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検索対象事例

ヤ,タケ
1930年 広島県
能登原から弓を射ると、その矢が田島の属島の矢箆島に到達して、そこから根が出て竹林に成長したという話がある。

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1930年 全国各地
土に箭を立てておくと、そこから芽が出て、竹となるという伝説がいろいろなところにある。
類似事例

ヘラタケ
1926年 山口県
ある郷士が遊猟の際、あやまって犬を射殺した。発心して弓箭の業を止めたとき、篦竹を折って地に挿したものが矢竹だといわれている。
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ヤ,タケ
1930年 神奈川県
矢箆が淵というところでは、畠山重忠が戦死の際に、ここに二本の矢を立てたといわれる。そこから根が出て、毎年二本ずつ矢竹が増えていたという。
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ユリワカダイジン
1992年 群馬県
昔巨人が碓井川を跨いで砂技に向かって弓を射た。その時射た矢で中木山に穴があき、今星穴と呼ばれている。また矢が落ちた所が下仁田の矢川である。足跡と呼ばれる窪みが今でも残っている。
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ヨリトモ,ヤ,タケ
1930年 千葉県
上総では、昔頼朝が矢口から射た矢が、金矢というところに落ちたという伝説がある。その間は4・5町も離れていて、今でも矢口には矢竹の茂っているところがある。
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バンザブロウ,ニッコウサンノミョウジン,アカギヤマノミョウジン,ミズチ
2001年 栃木県
昔、日光山の明神と赤木山の明神が争った際、日光山の麓に住んでいた弓の名手・万三郎は日光山の明神に味方して勝利した為、以降、全国の狩猟を許されることとなった。
類似事例

バンザブロウ,ニッコウサンノミョウジン,アカギヤマノミョウジン,ミズチ
2001年 栃木県
昔、日光山の明神と赤木山の明神が争った際、日光山の麓に住んでいた弓の名手・万三郎は日光山の明神に味方して勝利した為、以降、全国の狩猟を許されることとなった。
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ヤノタケ,キジョ
1930年 長野県
戸隠の西谷にある社の周囲は杜があり、箭箆竹と呼ばれるところがある。ここは昔、維茂が鬼女を射た矢を二本土に立てて、そこから根が生えてきた所だと言われている。竹の産地ではあるが、領主がみだりに竹を切ることを禁じていた。
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ユミカケマツ
1990年 大分県
為朝が九州地方を統一しようとしたとき、山頂の松に的をおいて、統一できるかどうかを託して矢を射った。矢は松にあたり、その重さで木が曲がって大蛇の伏したような形で成長したのが「弓掛け松」といわれている。
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ヤ,ヤマトタケルノミコト,ツチグモ,ツキ
1930年 福島県
日本武尊が槻の木をもって矢を作り、八人の土蜘蛛を退治した。その箭がここに根をおろし、巨木となった。
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〔イワジ〕,〔イワサブロウ〕,〔サカサダケ,サカサタケ,サカダケ〕
1956年 宮城県
山賊の磐二磐三郎兄弟は二口の矢投坂で慈覚大師の弟子になり、下流の鬼を射殺す。二口から飛んできた矢は鬼を貫き、地面に突き立つと根を生じた。二口街道の西側畑の中に塚があり、今でも逆竹がある。矢の通った畑の一部では作物が育たないという。
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ヤ,サカノウエタムラマロ,タカマル,タケ
1930年 宮城県
坂上田村麻呂は、高丸を箆嶽に追い詰めて射殺した。その胴を丘の上に埋め、残りの箭を槌に刺した。そして、また東夷が起きることなければ、この七日七晩の間に活きて枝葉を出すだろうという誓いを立てた。すると、誓いどおりに矢竹が繁茂し、正月二五日にはこの竹を切って箭を作る。
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ツエ
1926年 秋田県
秋田市牛島の三皇宮に、田村将軍が杖をさしたところ、成長してブナの木になった。樹間から水が湧き、霊水といわれている。
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カミヤノネ
1974年 山形県
出羽国福浦村のあたりで、激しい雷雨の後に神矢の根というものが降ってきた。これは神軍が空中から降らしたものだと住人は言っており、同じ田川郡でも似たような事があるという。その形は様々で、鏃型や斧鎌の形、太鼓のばちの形のものもあるという。
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ツエ
1925年 和歌山県
熊野の山奥の請川と日足の村境に、請川の住民が朝鮮征伐のときに持ち帰った杖を刺したところ、成長して桜の木になった木がある。高麗桜ともいう。
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ノノミヤ,サカノウエノタムラマロ
1956年 宮城県
白山の社前で、坂上田村麻呂が矢を地面に突き立てて蝦夷平定を祈ったところ、根が生えて藪となった。これを箆(のの)と称し、箆宮権現という。
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ツエ
1925年 富山県
光実上人の杖が成長したと言われる竹叢が下味見村折立にある。
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ダイジャ
1961年 静岡県
昔、大蛇が長者が原の方から天城山の池へ通っていた。その当時、尾張の針屋が刀をさしてきた。大蛇がその人を呑もうとすると刀が自然にぬけて大蛇にむかい、針屋は呑まれなかった。それを見ていた人が刀をすりかえたので、その次には呑まれてしまった。針屋の娘が大蛇を退治しに来て、小杉原のアネガクボとイモウトガクボというところで、大蛇を射た。最後の矢が大蛇の目に当たり、蛇は転げて岩にはさまった。その岩はジャガバサミという。また、大蛇の歯と使った矢を伏倉のナカインキョが蔵している。
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スギ,ヤタテスギ,ヨウセイ,フジワラノヒデヒラ,ミナモトノヨシイエ
1956年 宮城県
藤原秀衡上洛の途中、首途を賀して家来とともに矢を射た杉。東海道路傍にある。明暦のころ、船材としてこの杉を伐採すると矢の根が多く出たといわれる。船が落成する前夜、妖声があり、あくる日船は破壊されていたという。他、柴田郡川崎町小野に源義家の矢立杉、栗原郡若柳町有賀に源義家の弓立杉、矢立杉がある。
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シイノキネツエ,ヤ
1930年 新潟県
弥彦山の神は和銅三年に始めて上陸して、そのときに突き刺した椎の木の杖が、神木となっている。国に何かあれば、杖の木が異を示し、神に祈祷してこの木の枝葉を取って箭を作り、これで戦うと勝利するといわれていた。
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