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検索対象事例

アビジゴク,ムゲンジゴク,ダイショウネツジゴク
1935年
阿鼻地獄というのは無間地獄といって、大焦熱地獄の下にあって欲界の果ての底であるという。

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ムゲンジゴク
1935年
仏教の説によると、地獄の数は136あって、そのうち無間地獄ないし阿鼻地獄は五無間といって5つあったという。
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ガキ
1975年
人が善ならば天堂に生まれ、悪ならば地獄に堕ちる。地獄に堕ちる者は餓鬼といわれる。餓鬼は喉が針のように細いので、水を飲む事ができず、水を見ると火に変わるという。
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エンマオウ,ジゾウボサツ
2001年 奈良県
金剛山寺(矢田寺)の満米上人は閻魔王の招請を受けて、閻魔王宮に赴いて菩薩戒を授けた。喜んだ閻魔王は満米を阿鼻地獄の見える岳上に案内して、鉄扉を開くと、そこには受苦の衆生と共に猛火の中にいる地蔵菩薩の姿があった。地蔵菩薩は満米に、「私は釈尊の付属を得て悪業の衆生を救うために炎の中にいるが、一毛の縁も無い者は救えない。人界に帰って苦を恐れる者は私に結縁するよう人々に伝えなさい」といった。
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1972年 長崎県
高島に死人鼻と呼ばれる場所があり、死人に火がともったといわれている。キリシタンの処刑地とも言われている。
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オニ
1970年
地獄で罪人が鬼に向かって、なぜ鬼は地獄に堕のかと聞けば、鬼はおぬしの子であると答えた。罪人が前世で罪を犯すたびに鬼の姿が出来上がったのだという。
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テング
1936年 岐阜県
御嶽様へ雨乞いに行った者が地獄谷へ礼参りに行き、象の鼻というところで岩の端から底を覗くと断崖に恐ろしい形相のものが睨み上げて恐ろしくなった。その後急に大嵐になった。
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ハナナメジゾウ
1931年 秋田県
三倉鼻には鼻なめ地蔵というのがある。子供が鼻をなめようとしても届かない。背の高い子が来ても地蔵の背が高くなって舐めることができないのだといわれている。
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スギナ,ジゴク
1929年 岩手県
地獄のかぎのつるが、すぎなである。だからすぎなの根は黒い。
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カキ
1976年 富山県
立山の麓の岩倉川にかかる橋は、他国の人には容易に渡れない。土地の人びとは、これを三途の大川という。また川の東の山は、死出の山と呼ばれる。その頂には常に火気があり、これを地獄という。
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ドンコ
1984年 愛媛県
魔の淵にドンコがいた。ある日、背中を出して休んでいたのを、男が捕らえて峠の道を歩いていると、人の気配はないのに人の声がする。聞くと「ドンコさん、ドンコさん、どこい行くんぞな」と言う。すると背中のドンコが「おらあ、仲居谷へ背を焙ってもらいに行くぞ」と答えた。男は驚いてドンコを放り投げて逃げ帰った。
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オニ
1983年
鬼狂言。鬼(えんま大王)は人間が仏道に帰依して皆極楽へ行くので自ら六道の辻へ出て罪人を待ちうける。そこへ朝日名(朝比奈?)がやってくる。鬼が責め立てて地獄へ落とそうとするが動じない。鬼は和田軍の起こりを話せといい、朝日奈が話す。鬼は朝日奈を地獄へ連れて行くべきだが地獄でもものぞこないがあるということで結局極楽へ案内することになる。
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ジゴク,タテヤマ
1935年 富山県
立山の地獄に願えば、思う人の霊が影のごとく現れるという。
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オテング
1953年 埼玉県
ナゴウ沢で炭を沢に落として煙草を吸っていたら、お天狗に投げられて、目が醒めたらとんでもないところにいた。
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ジゴク
1977年 秋田県
悲願の中日には地獄のふたが開く。危険なところに出かけることはしない。
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1975年 愛媛県
大野の観音様の元屋敷から観音様にいたる道は「魔の通り道」といい、いやな場所であるといわれている。
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(ソウガジョセイニツクコト)
2001年
南都の僧侶・障圓という人は学問をよくする人だったが魔道に落ちた。僧はある女性に憑いて、「春日大明神を奉ずる人は春日野の下にある地獄に堕ちる」ことなどを語った。
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ユウレイ,スズメジゴク
1929年 長崎県
雲仙岳の雀地獄は、昔、雲仙岳にあった大寺院の稚児二人が、白雀を巡って争いとなり刺し違えて死に、それがきっかけとなって一山の宗徒が互いに争いとなり、寺がすべて焼けてしまった跡に湧いて出たという。旅の僧は雀地獄を訪れて、夢に二人の稚児が死後も幽霊となって争いつづけているさまを見せられた。
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アクロジンノヒ
1965年 三重県
猪草が淵は山蛭が多く人を悩ます大難所であったが、このほとりに悪路神の火が多く往来する。この火に行きあう者は、火の通り過ぎるのを身を縮めて待つ。そうでなければその火が近づいてきてたちまち大変な病気になる。
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テング
1975年 栃木県
下野国日光山四十八滝の裏見滝は滝の裏に不動明王があり、これを見る人は畏れ敬う。不浄の人がここに来れば天狗に命を奪われるという。
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トリノジゴク
1977年 兵庫県
摂州有馬山にある鳥の地獄という場所は、生物が入ると必ず死ぬという。
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