国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

マメダ
1922年 徳島県
明治5・6年の頃、初めて西の丸に学校が出来たが、朝早く山ろくを通ると土手のふもとから豆狸が石を打った。

類似事例(機械学習検索)

タヌキ
1978年 和歌山県
学校のところを通りかかると、おじいさんに石を投げつける者がいた。しかし当たりはしなかった。このことは氏神様を祀っているお宮に住んでいる狸の仕業であるといわれた。
類似事例

スナマキタヌキ
1987年 奈良県
小学校の上から狸がぼろぼろと砂をまいていたことがあった。
類似事例

タヌキ
1978年 和歌山県
旧北山小学校の上に、狸の巣といわれる岩穴があり、そこを通った時には、締め付けられるような感じであった。
類似事例

キツネトタヌキノハカ
1986年 東京都
今、小学校が建っている所は、もとは狐と狸のお墓だった。
類似事例

フルギツネ
1933年 兵庫県
明治初年、常源寺にある寺子屋に大きな古狸が現れた。腕白な子供が棒で追い出したが、縁の下から子供の課業の真似をする狸の声が度々聞こえたという。
類似事例

キツネ
1991年 奈良県
狐や狸が棲んでいた山を崩した。そうしたら運動会の時、祟りがあった。学校へ来た時は日が照っていたのだが、にわかに曇り、ものすごい雨風になった。怪我をする人も出て、稲荷さんの祟りだと言っていた。
類似事例

ツリガネ
1943年 山形県
明治7、8年に学校の校舎を建てたとき、黄金堂の宝篋印塔と釣鐘を百両で鍋屋に売ってその金で杉を払い下げ、それを転売した金で建てた。東風が吹き荒れると校舎が揺れたり、卒業式の最終に屋根が風で飛ばされたりした。老人たちは、釣鐘で建てた学校だからふらふらうごくのだと笑っていた。
類似事例

スナマキタヌキ
1973年 香川県
すなまき狸は、昔、中節と黒崎の境の天神様の坂道で夜遅く空からばらばらと土を降りかけられたという。
類似事例

オオニュウドウ
1981年 京都府
六地蔵では奈良街道沿いによく狸が出た。林千賀さん(明治四十三年生まれ)は、子どものころ近所の青年が、夜になってからこの街道の町はずれで大入道に会った、と青い顔をして逃げ帰ってきたのを覚えているという。
類似事例

オマンタヌキ
2002年 香川県
二ノ坂の入り口の東側の山にはお万狸という狸が住んでいた。下から見ると狸がすんでいるところで火を炊いているように見えたが、灯が見えると必ず雨が降ったという。また、小蓑下所の猟師がよく狸を捕ったといって木のホタを吊って帰るのを見かけたという。お万狸は後に屋島に嫁に行ったという。
類似事例

タヌキ,ツキモノスジ
1954年 奈良県
明治14、5年ごろ、村の大由という家のおたつという子供が、私の家の子守りとして来ていた際に、狸が乗り移ったと言って村で大騒ぎになったが、けろりと治った。
類似事例

タヌキ
1996年 香川県
福蔵は船を港に入れるために、沖の方で潮待ちをしていた。潮が満ちたので、船を入れようと漕いでいると、10人ぐらいの子供が後から船を押した。福蔵はこわくなって倒れこみ、岸について目が覚めた。子供は狸だったという。
類似事例

キツネ
1987年 岐阜県
戦前のこと、谷口太十郎(明治45年生)氏の知り合いが夜の9時過ぎに白鳥から国道を歩いていて、近道に入ると狐がついてきて、しばらくすると空高く飛んだかと思うと、次の瞬間、空から石が降ってきたという。
類似事例

タタミタタキ
1938年 高知県
夜中に畳を叩くような音を立てる怪物であるといわれ、土佐では狸の仕業であるとされている。
類似事例

タヌキ,テング
1958年 香川県
杣尾、寺峰あたりに寺を建てようとキヅクリを始めたが、キヅクリの音がうるさいと追い払った者がいた。それから音はぴたりとやみ、その夜のうちに木材は消えてしまった。木材を運んだのは天狗だとも狸だともいう。
類似事例

タヌキ
1991年 香川県
夜大きな石が山頂から転げ落ちる音がしたり、早朝に稲刈りの音がするが、出かけてみても何も起きておらず、狸の仕業だと言われる。砂ほり狸は自分の小便を隠すため、前かきに砂をばらばらとかけるという。
類似事例

フルダヌキ,キレイノムスメ
1964年 山梨県
狩人が魔の山というはじめての山へ狩に行った。見たことのない足跡を追っているうちに日が暮れ困っていると、「ほーい」という人の声がするので行ってみれば、頭にローソクを立ててタホを織っている娘がいた。気味が悪くなって鉄砲で撃つが、娘は弾丸を手でつかんで捨てる。最後に一発残しておいた玉で頭のローソクを狙い撃つと、急に夜が明けて、岩の上を見ると十貫目はある古狸が死んでいた。
類似事例

タヌキ
1933年 大阪府
和泉町の陸軍少佐波多野義次宅では、何処からともなく瓦礫が飛んできたり、脱いだ靴が何時の間にか別の場所に移動していたりするなどの奇怪なことがあったが、これは狸の所為であるという。
類似事例

イシノヤジリ
1976年 山形県
元慶8年7月2日、海浜に石鏃に似た石が降った。矛先は皆南を向いていた。陰陽寮が占ったところ、かの国の兵賊の憂いであるということであった。
類似事例

ダンザブロウタヌキ
1981年 新潟県
佐渡は狸王国で狐はいないといわれる。昔佐渡に住む団三郎狸が狐を追い払ったためという。団三郎狸は金山の金粒を拾い集めたり、人が落していった小金を貯めて金貸しをしていた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内