(ゾクシン),ウマ 1933年 神奈川県 馬を焼き殺すと3代祟るという。
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ウシ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 火事などで牛を焼殺すと7代祟る。
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(ゾクシン) 1974年 愛媛県 火事のときに、牛が小屋から出てこない場合は、臼を外に出すと牛が自然に飛び出てくるといわれている。
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ヤマンバ 1942年 不明 馬子が峠で山姥に鯵を求められる。馬子が山中の1軒屋に逃げ込むと、そこは山姥の家で、帰ってきた山姥が釜の中に寝たので、下から火を焚いて焼き殺した。
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(ゾクシン),ウマ 1933年 岩手県 出棺の時に厩で馬が嘶くと続けて人が死ぬ。だから厩の戸は堅く締め馬には風呂敷で目隠しする。それでも往々にして嘶くのである。
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カワウソ,タタリ 1976年 鹿児島県 薩州でかわうそを殺すと馬が祟られると言って殺さない。その祟りは七代続くという。かわうそは水に属し、馬は火に属す。ゆえに水が火に克することは自然の理である。
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ムジナ 1959年 山梨県 馬方の爺様が炭売りに行った帰り、峠の途中で男の子に化けた狢が現れた。爺様は男の子に化けた狢を騙して馬に乗せ、縄で鞍に縛り付けた。家に帰ると鞍に縛り付けたまま火で炙った。狢は正体を現して泣き、やっと許してもらって山へ逃げていった。
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キツネ 2002年 山口県 狐に化かされたと、一週間も鉦や太鼓で探し回り、三里先の部落のある家の軒下に入り込んでいたところを犬に吼えられていたのを見つけ出したということがあった。また女などにも化けるといい、火などをともしてみせたという。馬を部落裏の台山に放牧したことがあったが、狐の穴に足を落とすと化かされるといい、また化かされたものもいた。
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ヤマンバ 1942年 徳島県 馬子が峠で山姥に鯖を求められる。馬子が山中の1軒屋に逃げ込むと、そこは山姥の家で、帰ってきた山姥が釜の中に寝たので、下から火を焚いて焼き殺した。
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ヤマンバ 1942年 鳥取県 馬子が峠で山姥に鯖を求められる。馬子が山中の1軒屋に逃げ込むと、そこは山姥の家で、帰ってきた山姥が釜の中に寝たので、下から火を焚いて焼き殺した。
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ウマノイナナキヲイムフウシュウ,(ゾクシン) 1972年 福島県 葬式のときに馬を嘶かせることを忌む風習がある。棺が家のジョーグチを出るときに馬をなかせるとその家ではまたひとつ葬式が出るという。
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ソウトウノヘビ 1966年 秋田県 山に柴を刈りに行ったら、滝の沢というところで馬が動かなくなった。頭が二つで尾のない蛇が潜んでいるのが馬には見えたのだった。村の若者が火をつけて蛇を焼いてしまったが、最初に火をつけた人は病気になって死んでしまった。蛇の怒りと言うことで、そこに神社を建てた。
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ヤマンバ 1942年 福島県 馬子が峠で山姥に鰹節を求められる。馬子が山中の1軒屋に逃げ込むと、そこは山姥の家で、帰ってきた山姥が長持の中に寝たので、下から火を焚いて焼き殺した。
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ヤマンバ 1942年 茨城県 馬子が峠で山姥に鰹節を求められる。馬子が山中の1軒屋に逃げ込むと、そこは山姥の家で、帰ってきた山姥が釜の中に寝たので、下から火を焚いて焼き殺した。
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ウマ 1967年 福島県 出棺するとき、飼っている馬がいななけば、その家の人が死ぬという。
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キツネビ 1987年 長野県 馬を引いていてきつね火を見た時は,馬の尻尾に掴まったり,手綱を取ったり,上に乗ったりして馬の歩いていくのに任せないと,とんでもないほうへ連れて行かれてしまう。馬は利口な生き物なので,必ず家につれて帰ってくれるという。
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オロチ 1974年 佐賀市 元弘三年櫛田宮の前を通ろうとすると馬がすくんで動かなくなった。鏑矢で祠の扉を射ると元の通り動けるようになった。後に見るとおろちが矢に当たって死んでいた。
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(ゾクシン),ウマ 1933年 栃木県 葬列の出る時馬が嘶くとその家に不幸が起こると言ってなかせぬようにする。
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セコ 1960年 大分県 セコが馬を曳きに入ってくると、馬はふうふうと苦しそうな鼻息をしながら、口から火を吐いて駆け廻る。そこでセコ除けのため、マヤ(馬小屋)の入り口に毛がついた猿の肱を打ち付けておく。右肱では効果がない。
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キツネビ 1943年 静岡県 狐火は、狐が馬の骨をくわえて息がかかるとおこるという。
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