カイダン 1986年 東京都 中学校の階段が、夜になると1つ増えている。
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(ヤナリ) 1990年 福島県 話者の他家に嫁いだ姉が亡くなった晩、カラカラと窓の開く音や、階段を上がる足音がした。話者の父が亡くなったときも、一晩中家の中がガタガタとしていたという。
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ナマクビ 1940年 大分県 大分に行く途中に、生首を埋めた斬首場の様な所がある。そこを通ると生首がひょいひょいと出るので、生首の谷という。
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ユウレイ 1990年 神奈川県 横浜市のある中学校では、屋上に出る階段に下半身のない女の人の幽霊が出ることがあり、もしこの幽霊をみるとどこまでも追いかけてくるという。その学校の七不思議の1つとされている。
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チカシツ,カイダン,ナナフシギ,シ 1999年 栃木県 中学校のどこかの教室には、地下室に通じる階段があるらしい。日本軍の何かだったとか、昔つかっていた教室があるなどと言われるが、あまりはっきりとしたことはわからない。その階段を見つけて地下室に行ってしまうと、その人は死んでしまうという。またその中学校の七不思議を全部知ると死んでしまうという。
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ヒトダマ 1935年 話者の実体験。夕方、南西から東北へ、オタマジャクシのような火が飛んでいった。そのあくる日人が死んだ。
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カナシバリ 1996年 石川県 谷の寂しいところで、夜、金縛りにあった。
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ムジナ 1972年 千葉県 話者が20歳の頃のこと。活動写真を見ての帰り、夜道で坂の上から砂をザーザー掛けられた。ムジナの仕業。
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キツネ 1980年 秋田県 ある人が歩いていると、ツマゴワラジの紐を後ろから引かれた。近くの話者宅に向かって助けを求めてきたので、話者が出てみると、草鞋の紐は解けて後ろに長くなっていた。狐の仕業。
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チ,アカズノトイレ 1999年 栃木県 ずっと前、中学校のトイレで子供を下ろした女子生徒がいた。それでそこは開かないようにした。その中は血で真っ赤になっているという。
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カナシバリ,オバアチャン 1999年 栃木県 私の友人はよく金縛りにあう。頭ははっきりしているので目を開けると、おばあちゃんが立っているそうである。
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ジュウサンダンノカイダン,クビノナイヒト,クビダケトヒト 1999年 栃木県 13段の階段は縁起が悪いという。それは処刑台の階段が13段だからである。13段の階段を上って振り返ると、首のない人とか、首だけの人とかが見えるという。
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マックロノオオキナニンゲン 1961年 長野県 話者は幼い頃母を亡くし、継母が来る事になって挨拶に行った帰り、真黒な大きな人間に会った。振り返ってみると消えてしまった。実母が心配して出て来たのだろうと人に言われた。話者の姪も話者の家に来て、月の夜水汲みに出て、真黒い大きな人間に会った。出会い頭に消えたという。
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ナマクビ,オニ 1937年 京都府 1人の武士が歩いていると、棒に女の生首が刺さっていた。一目散に逃げると灯のともった家があったので止めてくれるように頼むと、その家の男に爛々たる目で睨まれたので、また逃げ出した。村人とともに戻ってみると、悪者に殺された女の首だった。そこを生首谷と言うようになった。また、昔、鬼が人間の生首を引き抜いて捨てた所ともいう。
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タヌキ 1989年 長野県 山の高いところに小屋があり、話者は若い頃泊まったことがある。夜中、人が山の下から登ってくるような声がしたので誰か来たと思って外に出ると誰もいない。また小屋に入ると、すぐそこで声がする。たぬきに化かされていると気づいたので、もう外に出ないようにしたという。
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ムジナ 1972年 千葉県 後ろから話し声がするので振り返ると誰もいない。また前を見ると声がする。家に帰るまでその繰り返しだった。ムジナに化かされたらしい。
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カッパ 1982年 宮城県 1937年のこと。話者の祖母が友人と小泉川の河口近くに草刈りに行って、あまりに暑いので泳いでいたところ、祖母はカッパに引っ張られて溺れて死んだ。死体の肛門から内臓が抜かれていたという。
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ネズン 1977年 富山県 ネズミは寝ている人に金縛りをかける。まじないをしているようでもある。
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ミーサン 1993年 三重県 話者が子どものころ、話者宅には1~2mほどの大きな蛇がよく見かけられた。話者の母が「巳さんのたたりが怖い」と言って、1940年ごろに巳さんの祠を祀ったら、蛇は出てこなくなった。
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ジサツ,チ 1999年 栃木県 中学校の屋上に続く階段の踊り場で自殺した人がいた。夜中の12時になると、その踊り場の所が血で染まるそうである。拭いても拭いても、血の後は染み付いて消えないという。
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イシヅチサン 1967年 愛媛県 石鎚山への参拝は、話者の7代前の先祖が御神体の巻物を受けて来たのが始まり。話者の家は1865年ごろ、以前の土地を売って現在地に引き払い、そのときに御神体も移したが、毎夜物音をさせて眠れなくなった。御神籤を引いたところ、以前の土地から動きたくないとの託宣であったので、元に帰したら休まった。そこで、今は話者の家が本部となって、以前話者の家だったところに住んでいる人が守り宿を務めている。
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