ワシ 2001年 但馬国の山里で鷲にさらわれた女児が何年か後に丹波国加佐郡で見つかり、実の親元に帰っていく。
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ビンボウガミ 1989年 兵庫県 但馬では大火を焚かないと貧乏神が逃げないという。
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ワシ 2001年 但馬国の山里で鷲にさらわれた女児が何年か後に丹波国加佐郡で見つかり、生みの親と育ての親が共に親になる。
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キツネ 1938年 長野県 田で人が踊っていたが、知人に声をかけられると疲れで倒れた。狐に化かされていて一晩中踊っていたのだった。
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キツネ 1935年 三重県 人が踊ると狐も踊った。その隙を人が狙って殺した。狐が人に騙された。
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ビンボウガミ 1957年 兵庫県 但馬では、暮れには大火を焚かないと、貧乏神が逃げないと言われる。
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カメ 1983年 香川県 亀が来て踊ったという場所がある。
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ネコ(ゾクシン) 1934年 猫が古くなると化けてズキンを被って踊る。
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ダイジャ 1963年 愛媛県 毎日丹波池で泳いでいた吾作が、盆の16日に、池の奥から出てきた大蛇に呑まれかけた。吾作はこのことを村人たちに告げた。1年後の盆の16日に若者が泳いでいると、また大蛇が出てきた。若者は村人にその事を話し、以来、盆の16日に丹波池で泳ぐものはいないという。
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カワウソ 1986年 愛媛県 カワウソは踊るそうで見た人もいるという。
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カンロ 1982年 享保14年5月16日、但馬国で甘露が降った。紅葉に付いたのを京都の人が貰いうけ見たところ、露は乾いて跡が白く光っていた。舐めたら甘かったという。また法皇御所の西王母という桃の葉、楓の葉、柏の葉にも降った。頂戴した者の話では但馬のものと同じであったという。
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〔カンロ〕 1980年 兵庫県 仁寿2年5月、但馬で樹上に甘露が降った。
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タヌキ 1991年 奈良県 山で炭焼きをしていたお爺さんの所に、毎晩狸がお婆さんに化けて訪ねてきた。そこである日お爺さんはお婆さんに絶対訪ねて来ないようにと言い、その夜に訪ねてきたお婆さんの頭を斧で叩き切った。お婆さんは声を出して逃げたので、本物のお婆さんは切ってしまったのかと驚いて家に帰ると、家にはちゃんとお婆さんがいた。そして軒下で古狸が死んでいた。
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タヌキ 1992年 奈良県 山で炭焼きをしていたお爺さんの所に、毎晩狸がお婆さんに化けて訪ねてきた。そこである日お爺さんはお婆さんに絶対訪ねて来ないようにと言い、その夜に訪ねてきたお婆さんを刃物で殴った。お婆さんは声を出して逃げたので、本物のお婆さんは殴ってしまったのかと驚いて家に帰ると、家にはちゃんとお婆さんがいた。そして軒下で古狸が死んでいた。
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キツネ 1931年 群馬県 秋元但馬守が館林に城を築こうとした際、金山に住む狐を自称する白髪の老人が夢枕に立ち、自分がつける縄張りのしるしのとおりに城を築けば難攻不落の城ができるといった。但馬守が調べさせると、狐が尾を曳いた跡があった。その通りに城を作ったのでここは尾曳の城と呼ばれるようになった。但馬守は狐に謝意を表すため夜明稲荷を建て、狐霊を長く祀ったという。
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サル 1939年 長崎県 お爺さんが悪さをする猿を捕まえてお婆さんに預けていたが、猿はお婆さんをだまして殺してしまった。その後、猿はお婆さんに化けてお爺さんにお婆さんの肉を食べさせた。
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キツネ 1963年 長野県 春先の寒い日、山に薪を取りに行って帰ってくるときに、狐が踊りを踊っていた。帰ってから腹が急に痛くなって、3日ほど寝ていてよくなったが、それからは時々腹を病むようになった。
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オニ 1939年 長崎県 よいお爺さんが鬼の住処から宝物を持ち帰ったのを聞いた悪いお爺さんはがこれを真似るが、鬼につかまって食われてしまった。
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タヌキ 1928年 山形県 祭りのときに、金持ちの娘を人身御供に上げる村があった。あるとき六部がこの村の社に入ると、6尺もある大入道が「丹波の国の和犬(メツケイヌ)に、ちっともこの事知らせるな」と言った後に生贄を食べるところを見た。六部は丹波の国から白い犬を連れてきて大入道にけしかけた。大入道との戦いで犬は死んでしまったが、血痕の先にあった洞穴には半死の老狸が横たわっていた。
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ワカガエリノミズ 1934年 栃木県 昔、「もう1度子供のように若くなって見たいな」といっていたお爺さんが山で行方不明になり、お婆さんが村の人たちと探すと、お爺さんの着物にくるまった男の赤ん坊がいた。お爺さんが欲深く若返りの水を飲みすぎて赤ん坊になってしまったのだった。
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オニ 1979年 鳥取県 木の洞穴で一服してうたたねして、気がつくと鬼が輪になって踊っていた。一緒に出て踊ったら大変上手だったので、また来るようにと瘤をとられた。隣のお爺さんがそれを真似てやったら、踊りがへたくそだったので瘤をつけられた。
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