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検索対象事例

アシマガリ
1984年 香川県
アシマガリは猫の仔のようなもので、足にまといつていて離れない。蹴っても蹴ってもついてくるという。

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アシマガリ
1985年 香川県
アシマガリは猫の子のような化け物で、足にまとわりつくと歩けなくなる。
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アシマガリ
1990年 香川県
アシマガリは、夜に、足の間をあっちへ行ったりこっちに行ったりして人間を転ばす。玉川池の方にいる。
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アシマガリ
1981年 香川県
アシマガリというトックリマワシとよく似た妖怪が出る。かんす(鑵子)が転がってくる。
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オイガカリ
1938年 広島県
オイガカリは、歩いていると、後ろから覆いかかってくる化け物の一種だという。
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キジムナー
1989年 沖縄県
キジムナーは、小さい子供で真っ赤なちぢれ毛を垂らし猿に似ている。キジムナーは、夜中の12時から1時頃、山から火を盗みにおりてくる。友達になると毎晩海に連れて行かれ、必ず大漁になるが、どの魚も片目をとられている。大の字形になって寝るときは、キジムナーに2、3分圧迫され、意識はあるが身動きできない。キジムナーが来るときはウーとかすかな音がする。
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ガーラ,カッパ
1981年 香川県
昔、いたずらばかりするガーラ(河童)を近所の爺さんが捕まえたが、くくりつけておいた立臼ごと逃げて泉の中に隠れた。爺さんは上から岩でふたをしてガーラを封じ込めた。別の場所ではガーラは虫だと言っている。ツベヌキガーラは頭が蝉のようで、足は4本、手はカマキリのように鎌があり、手を尻の中に入れて内臓を引っ張り出して食べるという。
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ケマリ
1984年 香川県
ケマリという妖怪がいる。一つ蹴とばしたら大きくなり、また蹴とばしたらさらに大きくなる。
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オサキ(ゾクシン)
1957年 群馬県
オサキという動物は鼠より大きくて、狐や兎などよりは小さい。色は灰白、もしくは白で、眼がたてにさけている。これを飼っている家をオサキ持という。この家と通婚するとオサキが移る。人につくと不可解な行動をとらせ、狐つきと同様の症状が出る。
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オサキ(ゾクシン)
1957年 群馬県
オサキはネズミとイタチの雑種のような形で、灰色か白であると言われていることが多い。敏速で、集団で行動する。人につくと気狂のようになる。逆に願いがかなうとも言われるが、つかなくなると死ぬ。家につくとその家は栄えるが、オサキを粗末にすると貧乏になる。おひつのふちをたたくと、オサキがよってくるという
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アシマガリ,ケマクリ,ケマリ,シロマクレ
1958年 香川県
夕暮れの道を歩いていると、てまりのようなハエゲ(灰色の毛)のものがころころとまくれてくる。邪魔になり蹴飛ばすと前より少し大きくなって転がってくる。また蹴飛ばすとまた大きくなってやってくる。そして蹴り上げることができないくらいになり、歩けなくなる。
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オーサキ
1953年 埼玉県
オーサキは小さな2寸ばかりの猫のようなもの。羨ましいと思った家の弱った人にたかる。病人にとりついて食べ物をねだる。食べさせて外へ行き、病人がつまづくと離れる。
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オサキサマ
1988年 群馬県
オサキ様はキネズミの形の、小さくてしっぽの長い動物で、体に粉をつけてよその家に運ぶという。「御飯の鉢をシャモジで叩くとオサキ様が寄ってくるのでいけない」と子どものころ言われた。
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オサキ
1988年 群馬県
オサキはネズミのような小さい動物で、尾の先が2つに割れているのだという。
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オシラサマ
1999年 宮城県
某家のオシラサマは、もともと舞根集落の家にあったが火事で中井集落に飛び、そこの家でも火事にあって某家に飛んできたと言う。あるとき話者(オカミサマ)が足が痛くなったので、某家のオシラサマを拝みに行ったところ、オシラサマの足にスガリ(蜂)がたかっていた。其れを知らせたのだろう。
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オサキ,オーサキ,オサキギツネ
1975年 群馬県
人に憑くと考えられている動物はキツネとオサキである。オサキはネズミやイタチに似た実在の小動物で、尾が長く、群をなす。耳が人間と同じような形で、後ろ足で立って人を招くともいう。しばしばオサキとキツネは混同され、オサキギツネという言い方もされる。特定の家に飼われており、飼っている家をオサキモチやキツネモチ、またアシモチ(足持ち)、ヨツアシ(四つ足)などという。持ち筋は経済的に上層にあった家が多く、通婚、交際などで持ち筋となるが、様々なケースがあり個々人の判断が大きく関わっている。
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ガラッパ
1989年 鹿児島県
ガラッパはかかとをつかんでひきずったり、しりをぬいたり、牛を引っぱったりし、牛が夜の間に足を縛られて死んでしまうこともある。
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エンコ
1980年 青森県
山からエンコが降りてきて女に通って孕ませた。エンコの子が産まれたが、エンコは殺され、女も死んだ。エンコは猫のようなもの。
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ゲドウモチ
1922年 広島県
外道持も獣を飼う。土竜よりも大きく鼬よりも小さく、茶褐色をした足の短い動物という。外道持の家に女の子が1人生まれる毎に獣は75匹増え、その家から嫁を取ると75匹を連れて外道持になり、その嫁が女を生むと倍になる。普段は床下などに住み、人に憑く時は目に見えず往来するが、春には畑などで群れて遊んでいることがある。75匹の中には医者もいれば按摩も祈祷者もいて、仲間が寄り集まって看護し、殺されても形のある限り蘇生する。鳴き声は蛙に似ている。食べ物の小豆飯をやらないと家の者にも祟る。外道持ちが憎いと思えばすぐに憑く。
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オクリイタチ
1938年 静岡県
夜に歩いている人のあとをついてくる。草履を投げるとついてくるのをやめるといわれている。
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オーサキ
1957年 群馬県
昭和31年4月にオーサキを捕らえて飼っていた。藁や木の葉で円い巣を作り、昼間は丸くなって寝ている。夜は木の枝を飛び回って食物を食べている。モグラの小さい位の大きさ。半年程飼ったが、災難があるとオーサキのせいではとあやしまれたので山に放した。
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