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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ
1941年 新潟県
首を吊って死んだ男がそのままの姿で通るという。これを見た車夫が気を失ってしまったこともあり、非常に恐ろしくなった。

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オトコノヒトノカゲ
1986年 東京都
夜、霊園の墓石に自転車のライトが当たると、そこに首を吊った男の人の影が映る。
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クビツリヤマ
1999年 栃木県
人が首を吊ったという首吊り山という林がある。そこに入ると出られなくなるという話もある。
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ロクロクビ
2001年
ある女郎の首が抜けて、男のもとへ通った。女にはなんの覚えもなかった。
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シニン
1954年 兵庫県
ある嫁が間男し、首を吊って死んだ。隠坊が焼こうとすると、死者が棺桶から出て声を出さずに崖石を登っていく。何度止めても登っていくので、ついに石油をかけて焼いてしまった。
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オオカミ
1981年 和歌山県
狼が死体の頭を股に挟んで、仰向けになって運んでいくのを見た人がいる。
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ハゲアタマノロウジンノクビ
1991年 山形県
ハゲ頭の老人の首が飛んでいくのを見たら、地面に伏して通り過ぎるのを待たなければならない。見つづけると家人に不幸がおきる。
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キツネ
1982年 宮城県
ある男が船を出して魚を取って戻ろうとしたが、櫓をこいでも船が廻って陸につかない。なんとか家の下まで来ると、出征して死んだ兄が山から「東京に連れて行ってやる」と呼ぶので山の椿の下まで行くと、今度は「ベルトで首を吊れ」と言われた。枝にベルトを掛けても高さが足りないので、もっと山の中に入った。桑の葉が揺れるのが映画を見ているように感じた。皆が探しに行くと、狐が落ちたらしく断崖で寒い寒いといっていた。その男は3日ほど前からおかしかったという。
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トオリテング,ヤマオトコ
1928年 愛知県
ある男が峠を通ろうとすると、真っ黒い人か何かわからない物に行く手をさえぎられた。行こうとしても体が動かないので道をはずして家まで帰った、山男か通り天狗だろいうということになったが、その男はまもなく死んだ。
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ニンハク
1980年
首つりをした人の下の土をすぐに掘り返すと、麩炭(ふたん)のようなものがでてくる。これは魄が地下に入ったもので、首つりは頭を絞めて急に死ぬので、魄も急に下って落ちるのだという。
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ユウレイ
1935年 新潟県
大工が墓場の前を通ると泣き声が聞こえた。どうしたのかと尋ねると髪を剃って欲しいと言う。剃刀を持っていなかったので翌日剃ってやり、見ては行けないと言われた顔を見てしまった。気絶してしたが友人に助けられた。この幽霊は数日前に死んで土葬した乞食であった。
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アンザノサカ
1974年 愛知県
三河一宮の砥鹿神社への道途中にアンザの坂という場所がある。ここでは首を吊った人がぶら下がっていたのが見えたという。
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(ユウレイ)
1943年 高知県
近所の爺さんが若い頃棄てた女が訪ねてきて、どうにもならず首を吊って死んだ。それ以来その女の霊が妙齢の娘に憑く。
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オンナノヒトノクビ
1992年 山形県
天井から女の人の首が落ちてくる。それが自分の首だった場合、その人は必ず死ぬ。
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キツネ
1937年 新潟県
前方から汽車が近づく音がしたので、運転手が駅に戻ったが、汽車はやってこない。翌日も同じことがあったが、そのまま進んでいくと、正面がなにかに乗り上げた。そこには狐の死体があった。音を出していたのは狐であった。
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シリョウ,タマ
1941年 岐阜県
山の中を歩いているとき、供の者が主人を殺し、死体を竹薮に放ったまま山を下りた。そこへみずぼらしいお坊さんがやってきて、「お前は殺した死骸に取り付いていないと死ぬ」と忠言する。そこで供の者が主人の死体に取り付いていると、朝になると魂が戻ってきて「今日も探し出せんで残念な」と言って死体に入る。夕方また出て行って「今日は地を六尺掘っても探し出す」といい、そのたびに大きな音を立てる。三日目「この位探しても見つからないならあの男は死んだに違いない。これで成仏できる」といって魂は死体に入った。供の男は助かった。
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ボウレイ
1956年 青森県
恐山の温泉場で一人の男が亡妻の姿を見つけ呼びかけると、亡妻はものすごく恐ろしい形相で睨み姿を消した。男は恐ろしさのあまり下山したが、仕事も手に付かず、終には死んでしまった。
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カイダンノカイ
1938年 東京都
ある男が、怪談会で自分の家にまつわる怪談を話し始めた。ところが、本筋に入る前に黙ったまま進む事がなかった。参加の一同もしばらくは聞いていたが、埒が明かないので散会した。すると、男はその場で気を失い、そのまま死んだ。
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ヒトダマ
1983年 東京都
関野町で、市議会議員をしていた人が亡くなって、その通夜の夕方、隣の家に遊びに来ていた娘の友人が帰るのを見送っていたら、その友人が眼前に人魂を見たと言う。そこは、その議員がいつも自分の自動車を置いている場所だったと言う。
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(ウゴクカーテン)
1995年 福島県
妻の遺体を家へ持って帰ってきた夜、裏戸の鍵を締め切ったままなのにカーテンがひとりでに動いて開いた。そして、カーテンの近くで寝たきりで少しも動けない母がベッドの上でグラグラと動き、物凄い形相で見つめた。
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マド,トンネル,シタイ
1986年 東京都
トンネルの中で電車が故障した。出口を見つけようとして、手探りで窓を伝っていたら、一ヶ所だけ生暖かい場所があり、そこから外に出た。後に警察で調べてもらったら、そこには死体が挟まっていたという。
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