(ゾクシン),ヘビ 1933年 千葉県 千葉市では、ヌシの蛇はその他の蛇よりも目が大きいという。
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アオノルス 1993年 岩手県 青のるす(アオダイショウ)が家の中にいたので、袋に入れて川原に逃がしたら、家の人より先に帰っていた。家の守り神といわれた。青のるすを殺すものではない。
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ツチノコ,ノヅチ 1968年 奈良県 ノヅチをツチノコともいう。ノヅチは、海に千年、山に千年修行して天に昇るが、人に見られたら出世できない。ノヅチはヤマヌケして、川の水と一緒に海に出る。
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ジャ 1968年 奈良県 大きなアオダイショウを4人かかってやっと殺した。翌日行ってみたら、同じ所に同じくらいの蛇がいて、叩き殺して埋めた。
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ヘビ,ヌシ 1975年 兵庫県 奥地には、このあたりのヌシといわれるヘビが出て、毎年目撃されているが、人に危害を加えることはない。
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オオサキ 1983年 東京都 オオサキは家の者についていって、人をまやかしたり、病気にさせたりして苦しめるという。イタチの大きいようなものらしい。
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ヤマノヌシ 1962年 徳島県 夜口笛を吹くと山のヌシが近寄る。
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カワエロ,ノシ,カッパ 1972年 岐阜県 カワエロとは河童のことで、ノシ(主)ともいう。川で、水がねばねばになると、カワエロに見込まれたので動けなくなって引かれる、カワエロと友達になったので夜にカワエロが呼んで連れて行ったともいう。
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ヌシ,ナガモノ 1968年 奈良県 明神池のヌシがナガモノであることは有名である。
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クダショウ 1934年 静岡県 谷の沢にいるクダショウという鼬ほどの獣を捕らえてきて、自宅に祀ると金持ちになるといって、実行している家もあるそうである。
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ダイジャ 1968年 奈良県 大蛇を見て寝込んだという話がある。小学生が遠足に行った時、長さ2間余り、茶瓶ぐらいの胴廻りの大きなアオダイショウが道を横切っているのを見た。
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ヌシ,ガタロ 1940年 大阪府 池にはヌシが住んでいる。これらの主は綺麗な着物を着た人が好きで、呼び込む。池床のどこかに深い穴があって、池が空になると竜宮へ帰る。だから池が空でも無暗に池床を歩いてはいけない。
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ツブ,ヒダリマキ,オヤツブ 1961年 秋田県 沼平(ぬまだい)という大きな沼にいる田螺はみな左巻きで、大きいのは石碓(いしうす)ほどもある。これを親田螺(おやつぶ)といって沼の主とあがめたという。
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ヨシカドリ 1973年 長崎県 アオバヅクのことを「ヨシカドリ」と呼ぶ。母親がヨシという子とカシという子を水田の番に使わしたが、2人とも洪水で流されてしまう。母親は悲嘆のあまり鳥になり、ヨシカカシカと呼びながら我が子を探しているのである。
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コンジンサン,ダイコンジン 1958年 香川県 スジは魔性のものの通り道で、コンジンサンの通り道をナワスジといい、大金神の通り道をオオナワスジと言う。
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ノブスマ 1965年 ノブスマはムササビの方言であり、ツチコロビ、ノツチなどと読んで蛇と見ている地方もあり、野の精霊である。
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エセコ,ヘビ 1961年 秋田県 エセコが家の裏の井戸で顔を洗ったり洗濯をしたりしていたら、いつの間にか蛇体になり、大暴風雨の時に身を隠した。そして一夜のうちに大きな沼ができ、そこの主になった。これをエセコ沼という。
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ノシ 1959年 徳島県 ノシは、淵にいる化物のことである。
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カシコブチ 1956年 宮城県 渕のヌシは大蜘蛛である。蜘蛛が岸の岩の上で釣りをしている男の脛に何かくっつける。男はそれを拭い取って傍の柳の大木にくっつける。これを何度も繰り返すうちに大木は根こそぎ渕に引き込まれ、渕の底から「賢い、賢い」という声がする。
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ナガヌマノカラトイワ,ダイジャ,セック,ハタノオト 1956年 宮城県 娘の姿で沼のヌシの大蛇が現れる。機の音が節句の日に聞こえる。
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