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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ブツゾウ
1936年 京都府
西別院村万願寺の8体の木像は雷よけに霊験あらたかだという。

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バケツバキ,ヤオビクニ
1990年 愛知県
万願寺に「化椿」がある。大木で7枝にわかれている。八百比丘尼がここに住んで入定したという椿だという。
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ライカ
1977年 愛知県
三河国碧海郡重原庄竹村郷、鈴木山竜興禅寺の什宝に雷檛がある。長さは9寸9歩で平面である。これは雷が寺内にある弁財天を安置した小島杉に落ちた時、そのあとで拾った物であるという。
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チヨダイナリジンジャ
1935年 東京都
千代田稲荷神社は、霊験奇瑞が頗る多いという。火難よけの神様として近隣の信仰を集めているという。
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ハチダイコウジン
1983年 岡山県
総社市奥坂後原にある八大荒神像の顔は、上段に三面、下段に五面あり、前に四臂、左右に各五臂となってるものがある。
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ケリアゲカンゼオン
1983年 鹿児島県
日向の国の志布志という里で、日頃から観音を信仰している女がいた。その夫が猟師だったので、夫の悪行を嘆き、何とか善心を起こさせようと観音に祈念していた。嘉吉2年5月に夫がいつものように山に入ると俄に雷が鳴り響いた。恐れた夫は観世音の聖号を唱えると、かの尊像が空中に現れて、夫の頭上に落ちてきた雷火を左足で蹴り上げて助けた。帰って観世音の像を見ると左足を上げていたという。
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オコゾウビ,タマシイ
1990年 長野県
栗尾にある満願寺の、大きな杉のてっぺんを烏川のこちらから見ると、お小僧火が見える。烏川を渡ると見えなくなる。満願寺の坊主が小僧をいじめて、死んでしまったので大きな杉の根本に埋めた。お小僧火はその魂だという。後、その杉に落雷があり、根本から焼けたが蛇が沢山出たという。
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ナナフシギ
1919年 京都府
西本願寺の七不思議は二種類ある。天狗岩・鶴亀の松・唐門・中雀門・見残石。躑躅胴の太鼓・三俵の大黒・木造龍頭吊・水噴の銀杏・行儀の富士・見えがくれの月・木造の土台。
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タイジャ
1959年 岡山県
落合村栗原、余河内下組の丘の上にある荒神の御神体は、頭が8つある大蛇である。
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ソウゲンビ,ユウレイ
1933年 京都府
幽霊は必ずしも人の形をして現れるとは限らない。鳥・鼠・昆虫などの動物の場合もあれば鬼になる場合もある。京都西院に出現する火の玉は宗源火と呼ばれている。
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トビカンノン
1989年 長野県
下條に織田氏が攻め込んだとき、栗生山興徳寺という寺を焼き打った。そのとき、本尊である観音像は火災を逃れるために、今の安置場所まで自力で飛んできたという。
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キジン
2004年 京都府
麻呂子親王が自ら薬師像7体を刻み,天照大神の加護を受けて鬼神を退治する。
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シチニンヅカ
1966年 静岡県
七人塚は、狩人が7人、山で行方不明になったものを祀っている。犬の声や鉄砲の音が聞こえるという。だから7人で猟に出てはいけない。
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アイゼンカツラ
1987年 長野県
北向観音の東院内にあり,霊木として崇められる。天長2(825)の大火の時,何処からともなく千手観音が現れて,このかつらの木の上で避難民を救ったといわれる。
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コウミョウ,メウボク,ミョウジン
1983年 滋賀県
真如堂の本尊は、万人が崇敬し、霊験他に異なる。その由来は、慈覚大師が近江国志賀郡の苗鹿明神に対面し、柏の柱を1本明神より賜った。その木が夜毎に光明を放つので不思議に思い砕いてみると、一片は座像の仏体、もう一片は立像の仏が鮮やかにあった。そこでこの木が妙木と悟り、本尊を作ったという。
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ジヌシサマ,シチニンミサキ,ミサキダイミョウジン
1983年 岡山県
真庭郡勝山町荒田の株五戸が祀っている地主様は、昔、彼らの先祖が旅先で殺した七人の旅人が祟る為に祀ったもので、七人ミサキ、或いはミサキ大明神とも呼んでいる。
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クジラ,カンノン,シュゴシン
1996年 三重県
正福寺に伝わる『志州天朗峰福寺縁起』がある。鯨に乗って海中よりやってきた十一面観音像は、現在でも両氏や航海者の守護神となっている。
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ジュウイチメンカンゼオン
1952年 静岡県
明治7年の社寺統一の際、11面観音像を仏坂というところから松山というところに移した。ところが病難火災が相次いで起こり、村民たちは憂慮した。ある夜大雷雨があり、翌朝になると仏像が仏坂に帰還し安置されていた。
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サイネンジノホンゾン
1970年 滋賀県
西念寺の田んぼに夜、稲を盗みに来るものがいた。そのときに本尊が住職に「泥棒が来たぞ」と知らせた。それ以来、この本尊は非常に信仰されるようになった。
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シングンノヤノネ
1977年
出羽国福浦に霊石があり、形は実に鏃のようで、雷の後で海辺に落ちているという。
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(トビサルホンゾン)
1967年 福島県
厳峯寺は天正年中に兵火にあい、堂宇は灰燼に帰した。しかし、七堂の本尊は岩窟まで飛び去り難を逃れた。
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