を車で走っていると、ライトで遠くに人影が見えるが、近くに行くと消えていなくなっている。
類似事例

ユウレイ
1989年 山梨県
樹海に若い女の幽霊が出るというウワサがある。最初に姿を現したのは1981年5月17日夜。ガソリンスタンドの支店長が車で国道139号を走っていると、ずぶぬれの若い女が手をあげた。後部座席に乗せ3キロほど走って後ろを見ると誰もいなかった。その後コックや運転手など次々に幽霊の目撃者があらわれた。
類似事例

ユウレイ,オンナ
1982年 新潟県
夜ふけの渡し場で、川向うから女の声で、オウイ、オウイと呼ぶ声がした。船頭がいってみると、人影は見えない。乗るように促すと舟が重くなり、誰かが乗ったようだった。川を渡ってから降りるようにいうと、舟が軽くなったような気がした。船頭が、こんな夜ふけに舟を出させておいて、あいさつもなくというと、首に縄をぶら下げ、目の玉のとび出た、まっさおな顔した女が長い髪を前にたらした姿で現れ、菩提寺へ行くといって草むらへ消えた。
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オンナノヒト
1959年 東京都
三河島の辺りをタクシーが通ると必ずヘッドライトの中を同じ女の人の姿がスーッと見えるという。
類似事例

ユキジョロウ
1956年 宮城県
昔,真冬の夜など真坂と長崎との村境,田川橋のあたりでよく白装束の蒼白い美人に出遭った。雪の夜道に女が歩いていることを不思議に思うとパッと消えてしまうという。千葉某氏ほか実見者が2,3あり,土地では「雪女郎」と呼んだ。
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カワウソ
1966年 新潟県
村松町から仕事にきていた中年の女の人が家に帰る途中、大蒲原の先の道で女が寝ているのに出会った。提灯で照らすと女の人は消え、林の中に青い火が見えた。その後、その女の人は寝込んだ。カワウソの仕業だろう。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
女の人が姿を消した。一度戻ったが、数年後、山中で死体で発見された。
類似事例

キツネ
1978年 山梨県
夜の11時頃に松林を通ったら、手拭をかぶった若いおばさんがついて来た。一緒に行こうと声をかけても返事がない。近くの家に入ったら女は見えなくなり、駐在所のところで消えてしまった。狐の仕業。
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オヤマジョロウ,カワウソ
1985年 愛媛県
梢川の石橋にはお山女郎が出る。夜石橋の上に真白に化粧をして、竹かごを下げた娘が佇み手招きをする。近づくと振り返り、振り返り先に立ち、十間ほど歩いて村の墓に通ずる上り坂にさしかかると消える。カワウソが化けたのではないかという。
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バケモノ,モンスケババア
1996年 岩手県
おとめ沢に昔化物がいて、夜な夜な人を捕らえる。おとめという女もその化物にとらわれ姿を消し、おとめ山に留まって門助というものの妻となったが、故郷が忘れがたく、暴風雨の暗夜に常に里にあらわれた。以来、暴風雨の夜は「門助ばばあ来る」とおそれた。
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オバアサン
1959年 東京都
タクシーが夜通るとおばあさんの姿がスーッと見える。
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カミカクシ
1915年 岩手県
農家の娘が、物に取り隠されて見えなくなった。死んだものとあきらめていると、ある日田の掛け稲の陰にこの女が立っているのを見た者がいた。そのときにはすでに気が荒くなっており、たちまち去ってしまい、ついに帰ってこなかったという。
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カワウソ
1976年 新潟県
1935年前後のこと。ある人が夜道、自転車を押して上り坂を登っていると、背が高く顔が驚くほど白い、縦縞の着物を着て網笠を被った女が、杉の木に寄りかかって横顔を向けていたので、怖くなって夢中でハンドルを握ってしまったら、自転車が壊れて崖から落ちてしまった。カワウソの仕業かもしれない。
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キツネ
1980年 青森県
夜明けに炭窯に行くとき、きれいな女がいた。挨拶して通り過ぎたがおかしいなあと思って振り返ると、もういなくなっていた。
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オンナ,キシ,ヤナギ
1974年
近江国信楽に住む人が神社に参詣しようと船で川を下っていたら川岸に美しい女がいた。船を岸に着け女のいた柳の所へ行ったが女の姿は消えていた。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
昔、まだ雪が残っているときに老婆が行方不明になり、探したところ山の岩陰にいたがキツネが乗り移っていて追いつけなかったが、やっと捕まえて帰った。この老婆は座敷に寝ていても、外から自分の家に向かってくる人の名前を言い、またそれが当たっていたという。
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キツネ
1992年 宮崎県
清武町の乳岩さまの下の道にはよく狐が出た。あるとき老人が歩いていると、向こうからきれいな女が来る。手に毛が生えていたら狐の化けたものなので確かめようと握手を申し出たが、応じない。やはり狐だと思って歩いていたが、いつまでたっても我が家に着かない。夜が明けてみると陸の頂上にいた。やはりだまされていた。
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ヘンリンシャ
1975年 滋賀県
近江国甲賀郡で寛文のころ、見たら気を失うという片輪車が深夜に現われるようになった。ある家の女房がこれを覗き見れば牽く人もない片輪の車に美女が乗っていた。それは家の前で止まり、おまえの子を見てみようというので探したが姿がなく、罪は私にあるという歌を戸に貼ったら返してくれた。
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