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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ニワトリ
1931年 福岡県
磯崎様は新宮浦にある小さな漁村の氏神様である。磯崎様は鶏の声を聞いて上陸したと伝えられており、この浦の人は鶏を食べると1週間ほど漁に出ない。鶏を食べて漁に出ると、全く魚が取れないといわれている。

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ウジガミ
1943年 静岡県
氏神が鶏を嫌うので、飼わない。飼ったら鶏が病気になったり、その家に不思議なことが続いて良くないという。
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ニワトリ(ゾクシン)
1990年 群馬県
鶏が夜鳴くと人が死ぬと言われている。
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ニワトリ
1953年 鹿児島県
鶏が夜なきすると、火事があるという。
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イソザキイナリ
1956年 宮城県
文禄の朝鮮の役(1592)に、磯崎の水主が伊達勢の水軍として高麗に渡ったが、磯崎稲荷も眷属の狐を従えて出陣したといい、肥前の名護屋に滞陣中、その中の1匹が淀君の侍女について侍女が病気になる。それを追い出そうとすると、「われこそは奥州松島は磯崎明神の眷属なるぞ」と力み返ったので、太閤大いに怒り、「汝早々に狐めを退散させずば、やわかそのままに差し置くべき」と、お叱り状に、稲荷太明神殿、太閤秀吉としたため、花押までつけて遣わしたので、狐も逃げ出し、侍女の病気も治ったという。このお叱り状は磯崎稲荷に長く伝えられていた。
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ケチヤマ,ニワトリヤマ,テンノウサマ,ボーコ
1955年 静岡県
ケチ山の一つ鶏山は、山奥から鶏の声がしたからこう呼ばれる。昔、天王さまがいるといわれた。ボーコもいた。
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コウジンサマ
1983年 愛媛県
鎌倉市太郎がタゴリ(咳)で苦しんでいると夢に荒神様が現れ、鶏の絵を描いて信仰すると良いとお告げがあった。実行すると全快したので、この幟を奉納した。鎌倉家では鶏を食べない。村人も一般に鶏を殺さない禁忌がある。
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タニノオショブ
1958年 和歌山県
村の西の浦に出る女。
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ニワトリ,ボラ
1956年 宮城県
松島地方の妊婦の禁忌として、鶏を食べると乳が出なくなるので食べないと言う。また湾内で取れるボラも食べないと言う。
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キンノニワトリ
1988年 奈良県
御杖村の小倉山には石棺があって、金の鶏が納められている。元旦にこの鶏の鳴き声を聞いたものは死ぬと言う。
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センジュカンノン,ジゾウボサツ
1984年 愛媛県
養老年間に磯崎浦のある漁師が、突然大地からわき出てきた千手観音、地蔵菩薩の像を見つけて、出石寺を創建した。
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ニワトリ
1976年 山梨県
甲州の鶏谷で自然に鶏が生まれる。捕ってきて家で飼うと、餌を食べずに水だけ飲んで、2,3日の間に自ら死ぬ。
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オトラギツネ
1916年 愛知県
ある日の朝、鶏が狐に襲われたことがあった。その当時婆さんに憑いていたおとら狐が、鶏を取りそこなって残念だったといった。
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キツネ,オニカジ
1939年 青森県
狐が鬼鍛冶と呼ばれた男をだまして鶏を奪おうとしたが、豪胆な男であったので、幻影を乗り越えて鶏を頭から食べてしまった。
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キンノニワトリ
1968年 鳥取県
昔上司南条という殿様が尼子晴久に攻められ、この地に逃げてきた。城の宝物である金の鶏を持っていたが、追っ手の追及が激しく、熊谷という谷川の滝壷に金の鶏を投げ込んだ。この渕を鶏渕または丸渕と呼ぶ。この金の鶏は今も渕の底に沈んでおり、毎年大晦日の夜高く鳴いて新年を告げると言う。鶏渕に石を投げ込むと雨が降るという。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
不動様を祀る人たちは、鶏を神使として鶏肉と田螺は食べない。
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(ゾクシン),ニワトリ
1935年 栃木県
鶏が夜泣きをすると火事になるという。夜鶏の鳴き真似をすると火事になる。防ぐには、頭から柄杓で水をかけるとよい。
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ヨウカイ
1931年 沖縄県
妖怪は鶏の鳴き声を恐れるのだという。
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タカラヅカ,ヨメナキヅカ,キンケイ
1934年 兵庫県
宝塚古墳とは黄金の鶏を埋めた故にこの名がついたとされ、松尾村が滅びる恐れのある場合は発掘して金鶏を取り出すべしと伝えられる。また、嫁泣き塚ともいい、金鶏が度々鳴いて、村に大事あると吉凶を伝える。ある者が発掘して金鶏を捕らえようとすると、金鶏は塚を出て飛び去った。
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オオニュウドウ, キノカブ,イケノコイ, サンボンアシノトリ
1989年 鳥取県
法寧寺にいろいろな化けが出て旅の僧が祈祷で退治した。大入道や三本足の鶏が出た。正体は切り株だったり、水溜の池の鯉だったりした。三本足の鶏は屏風に描かれた鶏で、物をぶつけたら屏風が破れていなくなった。
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オオヤマネコ,オネコサマ,ネコ
1956年 宮城県
田代島は牝鹿半島の西に位置する島で昔の流刑地。年を経た大山猫を祀ったお猫様という祠があり、時々怪を見る。島では海が荒れると称し、犬の上陸を嫌って鶏を飼わない。漁の初穂をお猫様に供える。
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オウゴンノニワトリ
1938年 京都府
昔、長者が住んでいたといわれる屋敷跡には黄金の鶏がいて、節分の晩に鳴くと伝えられている。
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