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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オオグチナワ
1968年 奈良県
150年ほど前、狩りの名人が夜が明け始めたころに牡鹿を呼び寄せる笛を吹いたら、急に東の空が光り輝いた。驚いて仰ぎ見ると、胴回りが5升ほどもある大蛇が火炎を噴いていた。秘蔵のナベノシリの弾丸を鉄砲に込めて喉首を狙って撃つと、首が山の下に落ちた。それ以来、その人は狩りを止めた。

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オンナノヒトノクビ
1992年 山形県
天井から女の人の首が落ちてくる。それが自分の首だった場合、その人は必ず死ぬ。
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サル(ゾクシン),ユメ
1990年 福島県
15夜の晩に、東枕で寝て夢に猿が現れると、人が死ぬ。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
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オオオトコ
1928年 愛知県
100年程前の夕方、ある猟師が峠で鹿寄せの笛を吹いていると、目ばかり異様に光る裸形の大男にあった。体は6尺ほど、全身黒い毛が生え、手足の毛は針のようだったという。それ以来そこで鹿寄せの笛を吹くものはいなくなった。
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ダイジャ
1968年 奈良県
カヤの上から大蛇が首を出しているのを見て、弾丸を撃ち込んだら逃げていった。この人は帰ってから床につき、3日目に亡くなったという。
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イミ,チブク
2003年 山梨県
出産があって五日後、山に狩りに出て大怪我した人がいたといわれる。
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フルダヌキ,キレイノムスメ
1964年 山梨県
狩人が魔の山というはじめての山へ狩に行った。見たことのない足跡を追っているうちに日が暮れ困っていると、「ほーい」という人の声がするので行ってみれば、頭にローソクを立ててタホを織っている娘がいた。気味が悪くなって鉄砲で撃つが、娘は弾丸を手でつかんで捨てる。最後に一発残しておいた玉で頭のローソクを狙い撃つと、急に夜が明けて、岩の上を見ると十貫目はある古狸が死んでいた。
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ダイジャ
1934年 岩手県
鉄砲名人の男が大蛇を撃った。すると洪水となって大蛇は山に逃げて行った。この男の一族は祟りにあって左目が悪いという。そして山には登ってはならない。
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ヤマドリ
1976年 埼玉県
鉄砲撃ちが雄の山鳥を撃ったが羽を「ばさあっ」と広げるだけで落ちない。5発目を撃った時、山鳥は大きくなり、2度羽ばたいてから飛び去った。次の日見に行くと、岩の上に玉が5粒並べて置いてあったという。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が悪人に首を切られて、その首が川伝いに飛んでいった。それを祀ったのが首塚様。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
和尚が首を切られて、その首が川伝いに飛んでいって岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
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フエノカミサン
1961年 島根県
中畑の笛の神様は、笛を習う人がお参りして笛を吹くと、自分の方からも笛を鳴らす。
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(ゾクシン)
1964年 福島県
狩りのときは、朝食前の鼻歌はいけない。
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ヘビ
1976年 愛媛県
横吹渓谷で昔、里の若者が毎日笛を吹いていた。ある日笛を吹いていると一人の美女が現れた。そうするうちに二人は恋を語るようになった。ある日若者が笛を吹いても女が現れないので歩き回り、鏡石へ目をやると蛇体が女に変わって写っていた。女は最後に笛を吹いてくれと頼み、男が笛を吹くと、女はその曲につられて蛇体となって男を抱え蛇淵に入った。
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クビツカ,オニクビツカ
1918年 岐阜県
首塚や鬼首塚は、首から上の病に効力があるといって参詣する人も多い。鬼首塚は、鬼に化けていた男の首を切って京都に行く途中に、この場所で急に首が重くなったために前に進めず、埋めたところであるといわれている。
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キツネ
1979年 岐阜県
狐を鉄砲で撃つと、化けたり祟ったりする。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が隠し女を持ったといわれて侍に首を切られ、その首が川上に流れて岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
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カリコトバ
1964年 福島県
里にくだって狩りことばを話してはならない。狩り小屋で里ことばを出して潔斎させられたという話もある。
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1920年 徳島県
夜笛を吹くと魔が集ってくる。
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ヌシ,ダイジャ
1993年 山梨県
鉄砲の名人が芦川村の滝戸山の主だった大蛇を退治した。後に大蛇は鉄砲打ちの夢に現れて、その家の屋敷神に祭られることになった。
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ヘビ
1970年 長野県
池に大きな蛇がいた。その蛇を兄弟の鉄砲撃ちが捕りに行ったが、撃っても撃ってもはね返された。最後の一発近くにあったとっこを撃つと、蛇は首を捻った。すると池の水が湧いてきて大水になった。
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